『display:noneの利用 = 検索エンジンスパム』 ではない- Google Wysz

米GoogleのWysz氏が、隠しテキスト問題についてGoogleの見解を説明。クローラが閲覧するコンテンツとユーザーが閲覧するコンテンツが同一である限り、display:none などでテキストが隠れた状態でも問題がないとの見解を示した。


2007年10月12日 07:33 | サーチニュース 07H2 | TrackBack (0) |

米GoogleのWysz氏は、ウェブサイトのナビゲーションメニュー設計において、CSSで display:none を使用したからといって即座にスパム行為と判定するわけではないとの見解を明らかにした。米Google Webmaster CentralチームがFAQを作る目的で募った質問に対して答えたもの。

CSSの display:none の利用はSEOの世界では頻繁に取り上げられるトピックの1つ。検索エンジンは、クローラが見るウェブページとユーザーが見る(ブラウザが表示する)ウェブページが異なること、つまり隠しリンクや隠しテキストを問題視している。理由は、訪問者にとって不利益になることとウェブページの適切なランク付けが行えないためだ。ただし、音声ブラウザやアクセシビリティへの対応、あるいはナビゲーションメニューの視覚表現上の理由でスタイルシートにより非表示にしなければならない場合も当然ある。つまり、display:none は必ずしも検索エンジンスパムという悪意ある目的のみで用いられるものではなく、正当な、合理的な理由があって用いられる場合もあるわけだ。

この問題について Wysz氏はウェブページ上で display:none を使用して一部のテキストが隠されているからといって即座に検索インデックスから削除するわけではないと説明。Google(クローラ)が見るコンテンツと、ユーザーが閲覧するであろうコンテンツがほぼ同一であれば問題がなく、一方で隠しテキストや隠しリンクが悪意を持って、故意に行われていると判断されれば、Googleはランキングを下げたりインデックスから排除するなどの対策を講じると説明した。

[追記] ちなみに display:none でテキストを隠すことが検索エンジンスパムに該当するか否かの議論は2005年10月にも行われている。この時はエンジニアのMatt Cutts氏が、テキストを隠すことを目的にスタイルシートを利用するのであれば明白なスパムだが、DHTMLやマウスオーバーでテキストが隠れている、あるいは画像ロゴもあるし(CSSで隠れた)テキストもあるという場合もスパムになるわけではないと説明。例えば株式会社○△□のロゴがあって、そこにテキストで”株式会社○△□”とあったからといってスパムとは判断しない。しかしもし、テキストが延々と羅列されているのであればスパム行為とみなすとしている。

cf.
display:noneを利用してテキストを非表示にするのはスパム? [SEM総合研究所分室]

隠しテキストおよび隠しリンク [ウェブマスター向けヘルプセンター]
http://www.google.com/support/webmasters/bin/answer.py?answer=66353

#
SEOにおける display:none の使用方法については、Web制作やSEO業界でも中途半端な理解で誤解されている方も少なくないので、記事としてまとめてみました








最新の検索エンジン業界ニュース SEMリサーチ RSS 1.0SEMリサーチ

▼[PR] 「検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書」好評発売中
ネイバー、新検索サービスのクローズドβユーザ募集開始
GoogleからYouTubeへの訪問者、80%以上がナビゲーショナルクエリ以外で流入 - Jストリーム調査
グーグル、「検索エンジン最適化スターターガイド」日本語版公開
米MS BingのTV CM (動画)
米MS、モバイル検索「Bing for mobile」公開 - PCページの閲覧性高める機能搭載
BingやTwitterが中国でアクセス不能に
アイレップ、検索特化型分析ツール「Enquisite Optimizer」販売開始
▼「SEMリサーチ」トップへ戻る




免責事項:SEMリサーチは、本記事中で触れている企業、商品、サービスの全てについて一切の保証をしておりません。各自の判断でご利用下さい。





関連SEMサイト - SEM リサーチ | キーワードリスト自動生成ツール | キーワードアドバイスツールプロ

カテゴリ:Google (2006) | Google (2007) | Google (2008) | Google (2009) | MSN / Live Search | YST / Yahoo!検索 | SEO(検索エンジン最適化)
検索連動型広告 | ウェブ解析 | コンテンツ連動型広告>サイト内検索 | 地域情報検索 | 動画検索 | 旅行検索 | モバイル検索


運営者 - 『検索にガンガンヒットするホームページの作り方』 - 『検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書』