Yahoo!JAPAN、関連検索ワードのフィルタを強化、スパム排除へ

ヤフーが検索サービスの「関連検索ワード」のスパム対策を強化。人為的に操作されている関連検索語句を非表示に。


公開日時:2009年11月03日 21:43

Yahoo!JAPANが検索サービスで提供中の「関連検索ワード」のスパム対策を強化し、不正操作されたクエリを排除したことを確認した。

[UPDATE] 「Yahoo! 虫眼鏡SEO」スパム排除へ、 Yahoo! JAPAN、公式ブログで注意喚起 [2010/12/10]

関連検索ワードはYahoo!検索ユーザが入力したキーワードを機械的に集計し、よく検索される組み合わせの語句を表示する機能。検索ワードを提示することで、ユーザが欲しい情報を見つけやすくするよう支援する役割がある。2009年11月3日現在で、自然検索の最上部("ウェブ検索結果"ラベルの下)に表示されている。

関連検索ワードの欄は、比較的ユーザにクリックされやすいと考えられており、この欄に自社のサイトに誘導しやすいキーワードを表示させることを検討する広告主もある。一方で、この欄には文字通り「機械的に集計・処理した結果」を表示するだけで不正送信されたクエリを適切に除外する対策が施されていなかったことから、自動的にクエリを大量かつ分散送信するプログラムを作成して実行するだけで、任意の関連文字列を表示させることも比較的容易だった。このため、最近は「関連検索SEO」「Yahoo! 虫眼鏡(むしめがね)SEO」などと称したサービスを商品化して営業する業者も現れていた。

当然ながら不正なクエリ大量送信により関連検索ワードの結果を歪めることは検索ユーザにとっても不快なものであり、Yahoo!JAPANもヘルプページにて明確に禁止事項であることを明記していた。

今回、Yahoo!JAPANは不正なクエリを検出して非表示にする対応を実施した模様で、検索回数が多い一般名詞のキーワードの多くで、ありえない組み合わせの検索語句が表示されなくなったことを確認した。ただし100%除外に成功しているわけではなく、一部のキーワードでは人為的と思われる関連検索ワードも未だに表示されている。ただし、この(関連検索SEOという)業界での人気キーワードで確認した限り、その多くにおいて人為的に操作されたキーワードは表示されなくなっている。

#
コマース、教育、人材系の人気キーワードは対応したって感じですかね まだゴミ多いので、もうちょいがんばって欲しいところです


[UPDATE] 2009/11/05 ちょうど Twitter で www[ドット]********[ドット]com を見かけたので解説。これは表向きはポイント付与としていますが、関連検索ワードを不正に操作するために仕掛けられたサイトです。

Yahoo!JAPANの関連検索は、キーフレーズ[A B]で検索して1位のサイトをクリックすると、キーワードAとBが「よく検索される組み合わせ」と認識します。これを何度も繰り返すと、[A]というキーワードで検索した時に関連検索ワード[A B]が表示されるようになります。

一応Yahoo!JAPANも対策を施しており、たとえば単純に同一IPアドレスからクエリを送信してクリックしても不正クエリとしてカウントされません。ランダムにproxyを変えて検索しても上手くいきません。そこで、ポイント付与と称して不特定多数のユーザに参加させ、検索&クリックさせる場を提供しているのが問題のサイトです。この方法なら、あたかも多数のユーザが[A B]という組み合わせの検索を行っていると見せかけることが可能となり、関連検索ワードを思い通りに操作できるのです。

もっとも本追記を書いている時点でいくつかのキーワードを試しましたが関連検索ワードに全然出てこないですね。すでにYahoo!JAPANが対応済みの模様です。残念でした!

[UPDATE] 「Yahoo! 虫眼鏡SEO」スパム排除へ、 Yahoo! JAPAN、公式ブログで注意喚起 [2010/12/10]


関連記事(外部サイト)

Yahoo!虫眼鏡SEOってどうなのよ
http://d.hatena.ne.jp/Noizy/20100501/1272671429

yahoo 関連検索ワードに関する質問です。
http://q.hatena.ne.jp/1242890646

関連検索ですが、この仕組みはどのようになっているのでしょうか。
http://q.hatena.ne.jp/1236573091





記事カテゴリ:サーチニュース 09
他の検索・SEO 関連の記事
新刊:ネットショップSEO 2014発売されました(2014年5月)
Googleマイビジネス、レビュー投稿ガイドラインを更新、レビューの選別や誘導を禁止
Googleモバイル検索が仕様変更、無限スクロール採用
グーグル、モバイルファーストインデックスへの移行を発表
グーグル、ダイレクトアンサーで「検索結果を表示しない」試験を中止
被写体の関連情報を表示する Google Lens が Android で利用可能に
Google、数週間内にも多くのサイトをモバイルファーストインデックスに移行
Google、画像検索結果の一部機能を廃止
Google検索、直接ホテル予約が可能に
Google、12月中旬の順位変動は日常的なアルゴリズム改良の一環と説明 業界では マカビーアップデート と命名も
グーグル、健康・医療に関連するページ評価方法を変更
「SEMリサーチ」トップへ戻る




免責事項:SEMリサーチは、本記事中で触れている企業、商品、サービスの全て(情報)について、有用性、適合性、正確性、安全性、最新性、真実性に関する一切の保証をしておりません。各自の判断でご利用下さい。