米Yahoo! Search、新しい検索UIをリリース


ヤフーが検索サービスのユーザインターフェースを刷新。画面左側に検索結果を絞り込むフィルタ機能や関連ワードを表示。


2009年09月28日 13:30 | Yahoo!検索 / YST | TrackBack (0) | 執筆:

米Yahoo!は2009年9月22日、検索サービス"Yahoo! Search"のUIを刷新したことを公式ブログで明らかにした。同検索サービスは8月から一部のユーザを対象にプレビュー提供していたが、今回は正式版として全ユーザが利用可能となった。米国、英国、フランス、スペイン、メキシコ、インド市場のYahoo! Search向けにロールアウトしており、順次他の市場にも拡大していく計画。

ヤフーの新しい検索インターフェース

新しいYahoo! Searchは検索UIを全面的にリニューアルした。検索結果の右上に位置していたYahoo!ロゴは再び左上に戻り(※ ちなみにYahoo! JAPANは最近、左上から右上に移動している)、画面の左側には検索中のメモなどを残せるSearch Padや関連検索ワードなどを配置するカラムを設けた。この画面はYahoo!トップページやYahoo! Mail、Yahoo! MessengerなどのUIと一貫性が保たれており、Yahoo!ユーザのエクスペリエンスの改善を図ったという。また、検索サービスについては、今回導入した新しいフレームワークによって、新しい検索機能の追加をこれまでよりも迅速に行えるようになると説明する。

今回のUI刷新にあわせて新たな検索機能もいくつか導入された。第1に、検索中のセキュリティを担保するSearch Scan / SafeSearchやSearch Padなど各種検索機能に用意にアクセスできるようにオプション機能の配置を改善したこと、第2に、検索キーワードの入力を支援する機能を検索窓の直下だけでなく、画面左側のカラムにも配置したことだ。

3つ目の機能は、左カラムに設置されたフィルタ機能。たとえば Playstation 3と検索すると、検索結果左側に "Show All" "Amazon.com" "PlayStation.com" "Walmart" "GameSpot" "Wikipedia" などの項目が並ぶ。たとえば WalMart を選択すると、検索結果は walmart.com に絞り込まれた画面に切り替わり、あわせて SearchMonkeyによるリッチなコンテンツも表示される。"terminator 4"(映画のタイトル)で検索すると、"Video Sites" というフィルタが現れ、YouTubeやYahoo! Movies、metacafeなど動画共有サイトに限定された結果が表示される。

構造化データ(Structured data)を活用して検索結果を便利にするYahoo! SearchMonkey(サーチモンキー)は、ユーザがアプリを登録しなくても自動的に検索結果に表示するように改良されてきた。今回のリニューアルにより、こうしたSearchMonkeyによる情報豊かな検索結果が閲覧しやすくなるとYahoo!は説明している。

この検索フィルタは、クエリの種類や意図を判定して動的に適切なフィルタに切り替わるようになっている。たとえば、mcdonaldsと検索すると "Local Business Sites"が、"Ichiro"と検索すると Yahoo! Sportsや Answers.com、MLB.comが検索フィルタとして表示される。同様の機能は6月にリリースされたMicrosoftのBingでも提供している。

米Yahoo!とMicrosoftは7月末に検索事業での提携合意を発表しており、順調に話が進めばYahoo! Searchの中心となる検索技術はMS Bingのものにリプレースされることになるが、検索サービスで提供するUIや検索エクスペリエンスについては引き続きYahoo!が開発・運用することになっている。ランキングアルゴリズムの開発は中止するとしてもYahoo!はGoogleや提携相手であるBingから検索シェアを奪われないように引き続き検索ユーザを維持するUIの開発を行っていく必要がある。

Yahoo! Searchで「travel kyoto」と検索したときの結果

Welcome to the New Yahoo! Search
http://www.ysearchblog.com/2009/09/22/welcome-to-the-new-yahoo-search/













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