粗悪なSEO業者が乱立中 (読売新聞 関西版)

読売新聞の記事によると、検索順位を保証しますといいながら依頼すると逆に順位が下がるなどSEO苦情が増加中らしい。


公開日時:2007年07月03日 21:19

読売新聞 関西版の記事(記事名:「検索で上位」のはずが・・・SEO業界団体に苦情続々,http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20070703p202.htm)によると、検索順位を保証するという会社のSEOサービスを利用した結果、逆に順位が下がったという苦情が増えているということです。

記事で紹介された事例では、SEO対策ソフトを5年間リースで契約したけれども導入後に順位が大幅に低下(16~40位から300位以下に)、業者に苦情をいったけれども「順位上昇は確約していない、順位が下がったのはソフトが原因ではない」と説明されたそうです。リースも途中解約ができないということで弁護士に相談中。

最近あちこちの会社が「順位保証」や成果報酬型を掲げたSEOサービスを開始していますが、どんなSEO手法を用いているかを調査・分析すると、全うなものもあれば微妙なもの、あるいは「これはガイドライン違反だろう」というスパムまでいろいろとあります。私はSEOが専門ですからこうした手法を簡単に見抜けますが、一般の企業の方ではまず不可能でしょう。

SEOをアウトソースしようとする方はまず、SEOについて基本的な知識は自分で学んでおくべきです。検索連動型広告も同様ですが、自分で一切考えず代理店に丸投げというのが一番よくありません。

次に、特定のキーワードでの順位を"保証する"ことは、どんなに超高度な技術を持つ(と自称する)SEO会社でも絶対に無理であるということを知っておくことです。これは気象予報士が大気の動きや風向き、気温など多数の要因を分析しても明日の天気を100%的中させることができないことと同様、検索会社が開発した複雑なアルゴリズムの仕組みや変化を100%捕捉できない私たち外部の人間が、あるウェブサイトを特定のキーワードで順位保証することなど不可能なのです。同様に、検索エンジンのクローラを指定期日内に確実に呼び込んだり、指定の時間内にデータベースに反映させることも私たち外部の人間は操作できませんから、「○週間以内に順位をあげます」などという時間軸で保証することも絶対にできません。

ただし、順位を保証するのではなくて「順位があがった時だけ課金します」ということを明確にうたっている業者の場合は別の話です。これは過去の経験から、きっとこういう対策を施せばある時間が経過した後にきっと順位が上がるであろう、という予測ができるから、そういうサービスを提供するわけです(まぁ、そんな予測が全然できないのに成果報酬をうたっているケースもありますが :)。成果報酬型については当たり外れがありますので、ほかの利用者の声によく耳を傾けてみたらいかがでしょうか。

新聞記事で紹介されてる「途中解約不可」は極端なケースな気がします、契約する前にちゃんと条件を確認すべきですね。





記事カテゴリ:サーチニュース 07H2



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