検索エンジンスパムと判定か? サイバーエージェント系のWebサイト、Google検索結果から削除される

株式会社サイバーエージェントが運営、検索エンジン対策用に相互に大量のリンクを張り巡らせていたサイト群がGoogle検索結果から削除されている。検索エンジンスパムと判定された可能性もある。


2006年03月28日 23:23 | ニュース 06H1 | TrackBack (45) |

SEOに詳しい葬儀屋を営む人物からの情報提供で、ネット広告代理店大手の株式会社サイバーエージェント(以下、CA)が運営するWebサイトの大半がGoogle検索結果から削除されていることが明らかになった。

2006年3月28日23:00現在も、例えば ECナビ( ecnavi.jp ) や eキャッシングネット( www.e-cashing.net )、メルマ ( melma.com )、クレジットカードカード比較ドットコム ( www.creditcard-hikaku.com )、CAガイド( www.ca-guide.jp )など同社及び関連会社が運営していたWebの多くがサイト名で検索してもGoolgeに表示されなくなっている。該当するサイトのドメインで検索しても( site:ドメイン名、link:ドメイン名)全く検索結果が表示されない状況で、該当サイトのPageRankもすべて0と表示されている。一方でYahoo!検索では問題なく検索エンジンに登録されており検索可能だ。

検索エンジンに登録されていない原因についての本当の原因はGoogleしかわからない。しかし、(1) 同社は数多くのWebサイトを運営しており、検索エンジンからの評価を高めるために各サイトに小さなリンクボックスを設置、双方向で大量のリンクを張り巡らせていたこと、(2) 同様の手法をとっていた別のSEO会社のサイトも同じタイミングで軒並み削除されていること、(3) Yahoo!検索やMSNサーチには正常に登録されている、などの状況から、リンクの張り方がGoogleにスパムと判定された可能性がある。CAは既に問題となっていたと思われるリンクを撤去している。

一般に、リンクポピュラリティを高めることのみを目的に人工的に構築された大規模なリンクネットワークは検索結果の品質を歪めるとして検索エンジンスパムと判断するのがSEO専門家の共通の見解だ。リンクを悪用して検索結果を歪める行為は近年横行しており、GoogleやYahoo!は検索アルゴリズムの改良や高度なフィルタリングを駆使して排除している。先日も独BMWやリコーのサイトが削除されて話題となったが、今後もGoogleはスパムに対して厳しい姿勢を見せていくだろう。

[UPDATE] 削除が確認されたサイト一覧
bank.cashing-loan.com
blog.melma.com
cashing.affiliate-net.jp
cashing-hikaku.com
consumer.cashing-loan.com
ecnavi.jp
keitaiclick.ne.jp
www.all-navi.jp
www.broadband-navi.jp
www.careerup-navi.jp
www.cashing-loan.com
www.cashing-navi.jp
www.creditcard-hikaku.com
www.e-cashing.net
www.franchise-navi.jp
www.hikkoshi-navi.jp
www.hoken-navi.jp
www.hosting-navi.jp
www.lifemile.jp
www.livein-tokyo.com
www.loan-navi.com
www.provider-navi.jp

[UPDATE]

サイバーエージェント以外にも同様の手法を用いていた、別のSEO会社が削除されている。こちらは自社運営サイトと、同社の顧客(同社にSEOを依頼した企業)との間でリンクネットワークを構築していたが、今回のフィルタリングにより全て削除された。CAはすべて自社運営サイトのため責任は自分たちで被れるが、SEO会社の場合は何が起きているのかわからないであろう顧客に被害が及んでいる。








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