検索エンジンはリンクの「数」「質」「関連性」「アンカーテキスト」を評価する

検索エンジンはリンクの「数」「質」「関連性」「アンカーテキスト」といった要素を評価し、ページの重要度を判断していきます。


2008年04月25日 21:01 | SEO(検索エンジン最適化), サーチニュース 08H1 | TrackBack (0) |

検索エンジンが用いている「分析・評価対象となるリンク情報」とは主として次の4つを指します。

リンクの数(Number)

評価対象となるWebページに対してどれだけのリンクが張られているのかを評価します。例えばWebページAが外部ドメインのページから合計して100個のリンクを獲得している一方で WebページBが外部ドメインのページから合計して 50個のリンクしか獲得していないのであれば、単純に数だけで比較すればWebページAの方が評価が高いわけです。ここではリンクを「支持投票」と捉えて評価しています。

リンクの質(Quality)

ある1つの張られたリンク元のページが、どれだけ権威あるWebページであるか、どれだけ質が高いWebページであるかを評価します。つまり、同じ1つのリンクを張られるのであれば、リンク元ページの評価が高ければ高いほど、そのリンクも価値があるということです。例えば世の中の誰も知らない、こっそりと開設されている個人ホームページから1つのリンクが貼られるよりも、Yahoo!JAPAN のディレクトリーからリンクが張られた方が、より価値のあるリンクであるということです。先ほどリンクの数で「支持投票」と表現しましたが、その支持投票を投じる側の質によって、1票の重みが変わるわけです。

リンクの関連性(Topicality)

ある1つのリンクにおいて、リンク元ページとリンク先のページがどれだけ関連性があるかを評価します。ここでいう「関連性」とはWebページの情報がトピック・テーマという観点でどれだけ繋がりがあるかを示します。例えば、ある相対性理論について論じたWebページがあった時、スペインサッカーリーグの情報を扱ったWebページからリンクをもらうよりも、同じ相対性理論について論じているWebページからリンクをもらった方が、リンク元とリンク先ページ相互に関連性が認められますので後者のリンクの方が高く評価されます。同じ支持投票でも1票の重みが変わることを意味します。

また、先に挙げたリンクの数と質はあくまで評価対象となるWebページが「どこからリンクを張られているのか」という視点で判断されるのに対して、関連性は評価対象となるWebページが「どこから」だけでなく「どこに対して」リンクを張っているかも問われる点が異なる点にも着目してください。

アンカーテキスト(anchor text)

あるWebページを他のページが何と表現しているのかを評価します。具体的には、リンク元サイトのアンカーテキスト部分の情報を元にリンク先ページの内容を判断しようとするのです。

Webページが相互にリンクを張り合う時、多くはアンカータグが用いられます。このアンカータグ内に記述された文字情報を「アンカーテキスト」と呼びますが、このアンカーテキスト内の言葉をリンク先ページと関連づけます。なぜならアンカーテキストには通常、リンク先ページに関連する言葉を記述するものだからです。

つまり、例えば

<a href="http://www.asahi.com/">新聞社</a>

と記述した時、「新聞社」という言葉とリンク先である asahi.com (アサヒ・ドットコム)のページが関連あるものと評価するのです。

また、単にアンカーテキストとリンク先を関連づけるのではなく、アンカーテキストの言葉とリンク先ページのコンテンツとの関連性も評価されます。つまり、

(1) <a href="http://www.asahi.com/">ここをクリック</a>
(2) <a href="http://www.asahi.com/">朝日新聞のWeb版</a>

(1) と (2) を比較すると、asahi.com とアンカーテキスト「ここをクリック」とはトピック的に何の関連性もありませんが (2) は「朝日新聞」と asahi.com とに関連性があります。従って同じリンクの評判に関する評価でも後者 (2) の方が高く評価されます。

(2005年1月)








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