[調査] SEO - 検索順位とクリック数の関係 - 米AOLの検索行動データより

米AOLの実検索データをもとにした、検索順位ごとのクリック数データ。自然検索、AOLはGoogleを採用。


公開日時:2008年06月26日 17:27

検索エンジンにおける掲載順位と予想できるクリック数、クリック率の関係について質問を受けることが時折ありますので、過去に紹介したことがありますが改めて、検索順位とクリック数のデータを紹介します。

検索順位ごとのクリック数データ - AOLの実検索クエリデータより 自然検索

SOURCE: AOL Real Search Query Data, March 2006 ~ May 2006, AOL 2006

この表は、米AOL自然検索における実際の検索行動データを集計し、検索順位ごとのクリック数をまとめたものです。AOLが過去に公開した、匿名の全検索ログデータに基づいていますので、実数値です。集計期間は2006年3月から5月、対象検索数は9,038,794、クリック数は4,926,623です。ちなみにAOLの自然検索はGoogle。


検索エンジンによって検索行動は違いがあります。例えばAOLはGoogleやYahoo!と比較してコンバージョン率が少し高い、検索リテラシーが若干低め、自然検索がクリックされやすいといっ特性があります。こうした違いはありますが、全体的な検索利用者のクリック行動の傾向を掴むには良い実データでしょう。

データの通り、最もクリックされるのは予想通り1位です。検索結果でとりあえず1位をクリックする、ナビゲーショナルクエリにより当然のように1位をクリックする、といったことも影響するはずですが、総じて1位はクリックしてみるものです。以下、2位、3位、4位とクリック数は徐々に減少していき、6位と1位を比較するとクリック数で10倍の差が出ています。9位と10位を比較すると、10位の方がクリック数は多くなっています。これは、ブラウザ画面を一番下までスクロールした時に視野に入りやすいといったUIも影響していると考えられます。

ちなみに検索順位ごとに、1つ上の順位とのクリック数の差を見ると、1位と2位は3.5倍程度の差がありますが、2位以下のそれぞれ1つ上の順位とのクリック数の差は、1.0~1.4倍の範囲に収まっています。

以上は自然検索のみのクリック数のデータですが、自然検索と広告を合算した、検索結果におけるクリックシェアのデータもあります。こちらは先日発売した「検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書」の19ページに記載してありますので、興味がある方はあわせてお読み下さい。

[追記] 全検索数と全クリック数、検索順位毎のクリック数から、順位毎の「クリック率」、SERP 1位~10位内における獲得クリックのシェアを計算したデータを掲載しました。クリック率は1位がダントツで高くなっていますが、実際にはキーワードによって随分と変わります。





記事カテゴリ:サーチニュース 08H1



他の検索・SEO 関連の記事
新刊:ネットショップSEO 2014発売されました(2014年5月)
グーグル、モバイル検索結果に AMPへのリンクを表示開始
金融商品の比較検討ができる Google Compare が2016年3月終了
ウィキメディア財団、検索開発のために250万ドルの資金援助受ける、「Google対抗」報道を否定
Facebook、4月12日から Instant Articles をすべてのパブリッシャーが利用可能に
Google、ウェブ検索結果右側の広告枠を廃止へ
Google、AMPページを検索結果にカルーセル形式で表示
Google検索、AMP対応を2月24日に開始、検索結果に表示へ
2016スーパーボウル、検索の82%はモバイルから Google発表
Google 検索結果のナレッジグラフカードが編集可能に
米Google、モバイルの旅行検索を刷新
「SEMリサーチ」トップへ戻る




免責事項:SEMリサーチは、本記事中で触れている企業、商品、サービスの全て(情報)について、有用性、適合性、正確性、安全性、最新性、真実性に関する一切の保証をしておりません。各自の判断でご利用下さい。