
米新興企業のBecome, Inc.がショッピングサーチ「Become.com」をリリースしたが、同検索エンジンの開発者でBecome CTOのYeogirl Yun氏に、ブログ"MarketingShift"のJason Dowdell氏がインタビューを行った。
Becomeに搭載された新しい検索アルゴリズム"Affinity Index Ranking"(AIR)に関する質問が中心であるが、その中でYeogirl YunはAIRがHilltopアルゴリズムよりも優れていると回答している。Hilltopアルゴリズムとは米GoogleのKrishna Bharatが考案したアルゴリズムで、いくつかのエキスパートページを抽出、そのページからのリンク分析を行って検索クエリーに対して適合性の高いウェブページを見つけ出すものだ。
Yeogirl YunはHilltopアルゴリズムの欠点として、ターゲットページ(検索クエリーと関連性が高いページ)を見つける際に限られた数のエキスパートページしか参照しない点と、エキスパートページが参照できない検索クエリーの際にはHilltopアルゴリズムを適用できない点を挙げている。
対してAIRは検索クエリーに該当するトピックに関連するすべてのページのコネクティビティ(connectivity、リンクによる連結性、つながりのこと)を評価する。つまりHilltopはその名の通り、”丘の上にあるページ”の連結性しか評価しないのに対し、AIRは該当トピックに属するウェブ全体のリンクによるつながり全てを評価する。また、ターゲットページに対するリンクと、そのターゲットページから外部に出ているリンクも評価し、各々のスコアはAIRは応用物理と応用力学で使用されているコンセプトを用いて行われるという。
Yeogirl Yunはかつて"Googleキラー"として注目されたWiseNutの創設者。
Become.com
http://www.become.com/
※ この記事は 2005年03月22日に会員向けに公開されたものを掲載しています