Yahoo! JAPAN、ナチュラル検索優先表示に移行

Yahoo!JAPANが「Google」型の検索サービスに移行する。カテゴリ登録サイトの優先表示をやめ、独自アルゴリズム検索技術によるページ検索の優先表示に移行する。


公開日時:2005年08月25日 10:28

NIKKEI.NETによると、Yahoo!JAPANが10月からカテゴリ登録結果の優先表示から、独自検索技術YST (Yahoo! Search Technology)を使ったウェブ検索の優先表示に切り替える。カテゴリ登録結果は消滅するわけではなく、検索タブからの切り替えにより表示可能になる。

米Yahoo!は2004年2月より独自に開発した検索技術「Yahoo! Search Technology」を米国で導入、その後世界各国のYahoo!サイトでも順次YSTに切り替えてきた。現在は全てのYahoo!検索はYSTにより運用されており、検索結果もそのナチュラル検索を優先表示してきた。Yahoo!JAPANはYSTこそ採用すれどサイト登録(カテゴリ)を優先表示してきた唯一の例外だった。

ナチュラル検索移行を示す前兆を見せたのは、2005年6月20日にリリースされた、Yahoo! SEARCH (ベータ)だった。検索に特化したこのサイト( http://beta.search.yahoo.co.jp/ ) では既にナチュラル検索が優先表示され、サイト登録の結果を表示するためには検索タブから別途選択するようになっている。さらに8月中旬にはYahoo!JAPANサイトトップの検索ボックス下にYahoo! SEARCHベータへのリンクが設置され、ベータ利用者数の拡大を図っており、今後数ヶ月内にYahoo!がナチュラル検索優先表示に移行するとの見方は確実視されていた。

Yahoo!がナチュラル検索優先表示に移行することで、Yahoo!サーチからのトラフィック誘導におけるサイト検索/ページ検索の比率が大きく変化することは確実だ。仮にYahoo! SEARCHベータで採用されているように完全に(一部カテゴリ表示はされるが)ナチュラル検索に切り替われば、サイト検索/ページ検索の誘導比率は後者がほぼ占める。ページ検索の誘導比率が増加するということはすなわちYahoo! (YST)を意識したSEOが必要となっていることを意味する。今後企業は成果やトラフィック誘導に大きく貢献している重要なキーワードにおいてGoogleだけでなくYahoo!における順位も意識していく必要がある。特に、サイト登録の結果において優位な位置に表示されていたゆえに多大なトラフィック誘導の恩恵を受けていたサイトは、誘導の減少を覚悟しなければならないだろう。

Yahoo! SEARCH ベータ
http://beta.search.yahoo.co.jp/

cf.
[iSRAT] Yahoo!JAPANの検索表示方式変更による影響 (1)





記事カテゴリ:Yahoo!検索 / YST
他の検索・SEO 関連の記事
新刊:ネットショップSEO 2014発売されました(2014年5月)
Googleマイビジネス、レビュー投稿ガイドラインを更新、レビューの選別や誘導を禁止
Googleモバイル検索が仕様変更、無限スクロール採用
グーグル、モバイルファーストインデックスへの移行を発表
グーグル、ダイレクトアンサーで「検索結果を表示しない」試験を中止
被写体の関連情報を表示する Google Lens が Android で利用可能に
Google、数週間内にも多くのサイトをモバイルファーストインデックスに移行
Google、画像検索結果の一部機能を廃止
Google検索、直接ホテル予約が可能に
Google、12月中旬の順位変動は日常的なアルゴリズム改良の一環と説明 業界では マカビーアップデート と命名も
グーグル、健康・医療に関連するページ評価方法を変更
「SEMリサーチ」トップへ戻る




免責事項:SEMリサーチは、本記事中で触れている企業、商品、サービスの全て(情報)について、有用性、適合性、正確性、安全性、最新性、真実性に関する一切の保証をしておりません。各自の判断でご利用下さい。