Live Search、ウィキペディアの引用文を検索結果に表示
米Microsoftの検索サービス・Live Searchがウィキペディア(Wikipedia)の文章の一部を直接検索結果に表示するように改良された。Microsoftによると、単に検索キーワードの意味を知りたいだけの検索があり、その場合ウィキペディアを見れば解決する。そこで、当該語句のウィキペディアの第1段落と項目へのリンクを表示することにしたと説明している。
cf.
Wikipedia gets big [Live Search Official Blog]
http://blogs.msdn.com/livesearch/archive/2008/05/30/wikipedia-gets-big.aspx
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エンカルタ百科事典使えばいいのに。なぜウィキペディア?
Google、RSS広告「AdSense for feeds」を提供開始 - 来週から一部パブリッシャー向け
米Google傘下のFeedBurnerは2008年5月30日、RSSフィードに広告を掲載できる「AdSense for feeds」の提供を来週から開始すると公式ブログで明らかにした。当初は少数のパブリッシャーに限定して提供し、その後、すべてのアカウントに広げる。
FeedBurner Ad Networkに参加していたパブリッシャーは、これまでのCPM広告に加えてAdsense for feedsのコンテンツ(フィード)連動型広告を掲載できるようになる。まだRSSフィード広告を掲載していないパブリッシャーも掲載条件を満たせばAdsense for feedsを利用できる。AdSense管理画面からフィード広告のフリクエンシーや掲載ルール、トラッキングの方法など制御可能。広告レビューセンターから任意の広告掲載を拒否することもできる。詳細はAdSense for feedsの完全ローンチ後に明らかにするという。
Into the wild: AdSense for feeds
http://blogs.feedburner.com/feedburner/archives/2008/05/into_the_wild_adsense_for_feed_1.php
Dayz、訪問者のアクセス地域を判定するジオターゲティングWebサービスを提供開始
Dayz(デイズ)株式会社は2008年5月29日、オンライン上でアクセスしてきたユーザーの位置情報を判定する「ジオターゲティングWebサービス」の提供を開始した。

ジオターゲティングWebサービスとは、インターネットユーザーのIPアドレス情報をDayz開発のデータベースで識別して、都道府県単位の位置情報を判定するサービス。どの地域からアクセスしてきたか判別することで、その属性に応じたローカル広告を配信したり、地域別のコンテンツを配信することが可能になり、細かなマーケティングを実施することが可能になる。
サービス開始にあわせて、日本全国、地域別のアクセス状況がわかるアクセスカウンターをブログパーツとして無料で配布する。位置情報の判定結果から都道府県別のアクセス回数とブログパーツ閲覧ユーザーがどの都道府県からアクセスしているかをリアルタイム表示する。

ジオターゲティングWebサービス
http://www.geotargeting.jp/
ジオターゲティング ブログパーツ
http://www.geotargeting.jp/tools/blogparts/
NTTレゾナント goo、Wii向け検索などオリジナルコンテンツ提供
NTTレゾナントが運営するインターネットポータルサイト「goo」は2008年5月26日、任天堂の家庭用ゲーム機「Wii(ウィー)」のインターネットチャンネルにオリジナルコンテンツを提供する。
蓄積されているランキングのデータを利用して、穴埋めクイズ形式でランキングを楽しむことができる「お茶の間ランキングクイズ」のほか、親子で楽しめるゲームから頭を使う「キッズgooゲーム」など。
また、Wii向けにカスタマイズされた「gooウェブ検索」と「教えて!goo」検索 も提供。通常、PC向けの検索結果は10件表示だがWii用ウェブ検索は3件表示、教えて!gooはキーワードに関連した質問・回答を1件ずつ表示する。また、次ページへの移動ボタンも大きくするなどWii専用リモコンで操作しやすいように工夫をした。gooウェブ検索トップにはスタッフが選んだ「検索の注目ワード」がランダム表示される。
任天堂Wii向けgoo
http://wii.goo.ne.jp
「goo」で、任天堂「Wii™」向けオリジナルコンテンツを提供開始 [NTTレゾナント]
http://help.goo.ne.jp/info/detail/1148/
ECナビ、モバイル特化の比較サイト運営新会社「アレグロワークス」設立
株式会社ECナビは2008年5月29日、モバイル特化に特化したサービス比較サイトを運営する、株式会社アレグロワークスを設立すると発表した。
2008年4月よりiMenuにGoogle検索が導入され、モバイルからの検索サービスの利用も増加中。ECナビはこのモバイル検索市場の需要も更に高まると予想し、モバイルに特化した新会社を設立する。アレグロワークスでは、これまでのPC向けサービス比較サイト「オールナビ」事業で培ったSEO(検索エンジン最適化)や検索連動型広告の知識や技術、サービス比較サイト運営ノウハウを元に、モバイル向けの比較サイトを展開していく。
なお、社名のアレグロ(allegro)とは、イタリア語で「陽気に、楽しく」の意味、また音楽用語で「速く、急速に」という意味がある。この意味の通り、どこよりも楽しくそして速く動ける会社にしたいという思いを込めたという。
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社名の由来が気になりつつリリース読んでたら、ちゃんと説明があって良かった。
NTTレゾナント、「緑のgoo」モバイル検索の提供を開始
NTTレゾナント株式会社は2008年5月22日、「緑のgoo」の携帯電話向けの提供を開始した。
緑のgooは、ユーザーがウェブ検索を利用することで得られた収益の一部を、環境問題に取り組む環境保護団体に寄付する取り組み。gooの検索サービスを利用すれば誰でも環境保護活動に貢献できる。緑のgooは2007年8月21日よりPC向け検索で提供されていたが、今回、モバイル検索サイトでも提供する。「モバイルgoo」は約1億ページが検索できるウェブ検索のほか、画像検索や動画検索、ゲーム検索、レシピ検索、着うた検索、歌詞検索、Wikipedia検索、商品検索、ブログ検索、地図検索など各種バーティカル(専門)検索を提供する。
また、同日より寄付先の環境保護団体を7団体に拡大した。NPO法人アサザ基金、国際青年環境NGO A SEED JAPAN、NPO法人気候ネットワーク、NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC)、NPO法人自然体験活動推進協議会、NPO法人 シャプラニール=市民による海外協力の会、(社)日本環境教育フォーラム。これまで、FoE Japanに45万円、WWF Japanに45万円の寄付実績がある。
今日からできる環境貢献 - 緑のgoo
http://green.goo.ne.jp/info/
「緑のgoo」での寄付先拡大と携帯電話向けの「緑のgoo」検索機能提供について
http://help.goo.ne.jp/info/detail/1144/
環境問題のこと、もっと考えよう エコライフ
http://www.ecology-life.jp/
マイクロソフト、人気雑誌の閲覧・記事検索できる「MSNマガジンサーチ」を提供開始
マイクロソフト株式会社は2008年5月29日、雑誌のバックナンバーを無料で閲覧・記事検索できる「MSNマガジンサーチ」の提供を開始した。サービス開始時点でマガジンハウスの「Tarzan」「Hanako」2誌のバックナンバー計24号分が検索できる。
「MSNマガジンサーチ」の特色は、過去に発行された雑誌の記事・写真(広告および一部記事を除く)を雑誌と同じレイアウトで閲覧できるだけでなく、記事内容を全文検索できる点。ユーザーは、特別なビューア等をインストールすることなく、ブラウザ上から通常の雑誌を読むのと同じ感覚で記事を閲覧できるうえ、必要な情報を記事中から検索し、画面上で付箋を貼って整理するなどの機能を利用することができる。
MSNマガジンサーチは無料で利用できる。今後、6月上旬に「クロワッサン」の追加が決定しているほか、雑誌タイトルも順次追加していく。
MSNマガジンサーチ
http://magazine.jp.msn.com/
Yahoo!検索(YST)インデックス&アルゴリズム更新:: 08/05/29
Yahoo!は2008年5月29日、Yahoo!検索(YST, Yahoo! Search Technology)のインデックスアップデートを発表した。日本国内向けに日本語処理やコンテンツ解析などの改良を行った上でインデックス全体を更新したと説明している。
Yahoo!検索 Index Update
。http://searchblog.yahoo.co.jp/2008/05/yahoo_index_update.html
Weather Report: Yahoo! Search Index Update
http://www.ysearchblog.com/archives/000585.html
Google、ユニバーサル検索にブログを追加
Googleが日本国内のユニバーサル検索に、あらたにブログへのリンクを追加した。現在、たとえば「川田亜子」など、ブログで話題になっているキーワードで検索した時に表示されることが確認できている。Googleは今年、特にブログと商品情報をユニバーサル検索に大幅に追加したことを明らかにしている。
「検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書」発売のお知らせ
2003 年4月に発売した「検索にガンガンヒットするホームページの作り方」(翔泳社)から5年の歳月が経ちました。検索業界も大きく様変わりし、また、サーチマーケティングの手法としてのSEO(検索エンジン最適化)の認知も広がり、導入する企業も増えてきました。こうした昨今の情勢において、これからSEO を勉強したい、また、SEOのことをもう1度復習したいという方のために、前著の全面改訂版「検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書」(翔泳社)を 2008年6月16日に発売することになりました。
「検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書」概要
「検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書」は、主にSEOをこれから学ぶ、あるいは勉強中の初級~中級者の読者を想定して執筆しています。ただし、本書全体を最新フレームワーク(SEOへの姿勢、取り組み方、考え方)に置き換え、90%以上を新たに書き直していますので、前著をお読みいただいた方はもちろん、サーチマーケティング業界で働いている方でも、SEOの復習や知識のアップデート、あるいは検索会社側の理屈や考え方を学ぶのに役立つように配慮しています。
その他、次のような更新を行いました。
「考え方」「取り組み方」「検索会社の論理」に重点を置いています
『検索エンジンの目的は、ユーザーが探し求めている情報へ瞬時にアクセスできるように関連性の高いリンクを提示することにあります。この検索体験の質を高めるために、ユーザーの検索意図(インテント)を正確に把握し、また、個々のページが何について記述されており、そして重要度や信用度がどの程度かを適切に推し量る技術が要求されます。
しかし人と機械(検索技術)にはどうしても埋められない差があり、「人」が見て良いと思ったサイトを、「検索技術」も同じく評価できないことがあります。それは、人はアクセス可能でも、検索技術にはアクセスできない、理解できない(動的URL、Flash、動画、文脈解析など)事柄が数多く存在するからです。
こうした状況において、情報発信者であるサイト運営者、あるいは企業はどのように発信したコンテンツをユーザーに届けたらいいのでしょうか?』
この前提にたって、本書は「検索エンジンに、適切に情報を伝達し、その内容を理解・評価させるためのサイト構築技術・情報発信技術」としてのSEOについて体系的にまとめています。単にSEOマーケッターの視点でなく、検索技術を開発するGoogleやYahoo!側の物の考え方やロジックも紹介しながら「なぜ?」を説明しています。SEOマーケッターと検索開発会社双方の視点から考えることで、日々のSEO関連の業務において、合理的な判断が下せる考え方を身につけられることを目的にしています。
逆に、本書は、検索エンジンアルゴリズムの脆弱性を突いた、速攻で効果が上がる裏技的テクニックは一切取り扱っていませんので、そういった情報を求める方には全くお勧めすることはできません。
リンク系アルゴリズムの内容を刷新しました
今日の検索エンジンはリンク分析(link analysis)を通じてウェブページの重要度を判定しており、ランキングにおいて多分に影響を与えている要素です。本書では、リンク分析アルゴリズムの解説にページを割きました。なぜ検索エンジンはリンクを評価するか、どの要素を、なぜ評価し、それを評価すると検索体験はどう変化するか?というアルゴリズムの説明と、サイト運営において評価をあげるためにはどうすべきか、という実務編の両方に触れています。書籍、雑誌、ネット含めて、日本語で入手できる情報としては最も体系化され、充実しているはずです。
その他、検索キーワード選定も新たに章立てとして充実させたほか、「リンクやコンテンツの関連性」という言葉が登場するようになった昨今の情勢にあわせて「トピカリティ(Topicality)」の項目を、キーワードの位置や出現頻度の重要性が薄れた情勢にあわせて「ライティング」「構造化」の項目を新たに追加しました。
検索エンジンスパムの事例を充実させました
体系的にSEOを学習できていない人向けに、検索エンジンスパムの章も充実させました。ブログパーツや解析ツールへのリンク埋め込み型リンクスパムやコンテンツ自動生成スパム、相互リンクスパムなど具体的な方法を交えて、どの部分が検索エンジンガイドラインに違反するか詳細に解説していますので、やってはいけないこと、その理由を学ぶことができます。また、倫理観を持ち合わせない悪質なSEO会社にアウトソースしないための予備知識として役立つはずです。
最新検索サービスに対応しています
検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書はウェブ検索の最適化を主題として記述していますが、Googleユニバーサル検索、Googleパーソナライズ検索といった最新技術にも対応しています。これらの検索技術の特徴、サーチマーケティングに与えるインパクト、これらを見据えたSEOの戦略方針について解説を加えました。その他、エイジングフィルタ、QDFアルゴリズム、動画検索、画像検索、ローカル検索についても触れています。
ただ、基本的に私は「体系的な情報は書籍で、最新情報はウェブで」というスタンスですので、必要最低限にとどめています。今回も書籍と連動するウェブを用意しますので、本書に入りきらなかった話題や最新情報はウェブで閲覧することができます。
各種統計・調査データを更新しました
前著で利用されていた調査や統計データをすべて更新しました。また、検索連動型広告も主流となった今日にあわせ、「SEOと検索連動型広告を組み合わせた時のシナジー効果」についての説明も、ブランディングおよびリードジェネレーションの観点から解説しています。
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長い年月をかけて、ようやく発売までこぎ着けることができました。本書執筆にあたり、Sさん、Mさん、Tさん、Yさん、Hさん、ご協力ありがとうございました!
エム・シー・エヌ、「ぱどMO」に音楽コンテンツ検索を提供開始
株式会社エム・シー・エヌは2008年5月26日、株式会社ぱどが運営する、お店情報やスポット情報などを探せるモバイルサイト「ぱどMO」に、音楽コンテンツのバーティカル検索サービス「ぱどMO Music」の提供を開始した。
「ぱどMO Music」はエム・シー・エヌの携帯検索管理プラットフォームMobileSearch.netを通じて提供される。ユーザーは主要な音楽サイトから、着うたや着うたフルなど楽曲デジタルコンテンツを検索可能なほか、検索結果画面から楽曲ダウンロードページへ直接アクセスできるため、ユーザーが求める情報に素早く到達することが可能。
ぱどMOは2008年1月に3,000タイトルのゲームアプリやFlashゲームが検索できる「ぱどMOゲーム検索」を開始しており、「ぱどMO Music」の導入でバーティカル検索を充実させる。
エム・シー・エヌは2007年12月にはYahoo!モバイルに、また2008年4月にモバイルgooにも音楽コンテンツ検索を提供している。
株式会社エム・シー・エヌ
http://www.mcn-inc.com/JP/index.php
株式会社エム・シー・エヌ、「ぱどMO」に対して音楽コンテンツ検索の提供を開始 ~検索画面から直接楽曲ダウンロードが可能に~
http://www.mcn-inc.com/JP/news_detail.php?id=18
Google 68.9%、Live Search Clubは2.8% - 米国検索シェア 2008年4月 - Compete調査
米Competeは2008年5月23日、2008年4月の米国検索エンジンシェアを発表した。
物議を醸していたMicrosoftのLive Search Clubの検索データは今回、MSN / Live Search と分離して公開された。Live Search Clubはゲームと連動して自動的に検索が実行されるため、こうしたデータはマーケットシェアとしてカウントすべきでない意見と、サーチである以上データとして含めても良いという賛否両論があった。
1位のGoogleは前月67.8%から1.1ポイント増の68.9%、2位Yahoo!も14.5%から0.3増の14.8%、MSN / Live Searchは8.2%、ただし Live Search Club は2.8%あるので、合算すればMicrosoftのマーケットシェアは11%となる。
検索ボリューム別で見ると、Googleは約62億回、Yahoo! 約13億、MSN / Live Search 7億、Live Search Club 2億5千。
April Search Market Share: Yahoo! Up… A Little [Compete Blog]
http://blog.compete.com/2008/05/23/search-market-share-april-google-yahoo-club-live-msn-ask-aol/
Microsoft、書籍・論文のデジタル化と検索プロジェクトを終了
米Microsoftは2008年5月23日、書籍や論文をデジタル化し、オンラインでキーワード検索可能にする「Live Search Books」と「Live Search Academic」の2つのプロジェクトを終了することを明らかにした。サーチ・ポータル・広告担当シニアバイスプレジデントのSatya Nadella氏がLive Search公式ブログで発表した。
書籍デジタル化・検索プロジェクトの終了に伴い、両サイトは今週中にも閉鎖される。これまでインデックスしてきたものは、ウェブ検索に統合され引き続き検索可能だが、独立したインデックスは持たない。今日までMicrosoftは75万冊の書籍と8,000万の論文をデジタル化してきたが、今後は出版社や図書館がデジタル化したコンテンツレポジトリをクロールして収集し、検索結果に含めていく。
Microsoftは、次世代検索は、検索エンジンや消費者、コンテンツパートナーにとって持続的なビジネスモデルの開発にあるとの考えを示し、先週発表した旅行検索Live Search Farecastや一定金額を消費者にキャッシュバックするLive Search Cashbackなど、今後はこうしたコマーシャルインテントが高いバーティカル領域に注力していくとの戦略を示した。
Book search winding down [Live Search Blog]
http://blogs.msdn.com/livesearch/archive/2008/05/23/book-search-winding-down.aspx
Google、検索シェア60%超える - 米国検索シェア 2008年4月 - comScore調査
米comScoreは2008年5月22日、2008年4月の米国検索エンジンシェアを発表した。Googleは前月比1.8ポイント増の61.6%でマーケットシェアが60%を超えた。2位のYahoo!は同比マイナス0.9の20.4%、MSN / Live Search もマイナス0.3の9.1%だった。4位AOL 4.6% (マイナス0.2)、5位Ask 4.3%(マイナス0.4)と続く。Googleだけがシェアを伸ばした形だ。全米の検索回数は全体で106億回、うちGoogleが65億回を占める。
comScore Releases April 2008 U.S. Search Engine Rankings [comScore]
http://www.comscore.com/press/release.asp?press=2230
フルスピード、サイト制作会社ツインスパークの買収を中止
株式会社フルスピードは2008年5月21日、ウェブサイト制作会社ツインスパークの子会社化を中止すると発表した。2008年2月26日に子会社化が発表されていたが、双方で協議を重ねた結果、資本提携は適当ではないとの結論に達したためとしている。
グーグル、AdSenseの新広告フォーマット「動画ユニット」追加
グーグルは2008年5月20日、AdSensenの新しい広告フォーマット「動画ユニット」を追加した。動画ユニットは動画広告を掲載できるフォーマット。
動画ユニットに掲載される動画は、YouTubeパートナーの動画コンテンツから選択することができる。選択方法は3通り用意されており、(1) YouTubeパートナーのチャネルから選択する、(2) サイトに表示する動画コンテンツのカテゴリ、トピック、テーマを選択する、(3) キーワード指定 といった方法が選べる。動画ユニットに表示される広告は2種類。1つ目は「テキストオーバーレイ広告」で、再生中の動画の下部20%に表示される、2つ目は「コンパニオン広告」でプレイヤー内の動画コンテンツの上部に表示される。
新たな広告フォーマット、動画ユニットをご紹介します [Google AdSense Blog]
http://adsense-ja.blogspot.com/2008/05/blog-post_23.html
動画ユニットについて [AdSense ヘルプ センター]
https://www.google.com/adsense/support/bin/topic.py?topic=12182
YouTube パートナー プログラム [YouTube]
http://jp.youtube.com/partners
アイレップ、デジパのサイト売買仲介事業を買収
株式会社アイレップは2008年5月26日、株式会社デジパが運営するサイト売買仲介サイト「サイトストック」事業を買収したと発表した。アイレップはサイト売買仲介事業に参入する。
サイトストックは、企業間のサイト売買を仲介するウェブサイトで、サイト購入側とサイト売却側双方にメリットのあるマッチングを提供する。サイトを一から構築・成長させる時間を短縮させる手段として購入側のニーズが高まる一方、良質なコンテンツを保有しつつ運営の困難さから売却側のニーズも同じく高まっている。アイレップはサイト売買仲介事業を譲り受け、SEMのノウハウを活用することで事業展開を図る。
アイレップ、デジパのサイト売買仲介サイト「サイトストック」運営事業を譲受け [アイレップ]
http://www.irep.co.jp/press/release/2008/0526-1384.html
サイバーエージェント、多言語対応SEOサービス開始
株式会社サイバーエージェントは2008年5月23日、SEO(検索エンジン最適化)サービスの多言語対応を開始した。中国語、英語、韓国語に対応する。海外に進出する日本企業のSEOを支援する。日本のSEO会社では他にアウンコンサルティングも多言語SEOに対応している。
SEO(検索エンジン最適化)サービスの多言語対応を開始 [サイバーエージェント]
http://www.cyberagent.co.jp/news/press/2008/0523_1.html
サイバーエージェント、SEMオペレーション事業を沖縄で - 「サイバーエージェント・アドマネジメント」設立
株式会社サイバーエージェントは2008年5月22日、SEMオペレーション事業を行う「サイバーエージェント・アドマネジメント」社を沖縄に設立すると発表した。設立は6月2日を予定している。
サイバーエージェント・アドマネジメントはリスティング広告のレポートや順位管理のほか、SEOのライティングなどを行う。業容拡大に対応していく。人材採用も沖縄県内にて実施する。
SEM会社のアウンコンサルティングもアウン沖縄ラボラトリーズでSEMのオペレーションを沖縄で行っている。
沖縄にSEMオペレーション会社株式会社サイバーエージェント・アドマネジメントを設立 [サイバーエージェント]
http://www.cyberagent.co.jp/news/press/2008/0522_1.html
ヤフー、「SearchMonkey」を一般公開 - 開発者のためのオープンサーチプラットフォーム
米Yahoo!は2008年5月16日、開発者向けのオープンプラットフォーム「SearchMonkey(サーチモンキー)」を一般公開した。SearchMonkeyは先日発表されたYahoo! Open Strategy (Y!OS)の第1弾。
SearchMonkeyはサードパーティー(開発者)がYahoo! Searchのサービスやデータを利用してアプリケーションやウィジェットを自由に開発できるサーチのオープンプラットフォーム。検索ユーザーはSearchMonkeyで開発されたアプリケーションを利用すると、検索結果をカスタマイズしてより豊かな情報を得られるようになる。サイト運営者は、マイクロフォーマット(microformats)やRDFといったセマンティック・マークアップやXMLフィード、APIなどを使ってデータを構造化し、Yahoo!と共有することで自社の検索結果に様々なコンテンツを追加できるようになる。
たとえば、CitySearchやStumbleUpon、Epicurious.com、eBayが提供している構造化データを取り込むことで、開発者は例えばレストランなら料理メニューやアクセスマップへのリンクや連絡先、住所、地図といった関連情報を検索結果に表示させることが可能になる。見出しと説明文、リンクという簡潔な従来の検索結果が情報豊かになることで、検索ユーザーの検索体験を高められるようになり、またGoogleやWindows Live Searchとの差別化を図れる。Amit Kumar氏もSearchMonkeyがYahoo! Searchのキラーアプリになると発言している。

開発者はSearchMonkeyを使って「Enhanced Results」と「Infobars」の2つの種類のアプリケーションを開発できる。Enhanced Resultsは従来の検索結果を置き換えてリッチな情報を表示するが、このエリアに掲載するリンクはすべて当該サイトに限定される。対するInfobarsは検索結果の下に追加表示されるもので、このエリアは様々なメタデータを付与できる(サンプル画面参照)。
SearchMonkey - Yahoo! Developer Network
http://developer.yahoo.com/searchmonkey/
The Monkey is Out and the Challenge is On [Yahoo! Search Blog]
http://www.ysearchblog.com/archives/000583.html
「サーチテリア広告」を「サーチテリアリスティング」に名称変更
サーチテリア株式会社は2008年5月21日、モバイル広告「サーチテリア広告」の名所を「サーチテリアリスティング」に変更すると発表した。ロゴも一新される。
【NET Marketing FORUM】 SEOの対策と効果--Webサイト規模や運営体制で変わる成功へのハードル
2008年6月17日に開催される、日経BP主催の「NET Marketing Forum」のカンファレンスにて、「SEOの対策と効果--Webサイト規模や運営体制で変わる成功へのハードル」のモデレーターをします(専門トラックB)。
このセッションでは、多数のスタッフが携わるであろう大規模サイトのサーチマーケティング(SEO)運用における組織体制のあり方やSEOの目標・戦略設定、施策の実施プロセス、効果測定の行い方をテーマにしています。パネリストは、オールアバウトのメディアプロデュース本部メディア企画部サーファーグループマネジャー・白石俊哉氏、オウケイウェイヴのポータル事業部事業部長・河野高儀氏、恒信印刷代表取締役・吉田和彦氏の3氏です。
一般にSEOや検索連動型広告のテーマを取り扱った書籍や記事は、(私が通常執筆しているコラムもそうなのですが)基本的に「読む人がSEOや検索連動型広告担当者」であり、その人が自分で行うことを想定しており、企業組織の中でどのように運用するかは想定されていません。また、そういうテーマが語られることはあまりありません。
しかし、IBMやIntel、WAL-MART、HP、Yahoo!といった大企業は、サーチマーケティングのための組織体制を整え、一定のフローに従って施策を実施し、大規模サイトゆえの効果測定を行いながらSEOを実施しています。このパネルディスカッションでは3社のお話をうかがいながら、どのようにSEOを運用していくかについて理解を深めていきます。
申し込み:NET Marketing FORUM
http://ac.nikkeibp.co.jp/nmf/conference/
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SEOの細かなテクニカルな話題ではなくて、SEOキャンペーン全体の戦略・組織論が中心になるはずです。
Google、ユニバーサル検索を国際展開、動画、書籍の表示割合を拡大 - Factory Tour of Search
米Googleの検索品質担当ディレクター・Johanna Wrightが2008年5月20日、プレスイベント「Factory Tour of Search」にてユニバーサル検索の概要について語った。
ユニバーサル検索は、動画や地図、ニュース、書籍、画像などあらゆる種類のコンテンツをセットにして1つの検索結果画面上に表示するもの。2007年5月に発表されて以後、米国を中心に徐々に拡大していた。2007年は動画、地図、ニュース、書籍、画像に対応していたユニバーサル検索だが、2008年現在はさらに商品、ブログにも対応している。また、ローカル検索にユーザーレビューへのリンクを追加したほか、Google (YouTube)以外がホストする動画のインデックスも改善してきた。
プレゼンテーション資料によると具体的な数値は明らかにされていないが、昨年比で動画と書籍の表示割合が特に大きく拡大していることがわかる。また、今年からグローバル展開を進め、日本を始め世界各国150カ国・100言語にてニバーサル検索を利用可能になっている。
Johanna Wrightはまた、Googleウェブ検索チームはユーザーの検索意図を正確に把握するための改良を続けているほか、言語の壁を越えて情報を取得できるようにしている(クロスランゲージ検索結果)ことも明らかにした。
cf.
Google:ユニバーサル検索(結果)が占める割合は? - 米comScore 2008 :: SEM R
グーグル、ウェブ検索上に地図や地域情報、ユーザレビューへのリンクを掲載 - ユニバーサル検索 :: SEM R
Microsoft、検索にテコ入れ - 「Microsoft Live Search Cash Back」を発表
米Microsoftが5月19日から開催するadvance08にて、新しいLive Searchプロダクト「Microsoft Live Search CashBack(ライブサーチ・キャッシュバック)」を21日にも発表する。
Microsoft Live Search CashBackはeBayやPayPalとのパートナーシップによるプログラムで、Live Searchを利用して購入をしたユーザーに対し、キャッシュバックを行う。この技術は2007年9月に買収したJellyfishをベースにしている。Barnes & Nobleの幹部は、Jellyfishのパイロットプログラムを利用し、クリックスルーや購買が増加したと述べている。
Microsoft to Launch "Live Search Cash Back" Tomorrow [SearchEngineWatch]
http://blog.searchenginewatch.com/blog/080520-171529
What is Live Search cashback ?
http://search.live.com/cashback/faq
advance08
http://advertising.microsoft.com/advance08-home
Jellyfish.com
http://www.jellyfish.com/
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Microsoftが検索数を増やすためにユーザーにインセンティブを与えるケースはこれが初めてではない。ゲームを遊びながら検索するLive Search Clubというサービスがあったほか、2007年3月にはLive Searchを従業員に利用させている企業に報酬を支払うプログラムを試験的に実施していたことも明らかになっている。
日本でも以前、Ask.jpがネットマイルのポイントを付与するプログラムを実施していたし、世界を見渡せば一定の検索回数ごとに宝くじが当たる検索サービスなど、かつてインセンティブ型サーチで検索数をのばそうとした企業は少なくない。しかしながら、こうした試みを行って検索数を増加し、かつそれを維持し”成功した”と呼べるような企業はない。
Microsoftは日本はもちろん、グローバルで見ても検索数のシェアが低下しており、歯止めをかける必要があるとともに、Yahoo!やGoogleユーザーに何らかの形でLive Searchに接触させ、試用させる必要がある。Live Search cashbackはGoogleやYahoo!へと立ち去っていったユーザーを一度は呼び戻し、もう一度Live Searchを使う機会は与えるかもしれないが、それが検索シェアの獲得、まして検索広告の収益にどの程度結びつけられるかは未知数だ。
(※Yahoo!JAPANの場合は、すでに検索シェアを持っているのでポイント付与は他の検索エンジンにスイッチングさせない動機を与えることになるのでOK。MicrosoftはマーケットにおいてYahoo! JAPANとは対極のポジションにある)
キーワードハンター、有料サービスを開始
クロスリスティング、アユダンテ、アイレップの3社は2008年5月21日、サーチマーケティングにおいて不可欠な検索キーワードのデータを取得できるツール「キーワードハンター」の有料サービスを開始した。キーワードハンターは2008年4月9日にベータ版としてリリース、一部の機能を無料で提供してきた。有料サービス開始に伴い、ベータ版は終了となる。
キーワードハンターは検索連動型広告やSEOの運用を行う上で欠かせない、検索時に利用されるキーワードやキーフレーズ、それらの最新の検索回数を調べることができる、キーワードアドバイスツール。クロスリスティングのネットワークを基にしたリアルなキーワードデータを取得できるのが特徴。過去12ヶ月にさかのぼって検索回数を調べることもできる。
有料サービスは2つのプランが用意される。個人やSOHO、アフィリエイター、小規模サイト向けの「ベーシックプラン」は1000ポイント(1000回検索)/3万円/6ヶ月。広告代理店や大規模サイト運営者向けの「プレミアムプラン」は15万ポイント(15万回検索)/150万円/12ヶ月。
キーワードアドバイスツール「キーワードハンター」
http://www.kwhunter.com/
cf.
キーワードハンター、5月21日に正式リリース - 無料登録枠も拡大 :: SEM R
Google、画像検索にディスプレイ広告を追加する試験を開始
米Googleは2008年5月19日、プレス向けイベント「Google Factory Tour of Search」において、新たに画像検索にディスプレイ広告を表示する実験を開始したことを明らかにした。このディスプレイ広告は広告であることがわかるように、自然検索結果の画像とは区別して表示される。スクリーンショットによると、広告は、商品のサムネイルと、説明文(テキスト)が掲載される。
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スクリーンショットあるけど、省略、表示イメージは、日本でいうとコマースリンクのリスティングプラスみたいなもんです
goo、「教えて!goo」でまとめて知識検索を開始
NTTレゾナント株式会社のgooは2008年5月20日、Q&Aサービス「教えて!goo」において、ネット上の他のQ&Aサイトに掲載される疑問・回答情報や、美容やグルメなど特定ジャンルに特化したサイトの口コミ情報などをまとめて横断検索できる「まとめて知識検索」の提供を開始した。Wikipedia、e-words、All About、アットコスメ、人力検索はてな、Yahoo!知恵袋、価格.comなどが対象の模様。
教えて!goo
http://oshiete.goo.ne.jp/
「教えて!goo」で、「まとめて知識検索」を提供開始~「教えて!goo」を含め、他Q&Aサイト内の疑問・回答やクチコミ情報を網羅して検索結果画面に表示~
http://help.goo.ne.jp/info/detail/1142/
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プレスリリース不親切
ヤフー、アドパートナーでコンテンツ連動型広告の配信開始
ヤフー株式会社は2008年5月16日より、アドパートナーからコンテンツ連動型広告の配信を選択可能になったことを明らかにした。
これまでのバナー(画像)広告に加えて、サイトの内容にあったテキスト広告が自動的に配信されるコンテンツ連動型広告を選択できる。サイトやブログに掲載された広告のクリック回数に応じて報酬が発生する。あわせて広告サイズも追加され、160 x 314、300 x 264、468 x 74 の3種類から選べる。
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ちょっと使いにくい
ソフマップ、Web解析ツール「SiteCatalyst」を導入
株式会社ソフマップは2008年5月19日、米オムニチュアのオンラインマーケティングソリューション「SiteCatalyst(サイトカタリスト)」を導入したことを明らかにした。
ソフマップは大規模ECサイト「ソフマップ・ドットコム」を運営。従来、これらサイトの管理やアクセス解析、商品分析は人的作業に依存していたほか、サイトのアクセス状況をフローや受注額などの成果と紐づけて把握することが困難だった。オムニチュアのSiteCatalystを導入することで、ECサイト運営の業務効率改善と顧客離脱の改善に貢献したという。
導入を支援した株式会社マクニカによると、ソフマップ社のECサイトは、夜間にも取引ができるなど便利な半面、システムエラー、ユーザーの使い方による操作エラーなどにより、その購入プロセスを中断してしまう事が少なくなかったという。サイト改善点として、購入フロー内の顧客の離脱ポイントなど、「サイトカタリスト」を使ったサイト内回遊フローに注目し、改善を行った結果、売上げの向上につなげられたという。さらに、各商品ごとの検索キーワード、各商品と一緒に販売される商品の解析など、商品軸にあわせたサイト解析を行うことにより、相乗的な商品戦略に役立てることができたと説明する。
ソフマップでは今後、サイトカタリストをWebサイト販売戦略の重要なツールとして活用し、今後はSEOを含めたサーチマーケティングとの連携も検討している。
ソフマップ
http://www.sofmap.com/
サイト内検索「QS Rainbow」、SiteCatalystと連携した詳細なWeb解析が可能に
株式会社アールワークスは2008年5月16日、ASP(Saas)型サイト内検索サービス「QS Rainbow」に、オムニチュアのWeb解析サービス「SiteCatalyst(サイトカタリスト)」との連携機能を追加した。
SiteCatalystはオムニチュアが開発・販売するWeb解析サービスで、価格.comや花王、楽天、AOL、SEARSなど世界大手企業に採用されている。今回、SiteCatalystとの連携により、サイト内検索での頻出キーワードや、検索結果画面でのユーザー行動パターンが把握できるようになった。QS Rainbowが標準で提供するキーワードレポートよりも精細な分析が可能という。今後、他のWebサイト解析サービスとの連携も予定している。
QS Rainbow
http://www.qs-rainbow.net/
サイト内検索サービス「QS Rainbow」に新機能追加 ~Webサイト解析サービスとの連携及びベーシック証対応が可能に~
http://www.rworks.jp/news/news_detail.php?nid=69
SiteCatalyst
http://www.sem-irep.jp/sem/log/sitecatalyst.html
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国内のサイト内検索サービスはどれも、単なる”サイト内検索”で、マーケティング担当者が欲しい情報が取り出せないという共通の欠点があるけれど、SiteCatalystと連携することでその問題が解決しそう。
グーグル、ウェブ検索に映画検索機能を追加
グーグルは2008年5月19日、ウェブ検索に映画の上映情報や映画館情報などを検索できる映画検索機能を追加した。
映画検索は、上映している映画や映画館情報、上映スケジュール、映画のレビューを検索できるサービス。たとえば「映画」と検索すると、自然検索(Organic Search)上部に”上映情報を検索”というメッセージと検索ボックスが現れる。ここにたとえば「品川」と入力すると、映画タイトルと映画館、上映時間が一覧表示され、あわせて映画館の地図へのリンクも表示される。画面右上には「映画館への距離」「映画の人気度」「映画の評価」「作品タイトル」といったリンクがあり、これらの項目で並び替えが可能。
検索ボックスに「最高の人生の見つけ方」とタイトルを入れた場合、レビューへのリンクが表示されるほか、(あらかじめ地域を指定していた場合)最寄りの映画館もあわせて表示する。
Google映画検索は米国で2005年2月下旬に公開。最近は2008年4月にインドでも開始されており、国際対応が進められていた。
Google映画検索
http://www.google.co.jp/movies
Google ウェブ検索で映画検索が可能になりました。 [Google Japan Blog]
http://googlejapan.blogspot.com/2008/05/google_19.html
Google movies: now playing [Official Google Blog]
http://googleblog.blogspot.com/2005/02/google-movies-now-playing.html
Google Earthからディズニーの世界へ - テーマパークを3Dで再現
Googleが来週火曜日に、ディズニーのフロリダテーマパーク(Walt Disney World Resort)を 3Dで再現したサービスをGoogle Earth上で公開する予定。マジック・キングダム(Magic Kingdom)やエプコット(Epcot)、アニマル・キングダム、ハリウッドスタジオのほか22のホテルやリゾートのバーチャル旅行を楽しむことができる。このディズニーのマップはインタラクティブに様々な仕掛けがあり、たとえばスペース・マウンテンをクリックすると映像や関連情報が表示され、ホテルをクリックすると料金が確認でき、また予約もできるという。Google Earthから楽しめるディズニーワールドは今後シンデレラ城が加えられるなど範囲を拡大するほか、次にユーロディズニーも同様にGoogle Earthで楽しめるようになる予定。
It's a small world, thanks to Google Earth
http://www.usatoday.com/travel/news/2008-05-15-google-disney_N.htm?csp=34
検索連動型広告を成功に導くSEM戦略 増補改訂版 (株)アイレップ 紺野俊介
オーバーチュア・新スポンサードサーチやコンテンツ連動型広告、モバイル検索連動型広告にも対応した、アイレップ・紺野氏のリスティング広告の書籍の改訂版、「検索連動型広告を成功に導くSEM戦略 増補改訂版」です。5月29日に発売。
Google翻訳、10言語を追加、言語の自動認識も
Googleは2008年5月15日、Google Translate(Google翻訳)の機能を強化したことを明らかにした。新たに、ブルガリア語、クロアチア語、チェコ語、デンマーク語、フィンランド語、ヒンディー語、ノルウェー語、ポーランド語、ルーマニア語、スウェーデン語の10言語。
また、各言語の双方向翻訳も強化され、たとえば日⇔韓、日⇔中、日⇔露なども翻訳できるようになった。翻訳しようとするテキストの言語を指定しなくても、自動的に検出する「言語の検出(Detect Language)」機能も搭載。入力したテキスト量が多いほど検出精度が高まるという。今後も、Googleは他の言語をサポートするように開発を進めている。
Google翻訳はGoogleリサーチグループが開発した独自の統計的翻訳システム。ターゲットとなる言語で記述された単一言語テキストと、人間が翻訳した他言語のサンプル翻訳テキストを対にしたものをコンピュータにインプットし、統計的学習手法を適用して翻訳モデルを構築している。
Google Translate
http://translate.google.co.jp/translate_t
Google翻訳検索
http://translate.google.com/translate_s
Google Translate adds 10 new languages...
http://googleblog.blogspot.com/2008/05/google-translate-adds-10-new-languages.html
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「ジョジョの奇妙な冒険」→JoJo's strange adventure 直ったんだ
マイクロソフト、仮想宇宙マップ「WorldWide Telescope」を公開
米マイクロソフトは2008年5月12日、世界各地の天文台や宇宙望遠鏡からの高解像度画像を楽しめる「WorldWide Telescope」を公開した。Microsoft Researchが開発。銀河系、星雲、惑星などのテラバイト単位の天体写真をつなぎ合わせることで仮想的な宇宙空間を構築した。Google Sky と同様のサービスだが、WorldWide Telescopeはアプリケーションのダウンロードが必要。
WorldWide Telescope
http://worldwidetelescope.org/
WorldWide Telescope Brings Space Exploration to Earth
http://www.microsoft.com/presspass/press/2008/may08/05-12WWTPR.mspx
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会社のPCで開こうとしたらフリーズ 内容確認できず…。
Google 67.90%、Yahoo! 20.28% - 米検索エンジンシェア 2008年4月 - 米Hitwise調査
米Hitwiseは2008年5月14日、米国の検索エンジンシェアを発表した。
2008年3月の検索シェアは、Googleが前月比0.65ポイント増の67.90%。2位のYahoo!は前月比マイナス0.1ポイントの20.28%、3位のMSN / Live Searchは同マイナス0.39ポイントの6.26%。Ask.comは0.8ポイント増の4.17%だった。他の45個の検索エンジンのシェアは、全体のわずか1.40%に過ぎない。
あわせて、検索エンジンからの送客数を業種別にまとめたデータを発表した。2007年4月と比較して、旅行、娯楽、ビジネス&金融、スポーツ、オンラインビデオ、ソーシャルネットワーキングの各カテゴリにおいて、検索エンジンからの直接トラフィックの割合が10%以上増加していることがわかった。ユーザーが各カテゴリのサイトにアクセスする上で、検索エンジンが重要なナビゲーションの役割を果たしていることがわかる。
Google Receives Nearly 68 Percent of U.S. Searches in April 2008
http://www.hitwise.com/press-center/hitwiseHS2004/google-receives-us-searches.php
キーワードハンター、5月21日に正式リリース - 無料登録枠も拡大
クロスリスティング、アユダンテ、アイレップが提供する、検索キーワード選定を支援するアドバイスツール「キーワードハンター」が2008年5月21日に正式サービスを開始すると発表した。あわせて、無料の会員登録枠も拡大する。
キーワードハンターは、クロスリスティングが提携するBIGLOBEや@niftyなどの検索キーワードを集計し、毎月の検索回数データを調べられるサービス。実際にユーザーが利用している最新の検索キーワードを毎月取得できるうえ、過去12ヶ月に遡って検索回数の推移を調べることも可能。
キーワードハンターの利用料金は、個人やSOHO、あるいは小規模なサイト運営者向けのベーシックプラン(6ヶ月31,500円、1,000回調査)と、広告代理店やSEM会社、大規模サイト運営者向けのプレミアムプラン(1年間1,575,000円、15万回)が用意される。
無料会員登録枠は4月9日ベータ版公開時に3000人としていたが、5月6日に3,000名に達したため、登録枠を拡大する。無料サービスは5月20日まで継続する。
キーワードハンター
http://www.kwhunter.com/
ロックオン「EC-CUBE2.0」がEC補償「トラストマークサービス」対応に
株式会社ロックオンは2008年5月12日、株式会社TradeSafeとの事業提携を発表した。ロックオンのオープンソースECサイト構築ソフト「EC-CUBE2.0」に、トレードセーフが提供するEC補償サービス「トラストマークサービス」対応機能を追加する。ネットショップは、EC-CUBE2.0からトラストマークサービスの申請が可能になる。
フルスピード、オムニチュア「SiteCatalyst」「SearchCenter」販売開始
株式会社フルスピードは2008年5月13日、オムニチュア株式会社のウェブ解析サービス「SiteCatalyst(サイトカタリスト)」とリスティング広告入札管理サービス「SearchCenter(サーチセンター)」の販売を開始した。フルスピードはWebマーケティングを軸に、SEOやリスティング広告、アフィリエイトなどを展開する会社。
ヤフー、Webサイトのインデックス状態を把握する「Yahoo!検索サイトエクスプローラー」日本語ベータ版を公開
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やっとデタ。Yahoo!検索 サイトエクスプローラー公開 [Yahoo!検索スタッフブログ]
http://searchblog.yahoo.co.jp/2008/05/yahoo_63.html
ヤフー株式会社は2008年5月14日、Yahoo!検索でのインデックス状態を把握する「Yahoo!検索サイトエクスプローラー」日本語ベータ版を公開した。
Yahoo!検索サイトエクスプローラーは、米国で2005年11月に公開されたYahoo! Site Explorerの日本語版。Yahoo!検索でのバックリンクやインデックス数、動的URLの処理方法の設定、スパム報告など、サイト運営者向けのサービスを提供する。
米国のSite Explorerをベースに日本独自の機能が追加されており、Yahoo!ブックマークの登録数やYahoo!ブログ検索での言及数を参照することもできる。
Yahoo!検索 サイトエクスプローラーの紹介
Yahoo!検索サイトエクスプローラーとは、Yahoo!の検索エンジン(YST)にインデックスされているページやバックリンク情報を確認できる、サイト管理者向けのサービスです。Googleの「ウェブマスターツール」や、MSN / Live Searchの「ウェブマスターセンター」に相当する機能です。
サイト管理者が認証手続き行うことにより多数の情報を閲覧できるようになります。具体的には、YSTにインデックスされているページ数、サイト内外から張っているリンク、クローラによるページ言語の判定、最終クロール日などの情報を表示します。これらのデータは TSVやXML形式でダウンロードすることも可能です。クローラ用サイトマップフィード(sitemap.org規格)の受付にも対応し、サイトエクスプローラーからフィード用に設定されたURLの確認や、フィードの処理状況も確認できます。
動的URLを効率よくクロールさせるしくみを提供
効果測定や、Web閲覧用と印刷用ページなどの区別をする目的で、コンテンツがほぼ同一でありながらURLに付与されるパラメータが異なる場合があります。たとえば、前者であればリファラを把握するために ?sourceid= などの文字列を、後者であれば ?view=print などの文字列をつけるケースがあります。
ブラウザ(人)はこれらは全く同じページ(コンテンツ)であると認識できますが、クローラはそれぞれを別ページと判断することがあります。この場合、次のような問題を引き起こす可能性があります。
(1) パラメータが異なる大量のウェブページを永続的にクロールすることによるサーバへの負荷増大
(2) 重複コンテンツと判定されたことで検索上位に表示されにくくなる
(3) 重複と判定されなかった場合、同じページが順位を争う、サイト内競合が発生
(4) パラメータが異なるURLそれぞれにバックリンクが集まると、リンク分散(link fragmentation)が発生し、評価分散による検索結果の低下
こうした問題を解決するのがサイトエクスプローラーの提供する動的URLの処理設定です。たとえば、sourceid という文字列を削除する、YST用にユニークなセッションIDを渡す、などの指示をYSTに出すことで、効率よくサイトをインデックスさせることが可能になります。
リンクスパム報告も可能
Yahoo!検索サイトエクスプローラーはリンクスパムをするウェブページを報告する機能も搭載しています。バックリンク一覧ページに表示されたリンクからスパムサイトを発見した場合、それを報告することができます。報告された情報は、YSTのスパム判定機能の精度向上やスケーラビリティのあるフィルタリング技術の開発に利用されます。また、管理するサイトがリンクファームに関与すると誤って判定されることを防ぐ目的もあります。
GoogleウェブマスターツールやLive Search ウェブマスターセンターと比較
Google、Yahoo!、MSN / LiveSearch 主要3社とも、サイト管理者向けのコンソールを提供しています。Googleウェブマスターツールと本ページで紹介するYahoo!検索サイトエクスプローラーは日本語に対応し、Live Search ウェブマスターセンターは日本語未対応ですが日本のサイトも登録できます。
3社のサービスを比較すると、最も情報の網羅性が高く機能豊富なのがGoogleウェブマスターツール。単にインデックスやバックリンクだけでなく、サイト内外リンクのアンカーテキストやRSSフィードの購読数、検索上位に表示されるキーワードと実際にクリックされるキーワードなど、様々な情報を提供します。スパム報告だけでなく、自分のサイトにガイドライン違反がある場合はそれを指摘してくれます。Googleとサイト管理者のコミュニケーションの橋渡し的役割も兼ねています。
Yahoo!検索サイトエクスプローラーは動的URLの処理を指示できるところが他社にないユニークな機能をもちます。ブックマーク数やブログ検索の言及数が見られるのも◎。Yahoo!は効率よくサイトがクロールし、コンテンツのありかを探せるようなしくみ提供において、とても親切な会社です。
Live Searchウェブマスターセンターは、「基本は抑えた」といった感じです。日本におけるプレゼンスがほとんどないに等しい現状においては、趣味として。
日本のサイト管理者はとりあえず、GoogleウェブマスターツールとYahoo!検索サイトエクスプローラーの利用は必須、といったところでしょう。案外、自分が知らなかったエラーに気づかされます。robots.txtの記述間違いとか、タイトルやMETAの重複とか。
Yahoo!検索サイトエクスプローラー
http://siteexplorer.search.yahoo.co.jp/
Yahoo!検索サイトエクスプローラー ヘルプページ
http://help.yahoo.co.jp/help/jp/siteexplorer/
サイトの認証方法(Yahoo!検索エクスプローラーを活用するなら必須)
http://help.yahoo.co.jp/help/jp/siteexplorer/siteexplorer-09.html
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ほんと、やっと出たって感じ。2年以上かかってるよ でもローカライズよくされてます。米国版よりUIわかりやすいし、軽いし、日本独自の機能追加しているし。時間かけただけのことはあります。
オーリック、SaaS版ウェブ解析「RTmetrics」提供開始
オーリック・システムズ株式会社は2008年5月12日、Webアクセス解析ソフト「RTmetrics(RTメトリックス)」のSaaS方式版「RTmetrics Saas Edition」の販売を開始した。
RTmetrics Saas EditionはWebページにタグを埋め込んでアクセスログを収集する方式を採用。ハイエンドユーザの高度なニーズに応え詳細分析が可能な機能を搭載しながら、アクセス解析に不慣れなユーザでも使いこなせるようレポート機能を充実させている。Webビーコン方式だが、ユーザ行動の全データを詳細なレベルで保持し、解析条件に応じてデータを再集計してレポート生成を行うのが特長で、解析の視点を追加・変更しても、タグを修正・加工する必要がない。さらに、過去に蓄積したデータも含めて再集計してレポートされる。
RTmetrics Saas Editionの月額利用料は10万円から、月間50万PVから500万PVの中小規模サイトに最適な価格設定とした。携帯サイトの解析には現時点で対応しない。
オーリックは2002年からパケットキャプチャ方式のリアルタイムWebアクセス解析ソフト「RTmetrics」を販売。国内358社に納入実績がある。
オーリック・システムズ RTmetrics
http://www.auriq.co.jp/
Webアクセス解析ソフト「RTmetrics®」のSaaS版を提供開始
http://www.auriq.co.jp/press/2008/05/saas-release.html
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パケットキャプチャ方式は導入ハードル高いので、マーケットニーズに対応した結果でしょうか。
米国・検索連動型広告のファイナンス・カテゴリ平均CPC -2008年4月 Efficient Frontier調査
米Efficient Frontierは2008年5月9日、検索連動型広告(ペイドサーチ)平均CPCデータを発表した。同社が管理するアカウントの広告費用を集計した。2008年4月データ。
最も変化が大きいのはMortgage(住宅ローン)で3月平均CPC 2.32ドルから14%上昇の2.86ドルに。自動車保険も3月平均CPC 1.57ドルから同1.79ドルと14%上昇。旅行は0.76ドルで変化なし、など。
Average Search CPC Data by Category for April 2008 [SearchEngineWatch]
http://searchenginewatch.com/showPage.html?page=3629441
cf.
米国・検索連動型広告のファイナンス・カテゴリ平均CPC -2008年3月 Efficient Frontier調査 :: SEM R
Google Base、アカウントを国際対応 - 国ごとに使い分け不要に
米Googleは2008年5月9日、ユーザーが自由にデータを登録し、検索可能にする「Google Base」のアカウントをグローバル対応させた。これまでGoogle Baseは、米国、英国、ドイツの3カ国に対応していたが、異なる国に情報を登録する場合は、別ドメイン(.com、.co.uk、.de)のGoogle Baseにアクセスしてログインする必要があった。これが不要となる。
Google Baseは2005年11月16日に公開、当初は注目を集めた。Google Baseはユーザーがあらゆる種類のデータをGoogleデータベースに登録し、それをオンラインで検索可能にするサービス。例えば、「パーティープランニング代行サービスの説明」や「セミナーの最新情報案内」、「中古バイクの価格表」「おすすめレシピ」「家庭教師募集」といった情報をGoogle Base上に掲載することができる。
Google Base
www.google.com/base
Google Base account now international [Google Base Blog]
http://googlebase.blogspot.com/2008/05/google-base-account-now-international.html
ユーザーの好みで変わる「パーソナライズド検索」
人によって検索結果が変わる、パーソナライズド検索
ある同じ時間に、同じキーワードを使って検索をした時、北海道に住んでいるAさんも、埼玉に住んでいるBさんも、そして大分に住んでいるCさんも皆、全く同じ検索結果を見ています。これに対して、同じキーワードを使ってもAさん、Bさん、Cさんそれぞれ異なる検索結果を見ることになる可能性を持つのがパーソナライズド検索(Personalized Search)と呼ばれる検索サービスです。
パーソナライズド検索とは、各々のユーザーの興味や関心を反映して、検索結果を最適にする技術です。たとえば、「ボール」と検索した時、野球好きなAさんが目にする検索結果は野球関連のボールの情報が多くなるのに、サッカー好きなBさんが目にする検索結果はサッカー関連のボールの情報が多くなる、といった具合です。
過去の検索履歴であなたの関心事を類推する
ところで「あなたの興味や関心事にあわせて~」といっても、検索エンジンが日常ストーカーの如くあなたの生活を監視しているわけではありません。ただ、検索エンジンはあなたの過去の「検索履歴」や「検索行動」を記録し、そこから興味・関心を類推するのです。
たとえば、カレー好きで毎週、いろいろなカレー屋さんに足を運ぶエリさんは、毎日のように仕事が終わると検索エンジンを使い、あちこちの店舗情報やクチコミサイトを見ておいしいカレー屋さん情報を集めています。すると、エリさんが過去に利用したキーワードや、訪問したサイトの多くが、カレー屋さんやカレーのクチコミサイトといった「カレー店舗に関するリンク」が多くなってきます。すると検索エンジンは、「この人はカレーに関心があるんだな」ということを学習してきますので、ある日、エリさんが「香辛料」と検索した時、検索結果には一般的な香辛料のリンクではなく、カレーに使う香辛料に関するリンクをより多く表示するようにします。
以上の話のように、人はそれぞれユニークな興味や関心事を持っており、それは過去の検索履歴を追っていくと少なからず反映されています。検索エンジンはその過去の情報を見て、ユーザーの関心を探り、それを検索結果に反映するのです。
一般キーワードでの検索結果に威力を発揮
パーソナライズド検索が威力を発揮するのは、検索行動を起こすコンテクスト(状況、文脈)によって様々な解釈ができるキーワードに対する検索結果の改善です。先ほどあげた「香辛料」を例にとると、単に香辛料と検索されただけでは、インド料理の香辛料か、カレーの香辛料か、あるいは香辛料の作り方なのか、香辛料の歴史なのか、ユーザーが一体何の意味の「香辛料」の情報を求めているのか判断のしようがありません。従って、ユーザーの大多数が満足できうる、一般的な「香辛料」の検索結果を表示せざるを得ません。
しかし、ユーザーの興味や関心を分析し、エリさんがカレー好きとわかっていれば、香辛料と検索した時に一般的な香辛料やインド料理の香辛料よりも、カレーの香辛料のリンクを表示した方が、相対的に検索結果に対する満足度は高まるでしょう。
同様に「apple」と検索した時に Mac のAppleなのか、それとも文字通りリンゴのAppleなのか、あるいは「マット」と検索した時にヨガのマットなのか、あるいはフロアのマットなのか。パーソナライズド検索によって、それぞれ最適な検索結果を表示できるようになるのです。
パーソナライズド検索は、ログインしたユーザーが対象
パーソナライズド検索を機能させるためには、過去の検索履歴情報を十分に蓄積する必要があります。でも、検索履歴を集めるということは、いわば日常生活で24時間あなたの生活を監視されているようなもので気持ちの良いものではありません。プライバシーの侵害だと感じる方もいるでしょう。
検索エンジンもそのあたりの事情は十分に理解しており、パーソナライズド検索はログインして、かつパーソナライズド検索を有効にしているユーザーだけが対象となります。ログインしている間に検索した履歴情報が蓄積され、ログインしている間だけ検索結果はカスタマイズされます。
Googleはパーソナライズド検索を提供中
2008年5月現在、日本国内でパーソナライズド検索を提供しているのはGoogle 1社です。Yahoo!JAPANは提供していません。
ただ、Googleの国内検索シェアは30%強あること、そして2007年2月以降にGoogleアカウントを取得したユーザーは、デフォルトでパーソナライズド検索が有効になっています。Googleアカウントとは、WebメールのGmailやカスタマイズした自分だけのトップページが作れるiGoogleといった、Googleが提供する各種サービスを利用するユーザーなら取得しているアカウントですので、意識してなくても実は自分の検索結果はパーソナライズされている、というユーザーもいるでしょう。
パーソナライズド検索が進めば、「ランキング」の重要性が薄れる
2008年3月時点、Googleのエンジニア・Phil McDonnell氏は検索結果のパーソナライゼーションの影響について、「ランキングには軽微」だとし、特にSEOにおいて気にすることはないとの見解を出しています。しかし現実には、ユーザーの過去の検索履歴とキーワードによっては、パーソナライズの有無により大きく検索順位が変化するケースも確認しています。たとえば、筆者は普段、サーチマーケティングに関連する検索を多く実行しているユーザーですが、この領域のキーワードで検索すると、ログインしていないユーザーや他の検索履歴情報を持つユーザーの検索結果と比較すると、同じサイトの順位が7~10位ほど違うケースを複数確認しています。
この程度の違いをGoogleは「軽微」と認識しているかもしれませんが、同じ検索結果1ページ目でも、検索順位が1位と10位ではクリック率にして10%ほどの違いが出てきます。ユーザーの利用状況によって、あなたのサイトの順位は大きく変わる可能性があることは認識しておくと良いでしょう。
異なる検索結果が表示されるユーザーの割合はウェブサイトのトピックや領域によって変わるので一般論として説明することは難しいのですが、基本的に、人によってあなたのサイトの順位が変わる以上、「検索順位」という切り口でSEOの評価をしたり一喜一憂することの意味は薄れてくるということはいえるでしょう。人によって見る順位が違うのであれば、順位であれこれ言っても意味がありません。ただし、あなたがターゲットとするユーザー、つまりあなたのビジネスや話題に興味・関心のあるユーザー層において、何位に表示されているかは今まで通りの評価が行えるともいえます。
パーソナライズド検索が浸透する可能性は?
現時点でGoogleが提供する一方でYahoo!やその他の検索エンジンが提供していないのには理由があります。実は情報検索の研究において、パーソナライズド検索が果たしてどの程度、検索精度の改善に結ぶつけられるか不透明な面もあるためです。
たとえば、人の興味・関心は永続的なものではありません。大学卒業を控えた大学生が、3月に卒業旅行に出かけるために12月頃から旅行の計画を立てたとしましょう。このユーザーは12月~2月にかけてきっと多くの旅行関連のキーワードで検索をし、様々な旅行関連サイトを訪れるに違いありません。しかし、4月に入り就職したこのユーザーは、果たしてこの時点で旅行に強い興味を示しているでしょうか。4月に入ってからこのユーザーに対し、旅行に最適化した検索結果を提供することに、どれだけの意味があるでしょうか。
同様に、普段は釣り好きな人がある日、お風呂のことを調べたくて「バス」と検索することもあります。昼間は仕事でいつも保険関連のことばかりを検索していても、自宅に帰ったら趣味のガンプラに関する検索をするかも知れません。ユーザーは24時間365日、常にある1つのトピックに関する検索をしているわけではありません。仕事、プライベート、休日。1日の中でも仕事中の昼間とデート目前の夕方では違う検索をするでしょう。この時、過去の検索履歴にもとづいてカスタマイズすることは最適といえるでしょうか?
このように、パーソナライズド検索は様々な問題を抱えています。それ故にGoogleもランキングに与える影響は軽微になるように調整しています。とはいえ、将来有望な検索技術の1つではありますし、すでに2年以上運用しているGoogleにはノウハウや知見が蓄積されているでしょうから、将来これらを活用して本当にすばらしい検索サービスを実現するかもしれません。
いずれにしても、「現在、Googleはパーソナライズド検索を提供している」ことは認識し、それが検索結果に影響を与えうることを理解しておきましょう。
執筆:渡辺隆広
このコラムは、2008年6月16日発売の『検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書』に掲載した文章の一部です。
ソーシャルブックマークと検索エンジンの関係
Yahoo!ブックマークは検索ランキングに影響するか?
2007年6月より、ソーシャルブックマークサービス(SBM)「Yahoo!ブックマーク」がYahoo!JAPAN検索結果に表示されるようになりました。これに対し「Yahoo!ブックマークの登録数が多いページほど検索順位が有利なのでは?」といった憶測が一部で流れました。
しかし、ソーシャルブックマークというコミュニティの特性や情報検索技術の観点から、99%、「ブックマーク登録数と検索アルゴリズムは関係ない」というのが検索専門家の一般的な見方です。
ソーシャルブックマークの反映で検索精度が高まるわけではない
理由は次の通りです。第1に、ページの被ブックマーク登録数をランキングに反映することが、必ずしも検索精度の改善に役立つとはいえませんし、むしろ悪化させかねないためです。これはブックマークを登録するという行為は、単に時世に応じた人々の興味の程度を示しているに過ぎず、特定の検索キーワードに対する適合度や質の担保にはならないのです。ユーザーの登録数の多さは、ソーシャルブックマークというコミュニティの中では重要な尺度になりますが、情報検索というコンテクストにおけるユーザーにとって何の有益な尺度とはなりません。
また、同一ソーシャルブックマークサービスにおいても「人気度を表す一般的尺度」は存在しません。これは人気ページの被ブックマーク登録数は、その時点の会員登録数に比例するからです。また、基本的に過去に遡るほど登録数が減少するため、数百億という膨大な量のページに一貫性を持って重要度を判定することなどできません。むしろ、ほんのわずかな登録されているページにだけ加点をしたら、検索結果全体が歪んでしまいます。
話をまとめると、ユーザーに素敵な検索体験を提供したいと考える検索会社がアルゴリズムを設計する上で、ソーシャルブックマークの情報を反映することの合理性は少なくとも現時点で見出せないため、「登録数はランキングに関係ない」という結論を出すのが妥当です。もちろん、将来ソーシャルブックマークが日常的に大多数のユーザーに利用されるようになる、ブックマークの登録数から質を推定する強力なアルゴリズム技術が登場するなどしたら状況は変わるかも知れません。しかし現時点では全く気にしなくてもいいでしょう。
ちなみに、ランキングとは関係なく、ブックマーク登録数はソーシャルメディアにおけるアテンションを集めるために、(良い意味で)多いに越したことはないです。
Googleアドセンス広告を導入するとYahoo!JAPANの順位は下がる?
「Googleアドセンス広告を導入するとYahoo!JAPANでの検索順位が下がるの?」とか「Yahoo!アドパートナーを掲載するとGoogleでの検索順位が下がるの?」といった質問を時折見かけるのですが、どちらも間違いです。
検索会社はユーザーに対してベストな検索体験、検索結果を提供したいのであり、そのリンク先ページがライバル社のサービスを利用しているかどうかなど関係ないのです。東急電鉄はJR利用者を排除したり高い運賃とったりしますか?しませんよね、それと同じです。検索会社はあなたのサイトに嫌がらせをしたり順位をさげようと思って技術を開発しているのではありません。
類似の質問として「サイトにYahoo!JAPANロゴを貼り付けると順位が上がる?」「オーバーチュア・スポンサードサーチ広告を使うとYahoo!JAPANの順位が上がる?「Googleアドワーズ広告を使うとGoogleの順位が上がる?」などなど、「検索エンジンに媚びたらどうなるの?」系の答えはいずれも「全く関係ない」です。
Google Matt Cutts 講演「What Google Knows About Spam」 - Web 2.0 Expo
米Googleのウェブスパムチーム・Matt Cutts氏がWeb 2.0 Expoにて、検索エンジンスパムに関する講演を行った。「What Google Knows About Spam」についての資料がパワーポイントで公開されている。
キーワードの繰り返しなど古典的な検索エンジンスパムを紹介。人々が検索エンジンスパムに手を染めるのは、それでお金が稼げるからだと指摘。SEOにはホワイトハットとブラックハットがあり、前者はスパムでないと指摘。安全なSEOを探す手段として、具体的に何をするのかよく確認する、SEO会社が検索エンジンガイドラインを遵守していることを確認する、大規模サイトであれば内部リンクやページごとの最適化を行うか、小規模サイトならリンク構築やマーケティングのためのクリエイティブなアイデアがあるかを確認すること。
What Google Knows About Spam (パワーポイント資料)
http://www.mattcutts.com/files/what-google-knows-about-spam.ppt
ディーボ、SEO対策済みサイト構築サービス「CrossSite」開始
株式会社ディーボは2008年5月12日、SEO対策済みサイト構築サービス「CrossSite(クロスサイト)」の提供を開始した。CrossSiteは顧客誘導を目的としたサテライトサイト。サテライトサイト構築に伴うWeb戦略コンサルティング・企画立案、サイト制作、SEO、ニュースリリース配信代行を提供する。料金は50万円から。
CrossSite
http://devo.jp/crosssite/
PR TIMES、SEO TOOLSにSEOニュースコンテンツ提供
株式会社ベクトルの子会社・株式会社PR TIMESは2008年5月8日、企業とメディアのためのリレーションサイト「PR TIMES」にて、5月8日よりSEO対策支援ツールサイト「SEO TOOLS」にニュースコンテンツの提供を開始した。SEO TOOLSはブラストホールディングス株式会社が運営。今後、PR TIMESで配信されたSEOに関連するプレスリリースは、SEO TOOLSの「SEO TOOLSニュース」に掲載される。
PR TIMES
http://prtimes.jp/
米Omniture、2008年第1四半期は6320万ドルの売上
Web解析ツール「SiteCatalyst」やSEM自動入札管理ツール「SearchCenter」を提供する米Omniture(オムニチュア)は2008年5月1日、2008年第1四半期の業績を発表した。売上高は前年同期比117%増、前期比47%増の6320万ドル(約65億円)だった。また、非GAAPベースの売上高は6,960万ドル。Omniture共同創業者でCEOのJosh James氏は、今後もマーケットでリーダーシップを発揮し、最も活発なこの分野でエコシステムを形成していくと述べている。
cf.
オムニチュア、SEM自動入札管理ツール「SearchCenter 3」を提供開始 :: SEM R
ビートレンド、販促ASP「BeMss」にモバイルSEO診断オプションを提供
ビートレンド株式会社は2008年5月7日、携帯向け販促ASP「BeMss(ビームス)」でモバイルSEOを支援する「モバイルSEO診断オプション」を提供開始した。SEOソフト開発の株式会社ジーネットワークスと提携した。
モバイルSEO診断オプションは、ジーネットワークスの携帯向けSEO診断ツール「DoctorSEOモバイル」の技術をBeMssに組み込んだ。特定キーワードの検索順位やページ内のワード構成、競合サイトとの比較レポートなどを自動的に作成することができる。
ビートレンドは同日、株式会社アクシイズのモバイルLPO対策ツール「CONDUCTOR MOBILE」と連携させ、簡単に携帯サイトのこんてんつを動的表示できるようにするモバイルLPOのオプション提供も開始している。
ビートレンド BeMss
http://www.betrend.com/services/bemss.html
ジーネットワークス、DoctorSEOにクロスリスティング登録有無の確認機能を追加
株式会社ジーネットワークスは2008年5月8日、DoctorSEOにディレクトリ登録を確認できる機能を追加した。クロスリスティングと提携し、指定したサイトがクロスリスティングの運営するディレクトリ(モンキーポッド)に登録されているか確認可能。
DoctorSEO
http://www.doctorseo.jp/
cf.
「Yahoo!上位表示の55%はクロスリスティングのディレクトリに登録済み」 - クロスリスティング、ジーネットワークス共同調査 :: SEM R
ディーボ、夏のSEO対策キャンペーン実施、45%オフ
株式会社ディーボは2008年5月8日、テキストリンク広告(Paid Link、ペイドリンク)サービス「Power TEXT」を最大45%オフで提供する夏のSEO対策キャンペーンを開始した。夏のボーナス商戦に向けてSEOをするのに最適な時期だという。
Power TEXTは海外の評価が高いサイトから指定のキーワードを記述したテキストリンク広告を配信する。契約期間は1ヶ月または3ヶ月。サイト状況にあわせて34の商品から選択可能。
夏のSEO対策キャンペーンとして第2~第4弾が続けて発表された。
Googleがスパムと公式に認めるテキストリンク広告(Paid Links、ペイドリンク)サービス「Power AD」購入者に、30分間のSEOプチコンサルティングを提供。Power ADはウェブサイトやブログ、ブログパーツなど5万以上のサイトから指定のキーワードをアンカーテキストにしたリンクを設置・配信するもの。このキャンペーンは2008年5月15日から5月27日までの申し込みが対象。
また、必要なSEO対策のみを発注できるSEOコンビニ購入者に対して、海外のサイトからテキストリンク広告を配信するペイドリンク「Power TEXT」(先のPower ADと同様)を1ヶ月無料で提供する。このキャンペーンは2008年5月27日までの申し込みが対象。
ディーボの成果報酬型SEOサービス「Power SEO」は5月27日までに申し込むと初期費用が通常63,000円から52,500円に割り引きされる。同じく5月27日までの申し込みが対象。
5月20日から22日の3日間限定で提供されるのが、15分間無料でSEO相談ができるサービス。SEO電話相談終了後には、具体的なSEOのプランを提案するという。
cf.
ディーボ、SEO用テキスト広告(有料リンク)配信サービスPower AD開始 :: SEM R
ディーボ、有料リンク(Paid Links)販売の代理店制度を開始 :: SEM R
ディーボ、海外サイトからのSEO用テキスト広告(有料リンク)配信開始 :: SEM R
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このプレスリリース乱発は、SEOのつもり?もしプレスリリースSEOのつもりでやってるなら、方法が間違ってる。SEO対策キャンペーン1~4は1回のリリースで出してくれた方が親切。
アルファイット、成果報酬型モバイルSEOサービス開始
アルファイット株式会社は2008年5月9日、成果報酬型のモバイルSEOサービスを開始した。初期費用36万7,500円、キーワード難易度調査やサイト調査、外部要因のリンクポピュラリティ対策、内部対策指示書の費用が含まれる。また、希望の検索エンジンで10位以内を10日以上達成した場合、成功報酬として別途、課金される。
アルファイット株式会社
http://www.upseo.jp/mobile/
Google最新事情「検索アルゴリズムの傾向と対策」(2007年3月版)
検索エンジンからの誘導がWebサイトで展開するビジネスに多大なる影響を与える今日、SEOへの関心も急速に高まり、多くの企業がWebサイトでのSEO実装に取組んでいる。しかし中には、検索アルゴリズムの弱点をつくもの、明確にランキングの不正操作を目的としたスパム行為を行うウェブマスターが増加し、その手口が巧妙・悪質化しているのも事実だ。こうした現状に対処するべく、検索会社もその検索品質を維持するために日々アルゴリズムの改良に取り組んでいる。
筆者がSEOを開始した1997年当時、そしてGoogle PageRankがSEO業界で話題となった2001~2003年、そして今日(2006年12月)を比較すると、確かに検索アルゴリズムは革新的に進化している。本章ではSEOに取り組んで効率的な検索経由のトラフィックを獲得したいウェブマスター向けに、最新のGoogle検索アルゴリズムの傾向と対策について解説していく。
なお、Googleを中心に話を進めるが一部の「Google特有の現象」を除いては基本的にYahoo!検索やLive Searchなどにも適用できる概念であると解釈して頂いて差し支えない。SEOとは特定の検索エンジンのアルゴリズムの裏をかくためのものではなく、検索エンジンに適切に情報を伝達し、適正な評価を得るための技術手法であり、従ってSEOの実装において検索エンジン毎の差異は存在しないからだ。
Index
SEO:「時間」を評価するGoogleエイジングフィルタ :: SEM R
SEO目的の相互リンクを駆逐 - 進化するGoogleのスパムフィルタリング技術 :: SEM R
SEO:信頼できるリンクを特定する「TrustRank」の概念 :: SEM R
SEO:リンクの関連性にあらためて着目しよう :: SEM R
同じコンテンツの公開に注意:SEO「重複コンテンツ」問題 :: SEM R
検索各社が表示するバックリンクデータ(link:)は信頼できない
自分のWebサイトがどれだけの数のリンクを受けているかは link: 検索式を利用することでGoogle、Yahoo!、Live Searchいずれも簡単に調査できる。ところで「Yahoo!とGoogleが表示する被リンクの数が全然違うのは何故ですか?」という質問を頻繁に受けるのだがそれは当然だ。
Googleで link:(調査したいWebのURL)と検索した時、表示されるのは「被リンクの一部の情報」を表示しているに過ぎない。つまり、本当は1,000のリンクがされているとGoogleが認識していても検索結果上には100しか表示しないということだ。また、検索結果の表示順序も「Googleが重要と認識している被リンクほど上位に表示される」と思い込んでいる人が少なくないのだがそれも間違いで、Googleはランダム表示しているだけ。
つまり、Googleで link: でバックリンクを調査してもそれほど意味がないのだ。筆者は被リンクの調査をしたい時は比較的数多くの(Googleでは絶対表示されない)リンク元ページを表示してくれるYahoo!とLive Searchを利用している。Googleの数が少ないからといってあまり心配する必要はないのだ。
なお、Yahoo!やLive Searchなら全ての情報を表示するわけではない。さらに、Yahoo! Site ExplorerやLive Search Webmaster Center、Googleウェブマスターツールといったサイト運営者向けのコンソールでは、多くのリンクを表示するが、それでも全てではない。
執筆:渡辺隆広
本原稿は、2007年3月1日時点のもの
GoogleツールバーのPageRankデータは、過去のスナップショット
2002~2003年ごろのGoogleは確かに検索インデックスやPageRankの更新はおよそ1ヶ月に1度実施していた。しかし現在のGoogleは毎日のようにインデックスを更新しているし(これをEverfluxと呼ぶ)、PageRankは (1) 私たちがGoogleツールバーを通じて閲覧できる値、(2) Googleのシステム内部で持つ値、で更新頻度が異なる。
PageRankについて詳しく説明しよう。通常、私たちが各々のWebページに割り当てられたPageRankを知る手段はGoogleが配布しているGoogleツールバーに搭載されている10段階表示のPageRankバーだ。しかし、Googleはツールバー表示のPageRankデータの更新は四半期に1回しか実施していない。対してGoogleの検索システム内部ではもっと短い期間 - 2~3週間に1度とも言われる - 程度で更新している。
さらに、Googleツールバーのデータが更新される時、その情報は過去のある一時点の情報を反映しているだけだ。つまり、(ツールバーのデータが)更新されても、その更新時点でそのデータは過去のものであり、現在のランキングを反映したものではない。いま、私たちが目にする検索結果ランキングに反映された最新PageRankを知る術はないのだ。
すなわち、あるサイトを訪問した時にツールバーのPageRankが4を示していても、いま、それを閲覧している時点の本当のPageRankを知ることもできないということ。常に過去の時点のPageRankしか表示しない以上、「いま」SEOをしたい私たちにとって必ずしも参考に足るとは限らないのだ。
執筆:渡辺隆広
本原稿は、2007年3月1日時点のもの
Google PageRankは過去の遺物 - SEOで考慮する必要性は限りなくゼロ
PageRankは「1つの評価指標」に過ぎないし、少なくともGoogleツールバーは全然気にする必要はない。未だに「Googleで検索上位に表示するためにはPageRankをあげなければ」「PageRank 5 まであげるにはどうすればいいか」なんていう方が少なくないのですが、これは正確ではないので認識を改めよう。
全く価値がない・重要ではありませんとは言わないが、例えば筆者は少なくとも、Webサイトの診断においてGoogleツールバーの値は全く考慮しないし、PageRankの高低は「10か5か1か」のレベルでは判断するがそれ以上の詳細な差は考慮しない。つまり、PageRank = Webページに張られたリンクの"数"と"質"に基づいたページの重要度の評価 = という指標は「単なる1つの評価指標」である。
さらに、現在のGoogleはリンクの「信頼性」や「関連性」「アンカーテキスト」という要素も判定指標として採用している上、むしろ関連性や信頼性のウエイトが比較的高い現状においてはPageRank(先ほど定義した意味でのPageRank)は考慮しても仕方がないのだ。
「GoogleのランキングはPageRankだけで決まっているのではない」ことは認識している人でも「PageRank自体の高低は重要」と考えている人もいるようだが、今日はそういう時代ではないので注意してほしい。
なお、ネット上には指定のPageRank値にあげるために必要なリンクの計算式のようなものもあるが、こうした数学的根拠を示しているかのような情報は、10年以上前に公開されたPageRankの最初の論文(The Anatomy of a Large-Scale Hypertextual Web Search Engine、1998)に記述されている内容を簡易化した計算式を根拠にしている。しかし、当時論文で発表されたPageRankの計算式とGoogleが現在、システムに実装しているPageRankは全く別物であり、したがって全く信頼性に欠ける情報だということを知っておいてほしい。
執筆:渡辺隆広
本原稿は、2007年3月1日時点のもの
テキストリンク広告はSEOに効果的か?
今回は、テキストリンク広告について解説していきたいが、その前に「テキストリンク広告」とは何かについて定義する。
テキストリンク広告とは
最近の検索エンジンはWebサイトの重要度を判断する基準としてリンクに着目しているが、同時にアンカーテキストとリンク先ページの関連性も重視する。通常、Webサイト運営者はアンカーテキストにリンク先ページの内容を示すテキストを入れる可能性が高いので、アンカーテキストに「アイレップ」、リンク先を www.irep.co.jpとした時、検索エンジンは www.irep.co.jp というページと「アイレップ」という単語を結びつける。このアンカーテキストとリンク先ページの重み付けの結果が顕著に検索結果に現れるのがGoogleで、一昔前ほどの影響力はないが現在でもキーワードとWebページの関連性(レリバンシー)を判断する際の重要な指標として用いられている。
この、アンカーテキストとリンク先ページの結びつきを人工的に強化するためのSEO施策の1つがテキストリンク広告と呼ばれるものだ。
要はメディアサイトが販売する広告枠は通常、インプレッションやクリック数などをカウントするためにアドサーバ(効果測定用のサーバ)を経由させるためにURLが動的になる(例えば http://○○○/ADCLICK/CID=00002ec56b34520a00000000/SITE=IREP.FRONT/AREA=TOPTEXT/SIZE=TEXT/acc_random=70026111/pageid=77504163 )ものだが、SEOのために直リンク、つまりアドサーバを経由せず、リンク先に直接広告主のサイト(URL)を指定する。
いわゆる「直リンク」だが、これを多くのニュースサイトやコミュニティサイトの広告枠に貼り付ければ、簡単にそうした(大抵は検索エンジンからの評価も高い)サイトから多くのリンクを集めることが可能になり、アンカーテキストで指定したキーワードでの検索上位表示が非常に簡単になる。
つまり、テキストリンク広告は簡単にいってしまえば「お金を払ってリンクを買う」ということだ。
テキストリンク広告は英語圏では「Paid Link」と呼ぶが、日本国内で有料リンクと呼ぶと意味を勘違いする人が多数いる模様のため、本文では「テキストリンク広告」と呼ぶ。
Yahoo!、Googleとも「スパム」と判断するテキストリンク広告
このテキストリンク広告、実は結構、大手の企業にも利用されているものだ。ニュースサイトやコミュニティサイト、あるいは無料ホームページサービスなどの広告枠を見ると、ただキーワードが延々と並んでいる広告があるのだが、こうしたものは大抵、SEOの外部リンク獲得を狙ったテキストリンク広告だ。
こうしたテキストリンク広告、読者の中には「お金を払ってリンクを獲得するなんてずるい」とか「結局SEO目的のためだけのリンクだから、スパムなのでは?」と考える方がいらっしゃるかも知れない。
実際、GoogleやYahoo!はこうした、お金を支払ってリンクを購入することに対して「NO」とSES※1などの講演で明言しているし、Googleはこうした「リンクをお金でやり取りしているサイト」(リンクブローカーと呼ぶ)のリンク評価を無効にする(PageRankをゼロにする)、リンクを販売しているサイトからのリンク評価をゼロにする(見かけ上のPageRankはいくらか表示されるが、実際にはリンク先ページにリンク評価が与えられない、つまり、問題とされたWebサイトからのリンクはゼロとみなす)などの対策を施している。
また、アルゴリズムでこうした「SEO目的のためにリンクを販売しているサイト」を特定することも可能であるとの説明もしている。あるいは、こうしたテキストリンク広告を販売する際にはアンカータグに rel="nofollow" を挿入する、つまり検索エンジンがリンクを評価しないためのコードを埋め込むように呼びかけたりもしている。このように、検索エンジンはSEO目的のためのテキストリンク広告は決して歓迎していないのが実情なのだ。
ただし、だからといってテキストリンク広告が全くダメかというとそういうわけでもない。要は、「SEOのため"だけ"のテキストリンク広告」が問題となるのであり、その広告自体から有意なトラフィックを生み出せる、純粋な広告としての役割を果たしているのであれば問題はないという意見も多数を占める※2し、それももっともな意見である。また、今までリンク評価が無効とされたサイトは明らかに悪質(もはや広告ではない)ものが多いので、検索エンジン側も全てのテキストリンク広告を締め出しているわけではない。
読者の方で今後、テキストリンク広告導入を検討される場合は、このように検索エンジン側は決してよいとは思っていないことを肝に銘じた上で、単にSEOのためだけにしか機能しないリンクではなく、それ自体でトラフィックを誘導できる機能も持つ(つまり、比較的目立つ場所に張られる)リンクを選ぶように心がけよう。
最後に、コストパフォーマンスの観点からテキストリンク広告について触れておこう。"広告"と名のつくとおり、テキストリンク広告はそれの維持に費用が発生するため、中長期的に見るとコストが高くついてしまうという欠点もある。また、一時的に広告を取り外すとそれまでのリンク評価の積み重ね(別項:「時間の概念」を参照のこと)が消えてしまうし、もしかしたら競合他社がその枠を埋めてしまうかもしれず、将来もその枠にリンクを設置できるとは限らない。テキストリンク広告を採用するのであれば、あくまで一時的な対策法として捉えておき、その間に、中長期的にわたり安定したランキングを獲得できる、「自然リンクの獲得」「自然リンクが自然に増える仕組み」※3を構築するための対策を行おう。
■ 注釈
※1 SES = Search Engine Strategies Conference。米国を中心に世界各地で毎年、何度か定期的に開催されている検索業界のカンファレンス。日本で開催されるSES Japan と異なり、米国ではGoogle、Yahoo!、Microsoftといった検索会社のエンジニアなどもスピーカーとして登場する。
※2 この意見はSEO業界サイドのもの。ただし、「検索エンジンスパムと判定しない」ための合理的な理由ではある。検索エンジンがペナルティを科すことができる行為は基本的に「検索品質を著しく低下させる行為」に限定されるため。
※3 自然リンクとは、何らかの理由で一般ユーザが自然に張ったリンクのこと。つまりWebサイト運営者が意図的に設置したリンク以外のものを指す。例えば、面白いコンテンツを公開した時に、みんながブログで「これ面白いよ」といってリンクを張る場合、または有益なコラムをニュースサイトで紹介してみんながそれを引用した場合、あるいは新商品の発表を行いメディアサイトが参照先企業としてリンクを設置した場合などを指す。
執筆:渡辺隆広
本原稿は、2007年3月1日時点のもの
同じコンテンツの公開に注意:SEO「重複コンテンツ」問題
RSSフィードなどの新しい情報流通フォーマットや、ブログやSNSに代表されるCGM(Consumer Generated Media、消費者がコンテンツを作成していくメディア)の増加により、検索エンジン各社は重複コンテンツ(URLは異なるがほぼ同一のコンテンツを持つページ)の扱いについても厳しくなってきている。Webサイト運営者は不必要に※1重複コンテンツが生成されないように注意を払うこと、また、コントロール可能であれば同じコンテンツを「検索エンジンに登録させない(クロールさせない)」ための措置が求められる。今回は、この「重複コンテンツ」の扱いについて説明しよう。
重複コンテンツ(Duplicate Content)とは
重複コンテンツとは、同一コンテンツが複数のURLに存在する状態を指す。検索エンジンは重複したコンテンツは基本的に登録を行うことはない。もし同じコンテンツを重複してインデックスしていくと、ある検索クエリに対する検索結果として同一内容を持つ異なるURLを複数表示することになり、検索利用者の検索体験の質低下を招くからだ。
したがって、Googleはもっとも評価が高い、あるいは一定以上の評価を受けたページのみを登録するし、Yahoo!は重複コンテンツと判定すればクロールをしないようになっている。
重複コンテンツは検索エンジンスパム「ではない」ので注意して欲しい。よく、「重複したコンテンツを公開するとスパムと判断されますか?」という質問を受けるが、この措置はスパム対策としての措置ではなく、検索利用者のための措置だ。同じ検索結果が表示されないようにするためのアルゴリズムにすぎない。
ただ、結果として検索結果への表示に障害が発生するのはWebサイト運営者にとって大問題であり、十分に配慮する必要があることに変わりはない。しかし現実のWebサイト運営において、システム上の問題で重複コンテンツが発生してしまうケースもあれば、悪意のある第三者によってコンテンツが作られたり、あるいは通常のビジネスを進めていく上で発生してしまう重複コンテンツもある。ここでは実際のケースを紹介しながら対応策を紹介していく。
Webサイト運営上の都合で発生するケース
先ほど触れたように、悪意がなくても重複コンテンツが生まれてしまうケースがある。
ケース1 Eコマースサイト
多数の商品を取り扱うECサイト(例えば家電)は、ユーザが色々な視点から目的の情報に辿り着けるようにするために、切り口を多数用意している。例えば「メーカー別」「価格別」「ブランド別」といった一般的な分類や「今月のお買い得品」「春の新商品」といったシーズナリティなどによる分類だ。こうしたカテゴリ分類を行った時、Webナビゲーションを構成する「パンくずリスト」の論理的な整合性を保つために、同一コンテンツ(同一商品・詳細情報)が複数のURLに存在してしまうことがある。
ケース2 Web閲覧用記事と印刷用記事
ニュースサイトの中には、たとえば japan.internet.comのようにWeb閲覧用のページとは別に印刷用のページを別途設けているケースがある。印刷してゆっくり読みたい、資料として保存しておきたいユーザのために印刷に最適化したレイアウトで用意されているわけだが、当然コンテンツ(この場合、記事本文)は同一だ。これは検索エンジンから見れば「(レイアウトの違いはあれど)コンテンツは同じ」とみなさざるを得ない。
重複コンテンツ問題の対処法
以上2つのケースは、Webサイトの運営・管理上の問題やユーザの利便性を考慮した結果として生まれてしまうものであり、決して悪意を持っているわけではないだろう。しかし検索エンジンに登録し適切に各々のページが評価される環境を作るために、次のような対応を検討しなければいけない。
対処法1: robots.txt を活用
こうしたWebサイトの運営・管理上の問題で生まれてしまう同一コンテンツに対処して適切に検索エンジンに登録させるにはどうすればよいだろうか。ここではいくつかの方法を紹介しよう。
まず robots.txt の活用だ。ニュースサイトの例に挙げた「印刷用/Web閲覧用」のようなコンテンツが発生してしまう場合、例えば印刷用のWebページが格納されるフォルダをWeb閲覧用とは別のものになるように指定した上で、robots.txt を用いて検索エンジンのクロールを拒否すればよい。例えば、印刷用Webページのフォルダが /print/ だった場合、検索エンジンがクロールしないように robots.txt で設定するには次のように記述すればよい。
▼
User-agent: *
Disallow: /print/
▲
対処法2: METAタグにクロール拒否を記述
クロールの拒否を行う確実な方法は robots.txt であるが、フォルダが整理されていない、法則性がないなどの理由で robots.txt でクローラを除外することができない場合もあるだろう。その場合は、個々のページのMETAタグにクロール拒否の記述をすることで対応できる。
ここでは記述例を見ながら解説する。
a. <META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOINDEX,NOFOLLOW">
CONTENT 内の NOINDEX は「インデックスさせない」、NOFOLLOWは「ページ上のリンクをたどらせない」という意味。上記の1行を記述したページは、検索エンジンにインデックスされないし、リンク先ページへ巡回されることもない。検索エンジンから除外したいページは通常、この記述をすればよい。
b. <META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOINDEX,FOLLOW">
"FOLLOW"となっている通り、ページはインデックスさせないけれどもリンクの巡回は許可することになる。ページそのものは検索にヒットさせなくないけれども、その先のページがクロール・登録されやすくしたい場合に利用できる。
c. <META NAME="ROBOTS" CONTENT="INDEX,NOFOLLOW">
"INDEX"となっている通り、ページのインデックスは許可するけれども各々のリンクのクロールは禁止することになる。これはページ上で紹介したリンクが何らかの理由で検索エンジンにクロールさせたくない、あるいは、評価をさせたくはない、または広告として掲載している場合(これはウェブマスターの倫理観による)などに利用するが、一般的にこれを使わなければいけないケースは筆者が考えるにそう多くはないだろう。
参考:
Google ページの削除
http://www.google.co.jp/intl/ja/remove.html
Yahoo! 特定のページ、キャッシュを検索結果から削除したい
http://help.yahoo.co.jp/help/jp/search/indexing/indexing-12.html
ケース3 コンテンツシンジケーション(提携)
例えば CNET Japan や Internet Watch、japan.internet.com といったネット系のニュースサイトに掲載される記事の中には、全く同じものが Yahoo!JAPANのニュース内やその他ポータルサイトで掲載されることがある。これは各ニュースサイトがより集客力があるポータルサイトへ記事を配信することでリーチを広げ、多くの読者に閲覧してもらえるからだ。この場合も、同一コンテンツ(各ポータルサイトのナビゲーションやヘッダ/フッタなどを除いて)が複数のWebサイトで発生することになる。
ケース4 ニュースリリース配信サイトを利用する
企業がニュースリリースを投稿すると、複数のポータルサイトへも配信・掲載してくれるニュースリリース配信サイトがある。例えば News2u.net やValuePress! などだ。これは新商品やサービスの告知をより多くの人々に伝える機会が得られる一方、プレスリリースという同一のコンテンツが多数のWebサイトで発生してしまうことになる。
以上のケースは企業がネットで広報/PR活動を進めていく上で発生しうることだ。これもケース1~3同様に決して悪意があるわけではないが、結果として生まれた状況は検索エンジンがインデックスに含めるページを決定する上では問題が発生する可能性は否定できない。
こうしたケースでは、次のような対応が有効となる。
対処法3:オリジナルコンテンツに対してリンクを返す
同一コンテンツが複数URLで存在した場合、検索エンジンは次のような基準でオリジナルコンテンツ(コンテンツ保有者)を推定して、そのページを検索上位に表示するようにする。それは、同一コンテンツを持つページ(サイト)同士の中で、いずれもが同じページ(サイト)を指し示している、つまりリンクを張っている場合だ。
通常、他社から供給されたコンテンツを掲載するWebサイトは、その供給者のサイトに対してリンクを張ることが多い。例えば私が所属する企業・アイレップがjapan.internet.comにコンテンツを提供した場合、japan.internet.com がアイレップにリンクを張る。この場合、検索エンジンは複数URLにわたり存在する同一コンテンツの中からどのサイトにあるコンテンツがオリジナル(供給者)であるかを判定できるので、それを表示する。
たとえリンクが張られていない場合でも、通常、もっともリンクの評価が高いサイト上にあるコンテンツが表示されるので、一般的には供給した会社・個人のページが優先して検索上位に表示されるはずだ(最初にコンテンツを公開したサイトとオリジナルのコンテンツ保持者は同一になるケースが多いから)。
SEOを考慮した場合、コンテンツを第三者のWebサイトに供給する際には必ずリンクを自分のサイトに返してもらうということを押さえておけば、ほぼ問題はないだろう。例えば「提供元:○○○」といった形だけでも十分だ※2。
以上が他サイトにコンテンツを提供するシンジケーションを行った場合の対処法だ。
プレスリリースの場合は通常、本文中や末尾に会社概要とともにリンクを埋め込むはずなので、「オリジナル(この場合はリリース発行者)のサイトへリンクを返す」ことは通常のスキームですでに行われているはずなので特別な配慮は不要だろう。ただし、プレスリリース発行になれていない企業の中には、URLを大文字で記入する、URLが間違っている(これは問題外)、http:// が記載されていないなどの理由で検索エンジンがクロールできないケースがある。当たり前のことであるが、リリースを閲覧したユーザがWebサイトに1クリックでアクセスできるようにするためにも、またクローラが巡回できるように、きちんと半角で、はっきりとニュースリリースに掲載しておこう。
■ 注釈
※1 あるドメインにおいて膨大な量のWebページを持つサイトは、相応に充実した情報を持っていること、サイト内リンクとそのアンカーテキストの調整でランキングを優位に操作できること、また、オーソリティーサイトになるための1つの要件とされていたため、見かけ上のページ数を増やして相互にクロスリンクさせる手法が流行った。最近はこうした手法をとっても検索上位に表示することは難しい。
※2 コンテンツを掲載する側のサイトが、それを供給した側のサイトよりも明らかに検索エンジンからの評価が高い場合、このような施策を行っても常に供給先サイトが検索上位に表示されるケースもありうる。この場合のSEOの観点からの対処法は残念ながらない。
執筆:渡辺隆広
本原稿は、2007年3月1日時点のもの
SEO:リンクの関連性にあらためて着目しよう
「リンクの関連性」という話は全く新しい概念ではなく、既に2000年頃から言われていたことだ。ただ、当時はSEOのベストプラクティス(こうあるべきだ)という観点からWebサイトのトピックと関連するサイト(ページ)からリンクをもらうように心がけよう、という程度のものだったのだが、近年はGoogle、Yahoo!、Live Search ともに関連性の高いリンクを獲得することは比較手短期に成果(検索ランキングで上位に表示する)を求めるためには必要なことだ。
ここで改めて話を整理しておこう。
リンクの関連性とは
リンクの関連性とは、リンクを張ったページと張られたページの双方のコンテンツの関連性についての話だ。
例えば、「ケーキの作り方」というコンテンツを持つページAがあったとしよう。ここに対して、「車の修理方法」のコンテンツを持つページXと、「お菓子の作り方」のコンテンツを持つページYからの双方からリンクが張られている時、検索エンジンはXよりもYのリンクをより高く評価する。リンクXを全く評価しないということはないのだが、少なくともYほどの評価は得られない。
一応、この理屈(なぜ、関連性が重視されなければならないのか?)を、きちんとSEOの考え方を理解してもらうためにも説明しておこう。
Webページの重要度は「検索クエリ」によって変わるべき
どの検索会社も「どれだけのリンクが張られているのか」を、数・質・関連性・時・信頼性などの多様な観点から分析・スコアリングしてランク付けする。これはインターネット上のWebのリンクコネクティビティ(リンクによる接続網)を分析することで、一般的に人々が重要視(価値が高いと判断)するようなWebページにはより良質なリンクが集まり、その重要性が下がるにつれてリンクにより算出されるスコアも下がると考えられるからだ。
ところで、このリンクによるスコアリングは検索品質を高めるためにはより適切にページごとに点数付けすることが求められるのは当然のことだ。
1997年から2002年当時のGoogleが採用していたリンク分析関連のアルゴリズム(PageRankと読み替えていただいて問題ない)、基本的にリンクの「数」と「質」、そしてアンカーテキストに基づいてスコアを算出していた。これはPageRankの基本的な考え方が「インターネット上における各々のWebページの重要度を算出する」 - 少なくともその当時は、それさえ算出すればより適切な検索結果が提供できると考えられていた - ことにあったのだが、これは実は欠点があった。
次の2つのケースを思い浮かべて頂きたい。コンテンツ「中古バイク」のWebページに対して8つのリンクが張られているが、その8つのページはいずれもバイクと全く関係がないページ。そして、同じく「中古バイク」のWebページであるが、その被リンクとなる4ページのうち3ページは同じく「中古バイク」の話題を扱っている。
この時、当時のPageRankであれば後者のケースよりも前者のケース、「中古バイク」Webサイトを(リンク分析において)より高い点数付けをしていた。しかし、残念ながらこの計算が適切とはいえない。何故なら、どのWebページが重要であるかは普遍的なものではなく、本来は検索キーワード、ユーザーが何を求めているかによって変わるはずだからだ。
この話は現実世界を例にあてはめてみるとわかりやすい。例えば自宅の水道が壊れた時、皆さんはどこに連絡するだろうか。大半の人はその手の専門家である水道工事屋さんに連絡して修理を依頼するだろう。しかし、不注意で交通事故を起こしてしまって裁判沙汰になった時に同じく水道工事屋さんに相談するだろうか?その時は"法律の専門家"である弁護士のはずだ。
このように、その時々の話題・関心ごとにおいて解決するために最も適切な人物を選ぶように、検索サービスにおいても「ユーザが何を探しているか」に基づいて重要なWebページは変わるはずだ。
したがって、"当時のPageRank"の基本システムのように検索クエリにかかわらず"普遍的な重要度の高いページ"を表示することは決して最適とはいえないわけだ。検索キーワード「中古バイク」で検索された時に、中古バイクと関連性のないリンクの評価はゼロにする、あるいは関連性のあるものより低く評価することで、純粋に「同じ中古バイクの話題を扱うWebページ同士で最もリンクが集まっているのはどこなのか」を見つけたほうが、ユーザが満足いく検索結果を表示できる可能性はずっと高い。
実はこの考え方を取り入れた検索エンジンが、当時"Googleキラー"として話題となったTeoma(現在はAsk.com / Ask.jp )のSubject Specific Popularity(現在は ExpertRank (エキスパートランク)と呼ぶ)だ。
今まで述べてきた通り、リンクの関連性を評価に加えた方が合理的なため、Google、Yahoo!、Live Searchも何らかの形式で同様の指標(関連性)を評価するようになってきている。少し本筋から話がそれたが、「なぜ、検索エンジンはリンクの関連性という指標を参考にするのか」という理屈を理解しておくことは今後の検索アルゴリズムの変化のトレンドを捉える上でも大事なことなのであえて説明を加えさせていただいた。
執筆:渡辺隆広
本原稿は、2007年3月1日時点のもの
SEO:信頼できるリンクを特定する「TrustRank」の概念
SEOにおける外部リンク対策の基本方針は、昔も今も「優良なWebサイトからリンクを獲得する」「リンクが自然に増えるような良質なコンテンツ・サービスを提供する」ことに代わりはない。一方で、私たちは自らのSEOの努力でもって外部リンクを積極的に獲得したいし、数も増やしていきたい。だからこそ、あれこれとリンクを増やす手法が生み出されるわけだが、ただ闇雲にリンクを増やすのではなく「リンクの品質」を常に考えなければいけない。
これに加えて、安定した検索ランキングを維持するために必要とされるのが「信頼性の高いリンク」だ。これは欧米では Trusted Link などと呼ばれる。元々は検索エンジンスパムを排除するアルゴリズムの手法として論文で紹介されたTrustRank※1 の考えがあるが、同手法が実際の検索エンジンに導入されているかどうかは別※2として、リンクの信頼性という概念を何らかの形でランキングの評価に加えている、という見方は少なくない。この概念は2~3年ほど前に同じく欧米で話題になったAuthoriy(オーソリティー)※2という概念にも似ているのだが、ここで簡単に紹介をしておこう。
リンクの信頼性を考慮する「TrustRank」とは
例えば、あなたの大親友で絶対の信頼を置いているサチコさんがいたとする。そのサチコさんに、あなたは面識がないがサチコさんの大親友であるアヤカさんを紹介されたとする。この時、あなたはアヤカさんを信用するだろうか?
大抵の方は「信用する」と答えるに違いない。なぜなら、サチコさんという大親友で信用している人物が紹介した人物だから、きっと”(アヤカさんは)危険な人ではない”と判断するからだ。
では、サチコさんの親友の、親友の、親友の、親友の、親友の、親友の・・・・・親友のマドカさんを紹介されたらどうだろうか。この時は「信用しない」と答えるはずだ。確かにサチコさんは信用できるが、その親友の親友の(以下、省略)親友(=マドカさん)はあなたにとって赤の他人であり、信用してくれと言われてもできないだろう。
こうした考え方をスパムサイトの判定に用いようと考え出されたのがTrustRankという概念だ。TrustRankとは、あらかじめ人の目で見て「信頼できる、充実している」と判断されたWebサイトを複数決めてマークしておく。次に、このマークしたWebサイトを拠点として、リンク先ページに点数を与えていく。マークされたWebからその直接のリンク先ページには多くの点数が与えられるようにする。一方、マークされていないWebページからのリンクは相応に低く点数を与えていく。
一般的に、”良い"ページは滅多に”悪い”ページにはリンクを張らない(どこにリンクを張るか常に注意していると推定できる)、”悪いページ”は同じく”悪いページ”にリンクを張っていることが多い(リンクを増やしたいというSEOの意識が常に働くため)、つまり”悪いページ”は同じく”悪いページ”から数多くのリンクを張られている、などの傾向がある。
したがって、上記のように最初に「信頼できるWebサイト」を決めて点数を配分していくと、Webサイト群によって点数に顕著な偏りが出てくるため、「検索エンジンスパムの可能性のあるWebサイト」「信頼できるに足ると判断できるWebサイト」を抽出できるようになる。
TrustRankのコンセプト自体は導入されているかも?
TrustRankはあくまで米スタンフォード大学のZolt´an Gy¨ongyi氏やHector Garcia-Molina氏、米Yahoo! Inc.のJan Pedersen氏らが発表した論文の話であり、実際にGoogleやYahoo!といった検索エンジンが導入されているかどうかは別問題だ※3。ただし、論文や特許で記述された通りに検索エンジンが技術を実装しているかは別として、そこにあるコンセプトが何らかの形で導入されている(と判断できそうな)ケースは少なくない。今回のTrusted Linkと呼ばれる概念もこうした、「導入されていそうな気配」が感じられる技術の1つといわれている。
わかりやすい例として、日本のYahoo!検索対策における「Yahoo!カテゴリ」登録があげられる。Yahoo!検索で検索上位に表示するために必須の外部リンク対策としてあげられるのがYahoo!カテゴリ登録だが、これは「Yahoo!カテゴリに登録されたサイトは、そうでないサイトと比較して明らかに検索上位に表示されやすい」事実が確認されていること、またYahoo!自身、Yahoo!カテゴリからのリンクはそれ以外からのリンクよりも重み付けを行っていることを認めているためだ。
Yahoo!がこうした手法をとるには無論、合理的な理由がある。Yahoo!カテゴリは人の手により審査され、その審査を通過したサイトのみが掲載されるカテゴリであり、すなわり、Yahoo!カテゴリは「良質なWebサイトの集合」だ。
したがって、こうしたサイトに相応の重み付けをして検索上位に表示されやすくすることは、検索品質の担保とより有益な情報を表示する検索エンジンを構築する上で有効な方法の1つといえよう。ここで「良質なWebサイト」とみなしているのは言い換えれば「信頼に足るサイト」ということであり、先にふれたTrustRankと同様の理由の上で成り立っていることがおわかりいただけると思う。
GoogleにおけるTrusted Linkの考え方
品質の精度を高めるために人の判断や価値基準を積極的に採用するYahoo!に対して、Googleはできる限り技術で問題を解決しようとする傾向がある。そうした背景から、Googleが何らかの形であらかじめ「信頼できるWebサイト」を人の手で選び出している可能性は限りなく低い一方で、何らかのアルゴリズム技術を用いて「信頼に足るWebページ」はあらかじめ選択している節がある。これはPageRankの高低とは関係なく、純粋にGoogleが"他のWebサイトよりは比較的、良好な評価を与えている"と状況証拠から類推できることが複数のケースで確認されていることが背景にある。
この原稿を執筆している時点(2007年3月1日)でまだ検証結果が明確に出ていないため残念ながらここで断定することはできないのであるが、少なくとも、比較的良質なリンクを多く集めている少数のWebサイトからリンクを得ることで、クロールの頻度も通常より高く、競争が著しく激しい検索キーワードを除けば比較的検索上位に表示できる現象は確認できている。"信頼性"という基準をGoogleがどのように構築しているのかは不明であるが、「長期にわたり存続し、非常に豊富なコンテンツを持ち、数多くのディープリンク※4を含む良質なWebサイトからのリンクを持ち、定期的に更新され、かつ、定期的に被リンクも増えていくサイト」からのリンクは比較的高く評価されやすいようだ。結局のところ、この定義に該当するWebサイトのPageRankは総じて高くなるので「PageRankが高いサイトからリンクを集めればいいだろう」と捉えてしまうかも知れないが、少なくとも、(多くの人が好きな"PageRank"という言葉で説明するなら)「"PageRankが高いWebページ(サイト)からのリンクを優先的に獲得するための施策を考えるべき」とはいえよう。
少なくとも、「チリも積もれば山となる」的な考え方で、PageRankの低いページからいくらリンクを集めても以前ほどランキングへの影響は及ばないし、むしろ別項で触れたとおり「低品質のリンクが集まるサイト」と判断されればランキング以前にデータベースへの登録で障害が生じてしまう。
以上の説明では「結局、"Trusted Link"を獲得する方法がわからない」となるので、ここでは筆者が日常用いている判断基準を一例としてあげておこう。
1. Yahoo! / Jディレクトリー / モンキーポッド全てのディレクトリ検索エンジンに掲載されているサイト
2. 更新頻度が非常に高く、記事更新のたびに数多くのブロガーからリンク・言及されているサイトで、かつ、大手ディレクトリ検索エンジンのいくつかに登録されているサイト
3. コンテンツボリュームが膨大(目安として、"意味のある(価値のある)"コンテンツが1,000ページ以上存在する)して、かつ、定期的に更新しているサイト、ただし、シンジケーションサイト(他の媒体からコンテンツ供給を受けているサイト)を除く
注釈
※1 原文は"Combating Web Spam with TrustRank"。
※2 Authority(オーソリティー)とは、インターネットの世界でみんなから「権威あるサイトだ」「この話題の専門サイトはこれだ」「ここはすごいんだ」と思われているWebサイトのこと
※3 検索会社が公開した特許文書にこんな記述があった、公開された論文の執筆者が検索エンジン会社の社員だった、などを根拠に該当文書で触れられている仕組みや技術が検索エンジンに導入されている可能性が高いと主張するものがいるが、別に特許が取得されているからといってそれが検索技術に実装されているわけではない。競合他社に同様の技術を開発させない、あるいは何らかの特許訴訟を起こされた際のカウンターとして訴えるための、いわゆる「防衛特許」と呼ばれるものがあるからだ。ただし、だからといってこうした検索関連の特許や論文に目を通す価値がないというわけではなく、これらに触れることで検索技術の開発視点やトレンドを探ることはできるので、余裕のある人は目を通してもいいだろう。
※4 ディープリンクとは、Webサイトのトップページ(通常は 独自ドメイン.jp/index.html )以外のページに張られたリンクを指す。例えば、過去のニュースを全てアーカイブしているニュースサイト(例 CNET Japan http://japan.cnet.com/ ) は、トップページよりも個別記事に対してブログなどを通じてリンクを張られ言及されることが多いので、サイト全体に対するリンクのうちディープリンクが占める割合は多くなる傾向にある。
執筆:渡辺隆広
本原稿は、2007年3月1日時点のもの
SEO目的の相互リンクを駆逐 - 進化するGoogleのスパムフィルタリング技術
常に進化するリンク分析アルゴリズム
Googleに限らずYahoo!検索やLive Searchにもいえることだが、今日の検索エンジンは基本的にWeb上で張り巡らされているリンク分析を通じて個々のWebページの(ネット上における)価値や重要度を特定して、それを基準におおまかなランク付けをしている。いいかえれば、手段を問わず検索上位に表示したいSEOマーケッターが不正操作のターゲットとするのは「外部リンク」だ。したがって、検索会社もリンク分析やスコアリング関連のアルゴリズムには特に力を入れて改良している。
ここでリンク分析アルゴリズムの傾向と対策について話をする前に、基礎知識としてリンクの評価概念について簡単に説明しておきたい。
アウトバウンドリンクも重要 - 「どこにリンクを張るか」
きっと読者の多くはリンクの評価について「いかに多くの(しかも質の良い)リンクを"受け取るか"」ということを考えると思うが、検索エンジンは「どこのページにリンクを"張っているか"」という要素も評価している。つまり、「よく引用される論文は同じく良い論文」が「よくリンクされているページは良いページ」であるように「良い論文は同じく良い論文を参照する」、言い換えると「重要度の高いページは同じく重要度の高いページにリンクを張っている」ということである。
これはネット上で評価の高い(多くのユーザから支持され、リンクされている)サイトの運営者は、自分のWebサイトからどのページにリンクを張るかをよく考えるからである。なぜなら、コンテンツの質が悪いページ、対して役に立たないページを紹介することはユーザの支持を失うことになるためだ。したがって(検索エンジンの視点で)重要度の高いページの多くにリンクを張っているWebページは、リンク先を適切に判断した上で設定したものとして相応にリンクを張ったページも評価をするのである。
ゴミ同然のページに大量リンクを張るのは注意
さて、「どこにリンクを張るかも重要である」ということは、重要度の低いページばかり(狙っているかのように)張っているページの評価はどう取り扱うのが適当であろうか考えてみよう。
本来、Webページはユーザに有益な役立つ情報を提供するために提供されているはずであるから、ページで紹介されているリンク先ページも基本的には有益なページのはずである。しかしユーザには判断能力の差はあるから当然、みんなが良いと思うページばかりにリンクを張るのではなくて、大多数には認められない(つまり、検索エンジンの視点でいうと重要度の低い)ページにリンクを張ってしまうことはあるだろう。しかし、「重要度の低いページばかりに狙ってリンクを張る」ということは特別な意図がない限りはありえない。
検索アルゴリズムで判断される基準はこの点だ。つまり「リンク先ページの大多数が重要度の低いページ」Webページはユーザに有益なリンク情報を提供していないことになるため、検索エンジンからの評価は下がることになる。このリンク分析アルゴリズムが意味することは、「多数のWebサイトを自分で立ち上げて、相互にリンクをしても検索エンジンからの評価は得られない」ということである※1。
エイジングフィルタのページで説明したように、自らが多数のWebサイトを立ち上げることでリンクを簡単に人工生成してリンク評価を高めるウェブマスターが増えた。、こうしたサイトは大抵の場合、他者が運営するWebサイトからのリンクは受けていないし相互にリンクをする相手も自分が用意したサイトになる(だからこそ、不正SEO目的に大量のサイトを用意している)。すると、他者からリンクを受けていないサイト(ページ)(その時点で評価が低いサイト)同士でリンクを張ることになるので、重要度の低いサイト(ページ)同士がリンクを張り合うことになる。すると先述したとおり「重要度の低いページばかりにリンクを張っている」ことになるので評価が下がる(上がらない)ことになる。
また、今まで「重要度の低いページにばかりリンクを張っているページ」ということで説明してきたが、同様に「重要度の低いページばかりからリンクを張られているページ」も同じく品質に問題がある(SEO目的のために作成したWebサイトから大量にリンクを張っているだけの可能性がある)ということでやはり検索にヒットしづらい状況となる※2。
相互リンクする相手を確認せよ
リンク元やリンク先ページの品質が判断指標となるということは、相互リンクをする場合に「自分が誰とリンクをするのか」をきちんと確認する必要があるということだ。
例えば、ネットワークに参加して指定されたファイルを自分のWebサイトにアップロードするだけでその他大勢のWebサイトと相互リンクできるような「相手先不明」な相互リンクには参加すべきではないし、もし個別に相互リンクを結ぶにしても怪しいWebページにばかりリンクを張っているようなところとはリンクすべきではない。
こんなタイプの相互リンクに注意
誤解しないで頂きたいのだが、決してSEOにおいて「相互リンク」自体がダメだといっているのではない。問題は、相互リンクを結ぶスキームにおいて「不特定多数のユーザと勝手に相互リンクが結ばれ」たり、「相互リンクした相手が危ないネットワークに参加している」場合だ。また、相互リンクの仕組み自体に検索エンジンスパムと判定されるリスクはないが、SEO的に何の効果が得られないものも存在する。ここでは具体的なケースを挙げておこう。
ケース1 強制相互リンク型 - スパムと判定される可能性も
相互リンクのための手続きを踏むと、参加条件として指定のWebページを自分のサイト上にアップロードすることが求められており、そのWebページには自分が知らない多数のWebサイトへのリンクが記載されているようなケースを指す。
この指定されたファイルをアップロードすると、あなたは該当相互リンクネットワーク参加サイトから数多くのリンクを受けることになるが、同時に、その条件となったWebページをアップロードすることで自分のサイトから不特定多数のWebページにリンクを張ることになる。こうしたタイプの相互リンクネットワークは、検索エンジンのリンク評価を上げるためだけのリンクネットワークと判断される(リンクファーム)、あるいは品質の低い、検索エンジンスパムを行っているようなWebページに知らないうちにリンクを張ることによってインデックス登録に支障が生じる、例えばWebサイトが全くGoogleで検索できなくなる事態が発生しかねない。
ケース2 ねずみ講相互リンク - 時間の無駄遣いに終わるかも
相互リンクネットワークへの参加者を勧誘した人数に応じてリンクが増える仕組みを採用した相互リンクネットワーク。これは検索エンジンスパムを想定して、それを回避するための仕組みとして出来上がったものなのでGoogleやYahoo!からスパムと判定される危険性は少ない。ただし、この手のものは主催者側だけが得をして後から参加した人はメリットが享受できないことが多い上に、Webサイトやシステムの仕組み上、参加者があまり増えない。また、この手のサービスに参加するWebサイト運営者は総じて検索エンジンからの評価が低いため、たとえ多くのリンクを獲得できても検索エンジンからの評価はそれほど上がらない。つまり、手間をかけた割にさして効果がないので時間の無駄遣いで終わる可能性が高い。
ケース3 テキストリンク自動挿入型相互リンク - 時間の無駄遣いに終わるかも
自分のWebサイト上に貼り付けたリンクの数に応じて、相応の数のリンクがネットワーク参加者のいずれかのWebページから張られるタイプの相互リンクネットワークを指す。Webサイトが属するカテゴリと同一のサイトからリンクが張られるように関連性まで考慮した、高機能(?)なものもあるが、概して参加者数が少ないためにそれほど機能していないことが多い。また、ケース2同様に総じて参加サイト自身のWebサイトの検索エンジンからのリンク評価が低いためにリンクを獲得してもランキングの順位にインパクトを与えるほどの効果は得られにくい。ケース2同様に時間の無駄遣いに終わる可能性が高い。国内において、少なくとも1社が上記に該当するサービスを提供しているが、全く機能していないことを筆者は確認済みだ(2008年5月1日時点)。
相手が確認できる相互リンクへ参加しよう
もし相互リンクによってリンクを獲得したいのであれば、必ず、自分が誰と相互リンクをしようとしているかが把握できるものにしよう。つまり、基本的には相互リンクを募集するWebサイトと個別に結んだほうが無難だ。あらかじめサイトの人気度を表示してくれるAlexa ( http://www.alexa.com ) や Google PageRankなどの数値で相手の大まかな状況を知ることができるし、ざっとHTMLコードを見ればスパムをしていないかどうか※1も確認できる。問題がないと思ったら相互リンクの申し込みをすればよい。
このように相手が確認できるものであれば、例えば「一度に(私が運営する)8サイトと相互リンクが結べます」といったようなものでも基本的に問題がない。8サイトがどれなのかを把握できているからだ。
自由登録型リンク集も効果は薄い
「リンクの品質」という話を相互リンクの観点から述べてきたが、この品質評価問題は一般のWebサイトへのリンク貼り付けについても同様だ。
例えば、1~2年前であれば外部リンク対策の1つとして、個人などが運営する中~小規模の検索エンジン(ディレクトリ)やリンク集への登録があった。誰でも手軽に検索エンジンやリンク集を構築できる無料のCGI/PHPスクリプトで設置できるタイプの検索エンジンだ。こうした検索エンジンやリンク集はネット上に無数に存在するが、アンカーテキストの内容(見出しに相当)を自由に指定できることから、検索上位に表示したいキーワードを含んだ見出しで大量の検索エンジンに登録して、望みのキーワードで上位表示することができた。特にアンカーテキストとリンク先ページの関連付けを重視する対Googleという意味では比較的有効に活用できた。
しかし、ここ最近の傾向を見ると、残念ながら数百という単位で登録をしてもあまり検索上位に表示されにくくなっている。また、過去に登録することで検索上位に表示されていたWebサイトが全く検索されないケースも確認されている。Yahoo!やJディレクトリー、DMOZ (Open Directory Project)といったネットでもメジャーなディレクトリ型検索と異なり、ここで触れたような中小のリンク集やディレクトリは他のサイトへのリンクは多数持っていても(SEO目的で登録するユーザが多いから相当な数になる)、被リンクは少なくなる(こうした中小ディレクトリにわざわざリンクを張る人はいない)ため、検索エンジンからの評価も下がってしまうことが原因の1つと考えられる。
もちろん、こうした類のリンク集やディレクトリが全て効果がないわけではないが、少なくとも「数多く登録すれば相応に検索上位に表示される」わけではなくなっているので注意をしてほしい。せっかく数多く登録したその努力が水の泡になりかねない。
新規立ち上げのWebサイトの外部リンク獲得には注意
なお、新規に立ち上げたばかりのWebサイト、つまり、外部からのリンクが全くないWebサイトの外部リンク対策について1点注意事項を挙げておく。
これは米Googleのエンジニアが認めていることであるし、また筆者自身も2006年の1年間をかけて実験を通じて確認しているが、あるWebサイトへの被リンクの大多数(目安として8~9割以上)のリンク品質が低い - つまり、リンク元ページの評価自体がほとんどない - 場合、検索エンジンのデータベースに登録されにくくなっている。
具体的には、どんなにWebページの数を増やしても、またどれだけの頻度で更新してもトップページ以外のページが全くGoogleに登録されない。これは、リンク評価が著しく低いというよりも、リンク評価の低いページからしかリンクが張られていないWebページのため、Googleがシステム的に登録を排除していると推定される。既に何年か運営しており相応に知名度のあるサイトであれば、Webサイト運営者の意図しないところで勝手にリンクが増えていくため、「低品質のリンクばかりがあつまる」こと自体が起こりえないため心配無用だが、新規Webサイトで最初からSEOをがんばっている場合、しかも外部リンクの集め方に問題がある(低品質のリンクばかり集めてしまう)とGoogleにインデックスされなくなってしまうので注意したい。
ちなみにこの現象はGoogleでのみ確認されている。
■注釈
※1 これは単純に「リンクファーム」という違反によって検索エンジンスパムと判断される場合もあるが、仮にリンクファームの違反基準に該当しなくても「リンクの品質」という観点から結局評価が下げられる可能性があるということ。
※2 自分が誰にリンクを張るかは100%管理が可能(ウェブマスター自身が、リンク先を決定することができるから)だが、どこからリンクが張られるかはウェブマスターの管理範囲外(誰がリンクを張るかはわからないから)なので、誰かが大量に自分のWebサイトに品質の悪いリンクを貼り付けて検索順位を落とされる点を懸念されるかも知れないが、「100%管理できない範囲」ゆえによほど明確な証拠がない限り、被リンクの品質の悪さを理由に順位が下がることはないので気にする必要はない。これは複数Webサイトを運営していて相互にリンクを張ろうとする際に留意すべきものだ。
執筆:渡辺隆広
本コラムは2008年5月1日時点のもの
SEO:「時間」を評価するGoogleエイジングフィルタ
時間の概念を取り入れた検索アルゴリズム
2005~2007年にかけて進化したGoogleアルゴリズムの中でも特筆すべき点は、GoogleがWebページ(サイト)「時間」の概念を取り入れ評価対象に加えたことだ。最も有名なものとして、Webサイトが開設されてからの時間経過によって検索順位が変化する「エイジングフィルタ(Aging Filter)」が挙げられよう※1。
エイジングフィルタとは、新規に取得したばかりのドメインでWebサイトを開設した場合、そのWebサイトに実装した検索エンジン対策の度合いにかかわらず、開設から3~6ヶ月は関連したキーワードで検索しても検索上位に表示されない現象を指す。
「新規に取得したばかりの~」という断りを入れたが、ドメイン自体はずっと昔に取得していた場合でも同現象に陥ることがあるし、逆に新規に取得したドメインでWebを開設しても現象が発生しない場合もある。つまり現時点でもエイジングフィルタのメカニズムは明確にはなっていないのだが、少なくとも米Googleエンジニア・Matt Cutts氏は一般に私たちがエイジングフィルタと呼ぶ現象を招くようなアルゴリズムが存在することは公に認めている。また、同現象の報告は世界中で相次いでいるエイジングフィルタ相当の現象が発生すること自体には間違いがない。
エイジングフィルタはPageRank不正操作の対抗策
エイジングフィルタが導入された背景は次の通りだ。
よく知られているようにGoogleのPageRank(ページ・ランク)アルゴリズムはWebページに張られたリンクの数やその質によってページの重要度を判定するための技術。ところで、このPageRank理論は単純化すれば「多数のWebページから多数のリンクを張り付ければよい」わけであり、格安レンタルサーバ会社を利用することで人為的に評価を無限に高めることができる。つまり、ドメイン1つ数百円、Webサイトも年間で1000~2000円程度で開設できるというWeb開設コストが低価格化している今日においては、資金のある企業はもちろん、個人レベルでも数百単位のドメインを取得して多数のWebサイトを開設して、それらのWebサイトから検索上位に表示したいWebサイトに向けて多数のリンクを貼り付けてしまうことでPageRankを簡単に不正操作することができる。。
新たなビジネスを展開するために新規にWebサイトを立ち上げても、こうした手法で開設と同時に多数のリンクを貼り付けることでサービス開始当日から多数のキーワードで検索上位に表示してしまうことが可能となる。
こうしたSEOマーケッターによる不正なリンク評価の操作に対抗するための1つの措置として位置づけられているのがGoogleのエイジングフィルタだ。一定期間の間の評価を無効にしてしまえば先述の手法は効率性が悪くなるため、同行為を抑制することが可能になるからだ※2。
エイジングフィルタによって「新規に立ち上げたWebサイトは時間が経過するまでWebサイトの上位に表示することはできない」が、困ったことにこのルールは全てのWebサイト※3に適用されてしまうため、最初の数ヶ月間は検索エンジン(自然検索)からの誘導が見込めないことだ。
新規にウェブサイトを開設する時の注意点
このため、新規取得ドメインで新たにWebサイトを開設した場合、次のことに注意する必要がある。
1. Webサイト開設(サービス開始)日まで数ヶ月の余裕があり、かつドメイン名を先に決定できるのであれば、まずドメインを取得して簡単なコンテンツを1ページだけ用意して公開し、検索エンジンにクロールさせておく
2. ドメインを先に決定する、例え1ページでも開設準備が不可能であれば、最初の3~6ヶ月はSEOによる誘導ができないという前提のもとでサーチキャンペーンを組み立てる(つまり、検索連動型広告の積極的活用を検討する)
3. エイジングフィルタはサブドメインやディレクトリ単位など、既存ドメイン上であれば適用されないので、特別な理由がなければサブドメインやディレクトリ単位でWebサイトを開設する。平行して新規ドメインも公開だけしておき、時間経過とともに新規ドメインに移設する。(この方法はサイト移設などの作業が発生するため、あまりお勧めはできない)
■ 注釈
※1 エイジングフィルタは2006年12月31日時点でGoogle特有の現象であり、Yahoo!、Live Searchは無関係。
※2 エイジングフィルタだけではスパム行為の抑止にはならない。これは後述するその他の数々のアルゴリズムの改良との組み合わせで効果を発揮する
※3 冒頭で触れたように、全てのWebサイトに適用されるわけではないが、メカニズムが判明していない以上、「全てのWebサイトにエイジングフィルタが適用される」という前提でSEOの戦略を考える必要がある
執筆:渡辺隆広
本文は2007年3月1日時点のものです
SEOライティングの原則~検索されやすいコンテンツ作成のポイントとは? - アイレップのSEOスタンダード
キーワード配置についての古いSEOを捨てよう
今回は SEO とライティングについて考えていく。しかし、話を先に進める前に、「古い SEO の知識」を捨ててもらおう。
今日、キーワードの出現頻度や回数、場所などを気にしてあれこれキーワードの回数を変えながら順位の変化を試したり、ベストな利用回数を追求することで SEO ができると考えている方も少なくないようだ。
例えば「キーワードの利用回数は○回、出演頻度は○%が良い」といった具合だ。残念ながらこれらは1990年代後半に主流だった、過去のものに過ぎない。
そもそもキーワードの配置に関する議論は、まだ検索エンジンがGoogle PageRankに代表されるリンク分析を用いず、ページ内要因に非常に重きを置いていた時代だからこそ重要視された話だ。今日のようにアルゴリズムが複雑化し、リンク分析に多大なウエイトが置かれる時代において、もはや無視できるほど影響が小さくなっている。
さらに理由を述べるなら、全てのキーワードに共通する「最適な利用回数や密度」など存在しないし、日々更新されうるページでいちいちキーワードの回数など気にしていられないだろう(そんなヒマな時間、ありますか?)。キーワードの利用回数を変えると順位が変化するからといって、必ずしもその回数の変化に起因する順位変動とは限らないし、また、回数を変えると順位が変わるからといって、恒常的に効果を持つ”正しい”回数があるわけではない。
検索エンジンが基本的にキーワードマッチで関連するページをピックアップする以上、キーワードとマッチする文字列をページに記述させることの重要性自体は変わらず、決して否定しない。しかし、それ以上の行為、キーワードの回数や密度、場所についてあれこれ時間を費やすのは時間の無駄だとここで断言しておこう。今日、少なくとも欧米でこうした些細な問題にあれこれ主張する SEOエキスパートなど極めて少数派だ。
以上を踏まえた上で、SEO のライティングをどう考えていくかの話を進めよう。
SEO 担当者とライティング担当者は同一人物か?
個人や SOHO、中小企業であれば Webで発信する情報の作成者が SEO も兼ねているかもしれないが、一定規模以上の企業になると、SEO 業務に携わる人物とコンテンツライティングに携わる人物が同一であるとは限らない。たとえば弊社(アイレップ)でもウェブで発信する文章を作成する人物は SEOチームに所属していないし、十分なSEOの知識を持っているわけではない。
つまり、一口に「ライティング」といっても、SEO 知識を有する人物がライティングをする場合は、検索エンジンの自然言語処理やページ評価の仕組みをある程度考慮しつつ、文章を書く努力をする。それによって検索エンジンでのファインダビリティ(findability、露出度)を最大限に高められる。ところが、SEO の知識を持ち得ない人物がライティングを行うとき、その人物に対しあれこれ SEO のうんちくを述べ、理解してもらうことは一朝一夕にできないだろう。
ライティングは、人が読み、魅了することが第1優先
SEO とは「人だけでなくクローラにも伝達しやすいサイト構築の取り組み」であるが、とりわけ文章は何よりも訪問者が読み、彼らを魅了させ、目標とするコンバージョンを誘引するに足るものでなければならない。クローラーを意識してキーワードを連続して詰め込んだり、読みづらいほど単語をあれこれ並べたりするのは好ましくない。
とはいえ、せっかく Web で発信したコンテンツは、もしそれに興味・関心あるユーザーがいて、関連語句で検索されたとき、その人の目の前にリンクを表示したいと考えるのも当然だろう。特に検索エンジンがネットのナビゲーションの役割を果たす今日において、コンテンツが検索可能(searchable)であることは必須だ。
そこで、普段どおりに(対・人)文章を書くことを念頭に、次のことにもちょっとだけ配慮してみよう。
1. 代名詞をキーワードに置き換えてみる (これ、それ、あれ、こちら)
2. 略語を使わない(スタバ - スターバックス)
3. 言葉の言い換えを用いてみる (パソコン - PC など)
4. 具体的に述べる
5. 先頭段落で、最も重要な結論・事項を述べる(結論を先にする)
今日の検索エンジンはページに同時に出現したキーワードや関連語・類義語の登場具合など自然言語処理が進化しているため、冒頭で述べた「キーワードの回数調整」などしなくても、ある程度、具体性を持って文章を書くことで相応に検索にヒットさせたいキーワードとの適合を高められる。
ただ、人には理解できてもクローラーには理解できない事項として、例えば代名詞が何を指しているか、略語が何を指すか、あるいは行間で述べたいことが何か、といったことは理解できない。アルゴリズムは人間の脳を完璧にエミュレートしているわけではない。そこでソースコードに記述する文字列だけで理解できる、つまり平易な文章を書くことを心がけることで、検索されやすいコンテンツを作ることは可能だ。人とクローラーの間にはギャップがあり、それを埋めるために人がクローラーに少しだけ歩み寄ってあげる姿勢が求められる。
ライティング担当者が SEO を知らない場合の対処法
新聞社がわかりやすいだろう。asahi.com や毎日.jp で記事を書いている人たちは SEO 担当者ではない。もしかしたら記者の何人かは SEO というのを知っているかもしれないが大半は知らないだろう。検索エンジンのことなど何も考えていないかも知れない。しかし、新聞社のWeb 担当者としてみれば、できるだけ集客したいだろうし、検索エンジン対策も意識するかも知れない。
こうしたケースでは、ライティング―文章の書き方で解決するのではなく、システムで解決することになる。つまり、CMS(コンテンツ管理システム)を利用しているのであれば、コンテンツ作成者が入稿した文章に対して、適切な論理構造タグがつけられるように設計しておく。作成者が SEO を意識しなくても Web 上でそれが発行されたときには、検索エンジンに対してどの要素が重要であるかを伝えられるようにするのだ。
あるいは、コンテンツ作成者を教育するというのも1つの方法。例えば米 New York Times などは記者に対してタイトルや文章作成時の注意事項を教育することで、ある程度、検索されやすい記事が入稿されるような体制を整えている。記事の主トピックを示すキーワードを必ず見出しに含める、第1段落にトピックに関する語句を必ず述べるといったちょっとした工夫でも、検索されやすさはずいぶんと変わってくる。
以上、SEO のライティングについてざっと説明してきたが、繰り返そう、SEO のライティングといっても文章を読むのは人間であり、彼・彼女らがアクションをとらなければ意味がない。
人に伝わる文章とは何か?人に伝えるためにはどう文章を書くべきか?こうした当たり前のライティング論が依然として最も大事であることを再度認識して欲しい。
執筆:株式会社アイレップ 取締役 SEM 総合研究所 所長 渡辺隆広
アドワーズ広告、リンク先ページの読み込み時間を表示
Googleは2008年5月8日、広告のリンク先ページの読み込み時間評価をアドワーズ広告管理画面のキーワード分析ページで表示を開始した。リンク先ページの読み込み時間を品質スコア決定要素として6月中旬より追加することに伴うもの。リンク先ページの読み込み時間を改善すると品質スコアが高くなり、最小入札価格は低くなる。
Landing page load time now available on the Keyword Analysis Page
http://adwords.blogspot.com/2008/05/landing-page-load-time-now-available-on.html
リンク先ページの読み込み時間を改善する [アドワーズ広告サポート]
http://adwords.google.com/support/bin/answer.py?answer=93116
[キーワード分析] ページとは何ですか。 [アドワーズ広告サポート]
http://adwords.google.com/support/bin/answer.py?answer=76846
Google、ユニバーサル検索をアップデート - 画像を多数表示
グーグルが日本国内のユニバーサル検索のアップデートを行った模様。主に検索キーワードに適合する画像が存在した時に、検索結果最上部(自然検索(Organic Search)上部)に表示するようになった。www.google.co.jp からアクセスして例えば以下のキーワードで確認できる。なお、Firefox ブラウザ右上の検索ボックスからだと表示しない。これまですでに地図、地域情報、動画(YouTubeなど)、ニュースには対応していたが、画像の表示割合は米国Googleと比較して少なかった。
Googleユニバーサル検索は2007年5月に発表。これまでウェブ検索結果はウェブページへのリンクのみを表示していたが、キーワードにマッチする画像やニュース、動画、地図、地域情報がある場合にそれを自然検索に含めて表示する。
たとえば「表参道 眼科」と検索すると表参道周辺の眼科医を地図にプロット標示し、また「船場吉兆」と検索すると関連ニュースや会見時の動画映像へのリンクを表示する。これらはキーワードごとに何のコンテンツを表示するかがあらかじめ決められているわけではなく、都度、検索クエリに対応するあらゆる形式のファイルを集め、その集合内においてレレバンシー(関連性)を評価してランク付け、検索結果を表示している。
本記事で例を記載したように様々な検索キーワードで試したが、画像の適合性判定をalt属性および画像周辺のテキストから判定しているため、一部おかしなものも確認したが軒並み問題ないレベル。写真で見ないと理解できないようなもの(野菜、花)は画像が表示されやすい印象を受けた。
米comScoreの調査によると、全検索クエリのおよそ20%に対してウェブページ以外のコンテンツを検索結果に標示しているという。また、iProspectが実施した調査は、ユニバーサル検索によって、画像やニュースへの送客数が増加していることを示している。
#
Googleユニバーサル検索に対してどのようなサーチマーケティングのキャンペーンを行うべきかについては、2008年7月1日発売の翔泳社「SEO SEM Technique vol.5」の連載にて触れていますので、興味ある方は書店やネットでご購入ください と、ついでに宣伝しておきます。
アジアでグーグルは苦戦 - アジア諸国のグーグル検索マーケットシェア一覧 comScore

Googleは米国:53%、カナダ:78%と北米で好調なのはもちろん、欧州でもポルトガル:94%、スペイン:93%、スイス:93%、フィンランド:92%、ベルギー:92%、デンマーク92%と90%を超えるシェアの国が多数。ロシアを除いた欧州で最もシェアが低い英国でも73%です。
一方でアジア地域で苦戦しているグーグル。それを表したのが上のグラフです。ご覧の通り、インド、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールなどは好調ですが、日本以下は軒並み地元の検索企業に完全に差をつけられているのがわかります。韓国に至ってはたった5%で、日本でのMSNと同程度となっています。
ちなみにラテンアメリカのグーグルを見るとチリ:93%、コロンビア:91%なので、やっぱりアジアだけ弱いことがわかります。ちなみにSEOエキスパートの人口数でも、最も少ないのもアジア地域。これは言語や文化、消費者行動が国によって大きく異なるために地元の人間でないと対応できないというのが主な理由といわれているのですが、やはりアジア各国の地元の企業が強いのもユーザーの性質に最適化できている所以なのでしょうか。
ビデオ検索のTruveo、検索アルゴリズムをローカライズ - 国ごとに最適化
米AOL傘下のビデオ検索会社・Truveo(トゥルベオ)は2008年5月7日、同社が展開する17カ国・地域それぞれにローカライズした、新しいランキングアルゴリズムを導入したと発表した。
一般に複数国でサービスを提供するビデオ検索は、ユーザーの国や言語にかかわらず共通のレレバンシーアルゴリズムを採用する。このため、米国ユーザーによる「football」と英国ユーザーによる「football」のようにキーワードは同一でも求める情報が完全に異なるケースでも、全く同一の検索結果を表示してしまうという問題があった。Truveoの新しいアルゴリズムは検索発生国や地域を参照し、それにあわせて様々な要因に対する重み付けを調整してランキングを決定する。たとえば投稿されたビデオの所属国や言語を参照し、検索発生地域とマッチした場合にスコアを加算する
この仕組みにより、たとえばフランスのTruveoサイトで検索した時はFrance24などのフランスメディアやフランス語を使ったビデオへのリンクが表示されやすくなる。Truveoのローカライズにより世界中のユーザーにより良い検索結果と検索体験が提供できるようになると、Truveo社長のPete Kocks氏は説明している。
Truveo JP
http://jp.truveo.com/
欧州の検索市場、Googleが圧倒的強さ、Google 79.2%、Yahoo! 2.0% - 2008年3月 英comScore調査
英comScoreは2008年5月7日、欧州の検索プロパティトップ10を発表した。comScore qSearch 2.0 のデータを集計した。
グローバルで55%強の検索シェアを持つGoogleだが欧州に限ると圧倒的強さ。1位のGoogleが79.2%に対し、2位以下は eBay(3.1%)、Yandex(2.2%)、Yahoo!(2.0)、Microsoft(1.9%)となっており、ほぼ市場をGoogleが独占している状態だ。
ただしcomScoreのエグゼクティブ・バイスプレジデントのJack Flanagan氏は、とりわけ西欧ほど英語が使われない東欧諸国においては地元のプレーヤーが市場をリードしており、欧州で最もオンライン人口の成長が著しいロシアではローカル検索エンジン(Yandex)がマーケットシェアを獲得し続けるのではとの見解を示している。
JETROの調査によると、ロシアの検索エンジン市場は首位のYandexが60%のシェアを持つのに対し、Googleはわずか6%程度、MSNは1~2%、Yahoo!は0.2%に過ぎない(いずれも2006年4月時点)。
comScore Releases March 2008 European Search Rankings 8 in 10 European Searches Occur on Google Sites Russian Search Engine Yandex Outpaces Yahoo! and Microsoft
http://www.comscore.com/press/release.asp?press=2208
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欧州各国のGoogleの検索シェアはおかしいくらい高い。RM Interactiveの調査だとオランダの検索マーケットは Googleが 90%超えてます。webhits.deの2007年8月データでドイツの検索マーケットはGoogle 88.5%、Yahoo! 3.4%。xitimonitor.comの2007年7月データでフランスの検索マーケットはGoogle 89.79%、Yahoo! 3.14%、MSN 2.48%。
RSS広告社のRSSフィード広告がウザイ
Bloglinesにてスラッシュドットジャパンの更新通知を受け取った時の画面。10件の未読記事があると表示されたのでクリックしたが、記事は3件、7件はすべてRSSフィード広告。この広告を配信するのはRSS広告社のもの。以前、ITmediaのフィードで未読13件が全て広告だったことがあったが、これも配信元はRSS広告社。
当サイトでもずっと昔、まだ試験運用されていた頃に一度RSS広告社のフィードを導入させてもらったことがあったが、当時あった不具合が今になっても全く解消されていない。いい加減に改善したらいかが?
Trend Matchは一応フィード連動型のはずだが、転職の広告3つも立て続けに表示してどうする?RSS広告社はそろそろスパム業者認定してもいいと思うというエントリーでも同様のフィード広告スパムが指摘されている。おそらくRSSリーダーによって異なるのだろうが、主要なリーダーにおいてTrend Matchがどのように表示されるかはRSS広告社が事前に確認しておくべきことでしょう。
グローバルリンクジャパン、アクセス解析ツールに自動サイト分析機能を追加
株式会社グローバルリンクジャパンは2008年5月7日、アクセス解析ツール「Logist(ロジスト)」にサイト分析を自動的に行う機能を追加した。
従来、人手で行っていた効果測定や課題抽出といったアクセス解析のレポート分析を自動化した。Logist内で表示されるキャラクターが分析結果と連動し、数字やグラフを集計しなくてもキャラクターの表情でサイトの状態を直感的に把握できるという。
自動サイト分析項目はPV、キーワード順位、広告、リピート率、滞在時間。10キャラクターから選択可能(予定)。初期費用無料、月額9800円から。
株式会社グローバルリンクジャパン
http://www.semj.com/
アクセス解析ソフト Logist
http://www.logist.jp/
米Yahoo!とMcAfee、検索結果で危険サイトを警告する「SearchScan」ベータ版を開始

米Yahoo!とMcAfeeは2008年5月6日、検索結果に含まれる有害・危険なサイトに警告を表示する「SearchScan(サーチスキャン)」ベータ版の提供を開始した。
SearchScanはMcAfeeが提供する、サイトの安全性を評価するSiteAdvisorの技術を利用し、スパイウェアやアドウェアなどのソフトウェアをインストールしようとするサイト、フィッシングサイト、あるいは大量スパムメールを送信する恐れのあるサイトなど、危険と判断したサイトを検索結果の当該リンクに赤いアイコンを表示して警告する。さらに、単に訪れるだけで危害を与えるサイトはYahoo!の検索結果から取り除く。SearchScanによって誰でも安全に検索サービスが利用できるようになるとYahoo!は説明している。
SearchScanはベータ版として提供され、米国のほかカナダ、英国、フランス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、スペインでも利用できる。日本は未対応。
McAfeeが2007年に実施した調査によると、検索結果の4%に危険なサイトが含まれており、最も危険なサイトが多かったのがYahoo!の5.4%(MSN 4.2%、Google 3.4%)だった。
Yahoo! SearchScan
http://tools.search.yahoo.com/newsearch/searchscan
New SearchScan Feature from Yahoo! Search Warns Users About Dangerous Sites Before They Click on Them
http://yhoo.client.shareholder.com/press/releasedetail.cfm?ReleaseID=308465
マカフィー、「検索エンジンの安全性に関する調査報告」第3版を公開 ~毎月2億7,600 万件を超える検索がユーザを危険なサイトへ誘導~
http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/pr_07a.asp?pr=07/06/05-1
Google、略語や英文字キーワードの処理方法を大きく改善 - Yahoo! & 百度と違いを比較
少なくとも昨年末時点で、Googleは日本語文字列の処理を大きく改善し、Yahoo!やMSN / Live Search、百度など他の日本語検索エンジンが実現できていない(Ask.jpがやってました)ことをしています。それが略語や英文字(英語表記)のキーワードを入力した時の処理方法です。
上記の表は、検索キーワードで検索した時に、検索結果でボールド表示(太字)される文字列を表したものです。例えば、「ファミマ」と検索した時に、Googleは検索結果ページに「ファミマ」「ファミリーマート」どちらもボールド表示します。検索結果にヒットしたページも、その他の要素(被リンク、アンカーテキスト、周辺テキスト)の影響によるものではないと考えられるものが多数含まれます。対して、Yahoo!などは、入力したキーワードそれ自体を含むページしか検索対象になっていません。もちろん、バックリンクやその他諸々の調整により、結果として「ファミマ」と検索しても意図される「ファミリーマート」は検索できます。
表に入れていませんが、他にも「mcafee」と「マカフィー」、「RSS feed」と「RSSフィード」、「スタバ」「スターバックス」、「samsung」「サムスン」、「cyberagent」「サイバーエージェント」なども同じ言葉として認識されているようです。
ただし、「gucci」と検索しても「グッチ」を、「PRADA」と検索しても「プラダ」を検索対象に含めていません。「Hermès」で「エルメス」、「doutor」で「ドトール」はボールド表示にならない、同じ言葉としての認識はしていません。
※ ここまでの段落、一部説明が不適当だったため、修正を加えてました
ファミリーマートなどのような社名やブランド、ナビゲーショナルクエリであればリンク分析を通じて目的サイトを検索結果に表示できるはずですが、そうではないクエリ(トランザクショナルなど)やミドル~テールのキーワードになってくると、こうした表記の違いで検索結果が大きく変わることは、時としてユーザーの検索負荷に影響を与えます。特に英文字とカタカナのどちらで入力した方が目的の情報にたどり着けるのか迷うような時、こうした関係する文字を同じように処理してくれる方が、検索意図を適切に反映できるでしょう。
ちなみに米国Googleでは、2003年4月28日に買収したApplied Semanticsが保有していたCIRCA技術を活用することで、例えば「payment」を「finance」と同じ意味を持つとみなして検索対象に含む、といったことを2003年末以降に実施していました(ちょうどGoogleアルゴリズムに大きな変更が加えられて騒がれていた頃です)。
一般に海外の検索会社は日本語処理能力がYahoo!JAPANに劣ると思われがちですが、現実にはGoogleもかなり日本語固有の問題にも対処しつつあります。
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[追記] はてなブックマークのコメント欄にて「Ask.jpが対応してる」という指摘がありました。そういわれてみれば確かにやってましたよね、sony → ソニーなど。すみませんこのコラムを書いている時、Ask.jpの存在を忘れてました。
[追記2] 文字列判定の方法の違いについてまとめています。判定方法は、検索結果画面中におけるボールド表示となる言葉です。表記が違っても検索結果が全く一緒になるというわけではありません。また、検索結果の良し悪しでいえば、(他のすべての要素を計算してランク付けされた)結果としてYahoo!やその他検索エンジンの方が関連性が高いといえる場合もあります。つまり言語の処理の方法だけ変えても検索精度が良くなるわけでもないです。
マイクロソフト、Live Search 検索トップをリニューアル
4月に一度公開された直後に元に戻ったLiveサーチ検索トップページですが、本日、再びリニューアルされました。
Live Search日本語版で現在利用可能なサービスは、ウェブ検索、画像検索、ニュース検索、地図検索、学術論文(英語)、フィード、Spaces。あとはWebmaster Toolsベータ版へのリンクが設置されました。Webmaster ToolsはGoogle ウェブマスターツールに相当するもので、hotmailやLiveアカウントをもっている方であれば無料で利用できます。利用する時に認証コードを設置する必要があるため、無料ブログサービスなどの場合は不可能かもしれません。
Windows Live Search日本語版
http://www.live.com/?searchonly=true&mkt=ja-JP
Live Search Webmaster Tools
http://webmaster.live.com/
グーグル、検索向けAdSenseにカスタム検索(Google CSE)を統合 - カスタマイズ自由に
米Googleは2008年5月5日、検索向けAdSense(AdSense for Search)にGoogleカスタム検索エンジンサービス(Google Custom Search Engine)の機能を統合したことを明らかにした。
検索向けAdSenseとは自分のサイトにGoogleウェブ検索を導入し、そこに表示される広告から収入を得ることができるプログラム。一方 Googleカスタム検索エンジンとは、検索対象のサイトやページデザインを自由に設定し、自分だけの検索サービスが構築できるサービスで、例えば料理関連のサイトだけを集めて「料理専門検索サービス」を作るといったことが可能。今回、検索向けAdSenseからカスタム検索エンジンが提供する機能が活用できるようになった。
具体的には、次の機能が新たに提供される:
1) サイト内検索の提供:自分のサイトだけを検索対象にする、「サイト内検索」としての検索向けAdSenseの利用が可能になった
2) インデックスの改善:インデクシング技術の改善により、クロール可能なページである限り従来よりインデックス量を増加。検索キーワードに関連するより多くのウェブページを検索結果に表示できるようになった
3) バーティカル検索(専門検索):検索対象のサイトを指定して、お好みのバーティカル検索を簡単に構築可能。例えば、サーチマーケティングの話題を扱うサイトだけを検索対象とすれば、「サーチマーケティング専門の検索サービス」を作ることができる
4) キーワード指定による自然検索と広告のチューニング:あらかじめサイトのトピックに関連するキーワードを指定することで、自然検索と広告の適合性を高めることができる。例えば、「ヨガ」と指定しておくと、「マット」と検索された時にフロアマットではなくヨガマットに関する結果を表示するようになる
検索向けAdSenseはAdSenseにログインして「AdSenseの設定」タブをクリックして「検索向けAdSense」を選択することで設定可能。今回発表された新機能は日本語も対応している。
AdSense for search now powered by Custom Search [Inside AdSense]
http://adsense.blogspot.com/2008/05/adsense-for-search-now-powered-by.html
Google Custom Search Engine
http://www.google.com/coop/cse/?hl=ja
検索向け AdSense [Google AdSenseヘルプセンター]
https://www.google.com/adsense/support/bin/topic.py?topic=144
Google News、検索結果に関連キーワードを表示
米Googleは2008年5月5日、Google Newsの新機能として検索キーワードと関連する語句を表示する機能を追加した。同社ソフトウェア/エンジニアのNilesh Agrawal氏らが公式ブログで明らかにした。
Googleはウェブ検索において検索結果上部と下部に関連語句を表示しているが、これをニュース検索に拡大した。これら関連語句はエディターによって作成・選択されているのではなく、アルゴリズムによって自動的に決定している。適切な検索キーワードを見つけたり、関心あるニュースをブラウズする手段などとして活用できると同社は説明している。
なお、関連語句の表示はGoogleニュース日本版は5月6日現在、対応していない。
Related Searches in Google News [Google News Blog]
http://googlenewsblog.blogspot.com/2008/05/related-searches-in-google-news.html
cf.
Google、iPhoneとiPod Touch向け「Google News」をリリース :: SEM R
「Googleニュースへの掲載要件の1つは、複数人で運営されたサイトであること」 - Google Matt Cutts氏 :: SEM R
Google:ユニバーサル検索(結果)が占める割合は? - 米comScore 2008
2007年5月にGoogleが発表したユニバーサル検索(Universal Search)。従来ウェブページへのリンクのみを表示していたウェブ検索結果に、キーワードとの関連性に応じて様々な種類のコンテンツへのリンクを表示するものです。例えば「表参道 眼科」と検索すれば検索上位に表参道周辺の地図を表示したり、「オリラジ」と検索するとYouTubeへの動画リンク表示をする、あるいは「船場吉兆」と検索すると同関連ニュースへのリンクが表示されます。
さて、これらGoogleユニバーサル検索は全検索クエリにおいてどの程度の割合で表示されるのか、米comScoreが調査を行いました。グラフは2008年1月のある週の米国におけるGoogleの検索クエリとクリックを追跡し、それぞれにおいてユニバーサル検索(結果)/非ユニバーサル検索(つまりウェブページへのリンクのみ)がどの程度の割合になっているかを表したものです。
全検索クエリに占める非ユニバーサル/ユニバーサルは83%:17%。次に全クリックに占める同割合は84%:16%。今度は検索広告がクリックされた時の同割合を見ると86%:14%。このデータからわかることは、3%ではありますがユニバーサル検索が表示された時は検索広告のクリックが減少することがわかります。米iProspectとJupiterResearchが実施したブレンド検索(Blended Search、ユニバーサル検索などの総称)の検索行動を見ると、ニュースや画像などのクリック割合が上昇していることも考えると、ユニバーサル検索を通じて様々なデジタルコンテンツが表示されることで相対的に自然検索のレレバンシー(Relevancy、関連性)が向上し、結果としてそちらがクリックされやすくなったのではないかと考えられます。
Yahoo!も「SearchMonkey」のリリースによってサイト運営者に検索結果情報を自由にカスタマイズすることを可能にしようとしています。普段最も利用するウェブ検索がこのように情報豊かになることで検索体験が高まる一方、はたして検索行動がどのように変化していくかにも注目です。[追記] グーグル日本国内でもユニバーサル検索をアップデート、画像の表示に対応しました(2008年5月8日)。
cf.
米国 検索エンジンシェアの推移 (2004年8月~2007年10月)、米comScore
米調査会社comScoreが発表した米国の月別検索エンジンシェアをグラフにしたものです。シェアの推移をグラフにするとわかるように、Googleは2004年12月ごろを境にシェアを伸ばし始め、逆にYahoo!が衰退していることがわかります。MicrosoftはLive Searchを投入したにもかかわらずシェア上昇に全く貢献していません。Ask.comは検索シェアが上昇しないけれども下がりもしない、マーケットにおいて一定のポジションを確保できているとはいえます。
シェアを伸ばしているのはGoogleだけで、No.2 のYahoo!と次のMicrosoftはシェアの低下が止まっていません。ここ最近、MicrosoftとYahoo!の買収話で賑わっていましたが、本当にYahoo!買収でGoogle追撃体制を整えられたのか?というと疑問は残ります。
また、Google、Yahoo!、Live Searchともレレバンシー(関連性)や検索精度に大差はないと言われていますが(テクニカルな視点でいえば私もそう思います)、その割にはYahoo!やLive Searchからユーザーが離れているところも興味深いところです。検索精度の問題ではなく、別の要因によってGoogleにユーザーが流れていると考えられます。
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comScoreが発表している最新データは2008年3月です。グラフが2007年10月で終わっているのは、単に私がデータ更新をサボったためです。次回以降、2008年3月までを反映したいと思います。
Google 67.25%、Yahoo! 20.29% - 米検索エンジンシェア2008年3月 - 米Hitwise調査
米Hitwiseは2008年4月7日、2008年3月の米国検索エンジンシェアを発表した。
1位のGoogleは67.25%。前年同期比で64.13%から3.12ポイント上昇。2位Yahoo!は20.29%で同比0.97ポイント減少。MSN / Live Searchは6.65%で同期比2.5ポイントほど減少。MicrosoftはLive Searchの検索品質の改良やプロモーションに取り組んでいるものの検索シェアは減少する一方だ。
Domain Mar.-08 Feb.-08 Mar.-07
www.google.com 67.25% 66.44% 64.13%
search.yahoo.com 20.29% 20.59% 21.26%
search.msn.com 6.65% 6.95% 9.01%
www.ask.com 4.09% 4.16% 3.48%
Google Receives 67 Percent of U.S. Searches in March 2008 [Hitwise]
http://www.hitwise.com/press-center/hitwiseHS2004/google-receives-67-march-2008.php
Google 58.7%、Yahoo! 18.1% - 米検索エンジンシェア 2008年3月 - 米Nielsen Online
米Nielsen Onlineは2008年4月21日、米国の検索エンジンシェアを発表した。Googleが58.7%で過半数を維持、2位Yahoo!は18.1%、3位MSN / Live Searchは12.0%。4位 AOLは 4.1%、5位Ask.com は2.4%。Google、Yahoo!、MSN / Live Search 3社で80%以上の市場を握る状況変わらず。
Top 10 Search Providers for March 2008,
Ranked by Searches (U.S.)
Searches YOY Share of
Provider (000) Growth Searches
1. Google Search 4,791,057 25.5% 58.7%
2. Yahoo! Search 1,480,690 -4.5% 18.1%
3. MSN/Windows Live Search 979,761 36.6% 12.0%
4. AOL Search 334,376 -19.4% 4.1%
5. Ask.com Search 199,305 52.4% 2.4%
6. My Web Search 70,194 -5.4% 0.9%
7. Comcast Search 44,227 32.4% 0.5%
8. NexTag Search 29,400 58.4% 0.4%
9. AT&T Worldnet Search 25,302 130.5% 0.3%
10. Dogpile.com Search 19,321 -32.9% 0.2%
マイクロソフト、ヤフー買収提案を撤回 - 他のネット企業との提携に動くか
米Microsoftは2008年5月3日、米Yahoo!に対する買収提案を撤回すると発表した。MicrosoftとYahoo!は最後の交渉を行い、1株33ドルに引き上げる提案をしたが、37ドルを要求するYahoo!の要求との隔たりは埋まらなかった。最終的に交渉は決裂した。
Microsoft CEO Steve Ballmerは、「50億ドルまで買収額引き上げなど最大限の努力を行ったが、Yahoo!が我々の提案を受け入れるには至らなかった。慎重に検討した結果、Yahoo!の要求額はわれわれにとって受け入れられないもので、買収提案を取り下げることが我々の株主、従業員、その他のステークホルダーにとって利益にかなうと判断した」との声明を出した。
Microsoftは2008年2月1日にYahoo!の買収提案を発表した。Steve Ballmerは、Yahoo!を買収することで R&D能力の拡大、新たなユーザエクスペリエンスの提供、規模の経済、オペレーションコストの向上などのシナジーを生み出し、(1)新たな時代の技術革新、(2) 技術資産の補完、(3) 新たなコミュニティやソーシャルプラットフォーム、(4) Webサービスのオープンプラットフォームが実現できるとしていた。
Yahoo! とMicrosoftの交渉は決裂したが、検索市場で過半数以上のシェアを維持するGoogleを追撃するには両社ともに1社単独で行うのは不可能に近い。Nielsen Onlineの2008年3月期の米国検索エンジンシェアはGoogleが58.7%に対し Yahoo!は18.1%、MSN / Live Searchは12%。今後、MySpaceやFacebook、AOLなど他のネット企業との事業提携・統合の動きが出てくる可能性がある。とりわけYahoo!は新しい戦略・Yahoo! Open Strategyを打ち出し、同時にサードパーティーによる自由なカスタマイズを許すSearchMonkeyを公開したが、Microsoftはまだ検索市場で巻き返しをはかるための戦略は打ち出せていない。自社開発の検索技術・Live Searchも登場以後検索シェア拡大に貢献するどころかシェアは低下し続けている。
米Wall Street Journalは関係筋の話として、Yahoo!がGoogleの検索広告枠を拡大する準備を進めているとしている。多くのアナリストはGoogleの検索広告導入によりYahoo!のキャッシュフローが改善すると指摘している。ただしGoogleとYahoo!の提携は米司法当局が独占禁止法違反とみなす公算が大きい。また、Steve Ballmerは書簡の中で、Yahoo!がGoogleの検索広告を使うことはYahoo!広告主やエンジニアの離反を招きYahoo!周辺のエコシステムの破壊を招くと指摘している。
the letter from Microsoft CEO Steve Ballmer to Yahoo! CEO Jerry Yang.May 3, 2008
Mr. Jerry Yang
CEO and Chief Yahoo
Yahoo! Inc.
701 First Avenue
Sunnyvale, CA 94089Dear Jerry:
After over three months, we have reached the conclusion of the process regarding a possible combination of Microsoft and Yahoo!.I first want to convey my personal thanks to you, your management team, and Yahoo!'s Board of Directors for your consideration of our proposal. I appreciate the time and attention all of you have given to this matter, and I especially appreciate the time that you have invested personally. I feel that our discussions this week have been particularly useful, providing me for the first time with real clarity on what is and is not possible.
I am disappointed that Yahoo! has not moved towards accepting our offer. I first called you with our offer on January 31 because I believed that a combination of our two companies would have created real value for our respective shareholders and would have provided consumers, publishers, and advertisers with greater innovation and choice in the marketplace. Our decision to offer a 62 percent premium at that time reflected the strength of these convictions.
In our conversations this week, we conveyed our willingness to raise our offer to $33.00 per share, reflecting again our belief in this collective opportunity. This increase would have added approximately another $5 billion of value to your shareholders, compared to the current value of our initial offer. It also would have reflected a premium of over 70 percent compared to the price at which your stock closed on January 31. Yet it has proven insufficient, as your final position insisted on Microsoft paying yet another $5 billion or more, or at least another $4 per share above our $33.00 offer.
Also, after giving this week's conversations further thought, it is clear to me that it is not sensible for Microsoft to take our offer directly to your shareholders. This approach would necessarily involve a protracted proxy contest and eventually an exchange offer. Our discussions with you have led us to conclude that, in the interim, you would take steps that would make Yahoo! undesirable as an acquisition for Microsoft.
We regard with particular concern your apparent planning to respond to a "hostile" bid by pursuing a new arrangement that would involve or lead to the outsourcing to Google of key paid Internet search terms offered by Yahoo! today. In our view, such an arrangement with the dominant search provider would make an acquisition of Yahoo! undesirable to us for a number of reasons:
-- First, it would fundamentally undermine Yahoo!'s own strategy and long-term viability by encouraging advertisers to use Google as opposed to your Panama paid search system. This would also fragment your search advertising and display advertising strategies and the ecosystem surrounding them. This would undermine the reliance on your display advertising business to fuel future growth.
-- Given this, it would impair Yahoo's ability to retain the talented engineers working on advertising systems that are important to our interest in a combination of our companies.
-- In addition, it would raise a host of regulatory and legal problems that no acquirer, including Microsoft, would want to inherit. Among other things, this would consolidate market share with the already-dominant paid search provider in a manner that would reduce competition and choice in the marketplace.
-- This would also effectively enable Google to set the prices for key search terms on both their and your search platforms and, in the process, raise prices charged to advertisers on Yahoo. In addition to whatever resulting legal problems, this seems unwise from a business perspective unless in fact one simply wishes to use this as a vehicle to exit the paid search business in favor of Google.
-- It could foreclose any chance of a combination with any other search provider that is not already relying on Google's search services.
Accordingly, your apparent plan to pursue such an arrangement in the event of a proxy contest or exchange offer leads me to the firm decision not to pursue such a path. Instead, I hereby formally withdraw Microsoft's proposal to acquire Yahoo!.
We will move forward and will continue to innovate and grow our business at Microsoft with the talented team we have in place and potentially through strategic transactions with other business partners.
I still believe even today that our offer remains the only alternative put forward that provides your stockholders full and fair value for their shares. By failing to reach an agreement with us, you and your stockholders have left significant value on the table.
But clearly a deal is not to be.
Thank you again for the time we have spent together discussing this.
Sincerely yours,
/s/ Steven A. BallmerSteven A. Ballmer
Chief Executive Officer
Microsoft CorporationMicrosoft Withdraws Proposal to Acquire Yahoo! - Microsoft Corp. today announced that it has withdrawn its proposal to acquire Yahoo! Inc.
http://www.microsoft.com/presspass/press/2008/may08/05-03letter.mspx?rss_fdn=Press%20Releases
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マイクロソフトがヤフー買収に動くという話は過去にも何回かあったものの全て話は立ち消え。今回は公式にヤフー買収に動くという意志を示したことから「今回は成立するのでは」という憶測もあったが結局(やはり?)買収不成立。ただ本文でも書いた通りマイクロソフトが単独でグーグルに立ち向かうのは不可能。AOL、Facebook、MySpaceあたりの企業と手を組むなどしないとGoogleに突き放され続けるのは必至。あるいは今後成長が見込まれる有力な検索技術を持つベンチャー企業を買収するか。
Yahoo!、検索結果をカスタマイズする「SearchMonkey」を開発者向けに公開
米Yahoo!は2008年4月24日、新たな戦略「Yahoo! Open Strategy(Y!OS)」を発表した。同社のサービスやデータを活用できるオープンプラットフォームを開発者向けに提供する。あわせてYahoo! Searchを活用できるプラットフォーム「SearchMonkey(サーチモンキー)」をリリースした。
SearchMonkeyはYahoo! Search検索結果上の自社の情報に、画像やレビュー(評価情報)、住所、電話番号、価格、ディープリンクなど自社の独自データを自由に追加してカスタマイズ表示できるもの。同社は一例として、日本料理のレストランが、検索結果にお店の写真やレーティング、住所、電話番号、価格のほか、レビューや写真、友だちに伝えるなどのディープリンクを表示して情報豊かな検索結果にカスタマイズしたことを紹介している。
また、RDFやmicroformatsなどのセマンティックウェブをサポートし、例えばSNSのLinkedInがユーザーのプロフィールページをmicroformatsで作成することで、名前検索をした時に該当人物が検索にヒットした時、顔写真などの情報を表示することも可能という。ところでmicroformatsやXFN、Dublin Core、RDFといったフォーマットはこれまで注目されつつもウェブ業界でスタンダードになることはなかった。これらを採用しても有意義なメリットが見出せず、キラーアプリも存在しないためだ。しかしYahoo! SearchプロダクトマネージャーのAmit Kumar氏は、Yahoo! Searchがそのキラーアプリになると述べている。
検索結果に様々な情報が追加され豊かになることで、ユーザーはこれまでより容易に多くの求めている情報を見つけられるようになる。このSearchMonkeyで実現できることは、GoogleやAsk 3D、Microsoftなどが先に進めているブレンド検索(Blended Search)に対するYahoo!の回答と言えるものだ。これまでテキスト情報だけで構成された検索結果により豊かなデータが追加・表示されることで、検索の利便性が向上していくのは間違いないだろう。
Yahoo! SearchMonkey
http://developer.yahoo.com/searchmonkey/preview.html
The Yahoo! Search Open Ecosystem [Yahoo! Search Blog]
http://www.ysearchblog.com/archives/000527.html
An Open Approach to Search [Yahoo! Search Blog]
http://www.ysearchblog.com/archives/000523.html
cf.
米iProspect、ブレンド検索の検索行動調査を発表 - 31%が画像コンテンツをクリック :: SEM R
中国Yahoo!、ユニバーサル検索「Yahoo!雅虎搜索」ベータ版を公開 :: SEM R
ヤフー、アドパートナーにて「コンテンツ連動型広告」も利用可能に
ヤフー株式会社は2008年5月2日、パブリッシャー向けの広告掲載サービス「アドパートナー」にコンテンツ連動型広告を5月中旬に加えることを明らかにした。
アドパートナーは2007年12月に開始。これまでアドパートナーはコンテンツと無関係のバナー(画像)広告の掲載しかできなかった。5月中旬から、これまでのバナー広告に加え、ウェブページの内容に関連したテキスト広告も選択できるようになる。また、広告サイズに正方形と横長を追加し、3種類のサイズから選択可能に。
ヤフーは2008年4月1日付けで個人向けサイトを中心にコンテンツ連動型広告事業を展開していたブレイナーを吸収合併している。
アドパートナー新機能追加のご案内 [Yahoo!ウェブオーナーセンター]
https://webowner.yahoo.co.jp/siteincome/adpartner/controlpanel/notification#7
グーグル、モバイル向けアドセンスをNTT DoCoMoに対応 - 3キャリア対応が完了
グーグルは2008年5月1日、モバイル向けコンテンツAdSenseがNTT DoCoMoに対応したことを発表、これで昨年から対応していたau、ソフトバンクに加え主要3キャリアに対応したことになる。
モバイル向けAdSenseはPC向けに提供されているGoogle AdSensの携帯サイト版。モバイルサイトの内容を分析して、コンテンツと関連する広告を自動的に表示する。2007年10月からモバイル向けのAdSenseは開始していたが、DoCoMoでは利用できなかった。
モバイルコンテンツ向けAdSenseは、WML、XHTMLまたはCHTMLで記述され、サーバサイドスクリプトは PHP v4.3.0以降、CGI/Perl v5.8以降、JSP v1.2以降、ASP v3.0以降の動作環境で利用可能。なお、DoCoMo公式サイトが広告掲載する場合は、別途DoCoMoへの広告掲載申請が必要。
モバイル版コンテンツ向けAdSenseが主要3キャリア対応となりました [Google AdSense日本版]
http://adsense-ja.blogspot.com/2008/05/adsense.html
cf.
Google、携帯サイト向けのAdSenseを開始 - 「AdSense for mobile」 (2007/07/20) :: SEM R
ジーネットワークス、ブログ検索を使ったSEO分析ツールをリリース
株式会社ジーネットワークスは2008年5月1日、同社のSEOツール「DoctorSEO(ドクターSEO)」の新機能として、ブログ検索を通じたSEOの分析が行える「ブログサーチ」と「ブログバックリンクチェッカー」を公開した。
ブログサーチは指定の検索文字列を、Yahooブログ検索、Googleブログ検索、テクノラティブログ検索で検索した結果を表示する。ブログバックリンクチェッカーは指定のページにリンクしているブログを表示する。これらの新機能を通じて、ブログ上で自社の会社名やブランド名でどんなことが書かれてるのか、またブログ上で自社のサイトやサービスサイトにリンクを張っているブログサイトを知ることができる。
ファーストエージェント、月額2,980円からの成果報酬型SEOサービス開始
株式会社ファーストエージェントは2008年5月2日、月額2,980円からの成果報酬型SEOサービスの提供を開始した。同社はSEO事業部がスピンアウトして今月設立された会社。
1日96円から、月額2,980円からの低価格を特徴とするSEOサービスを提供。Googleの料金はYahoo!料金の60%に設定されている。指定キーワードで10位以内に表示された場合のみ課金対象の完全日割り制。
株式会社ファーストエージェント
http://www.first-agent.jp/
ファーストエージェント SEO講座
http://ameblo.jp/firstagent/
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価格は提供価値相応のリーズナブルなところに設定すればいいわけで。安すぎません?
フルスピード、ベッコアメ・インターネットを子会社化
サーチマーケティング事業を展開する株式会社フルスピードは2008年5月1日、老舗ISP(インターネットプロバイダ)の株式会社ベッコアメ・インターネットを子会社化したと発表した。議決権株式の99.66%を取得。同社は4月9日に買収交渉中であることを発表していた。ベッコアメは顧客として各地域のISP複数保有しており、フルスピードは首都圏以外の潜在顧客に対する営業活動を推進するための拠点にする。
[WSJ] Yahoo!、Googleとの検索広告の提携を拡大か?
早ければYahoo!が来週にもGoogleの検索広告の導入を拡大するかも知れないとWSJが報道。当局の監視を逃れるため、仮に両社の提携が強化されたとしてもMicrosoftを排他的にせず、検索クエリに対しYahoo!、Google Microsoftそれぞれの広告からもっとも利益になる広告を表示するリアルタイムオークションシステムなどの方法が考えられる。(編集中)
Yahoo Inc. could announce an agreement to carry search advertisements from Google Inc. within a week as it braces for Microsoft Corp. to abandon its unsolicited acquisition offer or go hostile, say people familiar with the matter. [Yahoo May Be Set to Unveil Plan to Carry Google Ads, WSJ, May 1, 2008]
サイバーエージェント、アメブロにオーバーチュア広告を導入
株式会社サイバーエージェントは2008年4月30日、Ameba(アメブロ)モバイル版にオーバーチュアの検索連動型広告「スポンサードサーチ」を導入したと発表した。また、6月にはPC版にも導入。アメブロのブログ検索結果内にオーバーチュアの広告が表示されるようになる。さらにアメーバニュースのモバイル版に「コンテンツマッチ」の導入も予定している。
アメブロ・モバイル版は2007年12月にGoogle AdSenseを導入、2008年2月15日からPC版アメブロにもAdSenseを導入済み。
アメブロ
http://ameblo.jp/
「Ameba(アメブロ)」にオーバーチュア検索連動型広告を導入開始 [サイバーエージェント]
http://www.cyberagent.co.jp/news/press/2008/0430_2.html
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ブログ記事下にアドセンス、ブログ検索結果にスポンサードサーチ ?
マイクロアドどこいったの?
Google、iPhoneとiPod Touch向け「Google News」をリリース
米Googleは2008年5月1日、iPod TouchやiPhoneから利用できるGoogle Newsをリリースした。30カ国・言語に対応。iPod TouchやiPhoneのスクリーンに最適化されている。利用するには、www.google.com に移動してから「more」タブをクリック、Google Newsに移動する、または http://news.google.com に移動。
Google News now available on your iPhone and iPod Touch [Google News]
http://googlenewsblog.blogspot.com/2008/05/google-news-now-available-on-your.html
トランスコスモス、メディア分析型リスティング運用サービスを提供開始
トランスコスモス株式会社は2008年5月1日、アドワーズ広告などの検索連動型広告(リスティング広告)において、ネット上の情報を収集・分析してダイレクトに広告運用に反映させる「メディア分析型リスティング運用サービス」の提供を開始した。システムは自社開発。
メディア分析型リスティング運用サービスは、煩雑になりがちな検索連動型広告の運用を支援するサービス。手動で行うことが多いキーワードの抽出作業や出稿中の広告原稿の更新作業など運用全般において、トランスコスモスが自社開発した運用支援システムを活用することで運用作業を自動化する。また、差別化された独自の広告を作成するための最適なコピーや表現などを抽出し、広告の作成作業を支援していくという。
具体的には、テキストマイニングツール「TRUE TELLER」や最適化エンジン「TOM (true for outbound marketing)」を組み合わせ、収集してきた膨大な情報をベースに最適な広告のコピー・表現の抽出や、統計理論上で最適と思われる入札条件によりROIを最適化するシミュレーションを実施。ポテンシャルを考慮した広告予算、戦略など最適な出稿計画を策定する。
こうした技術を利用することで、例えばWebページ内のテキストやタイトル等からキーワードデータを自動抽出してキーワードを抽出することで、商品展開から広告出稿までのリードタイムが短縮したり、誘導先ページを調査・判定して当該商品の在庫がゼロと判定した場合に広告出稿を停止するといったことが実現する。
トランスコスモスは米SearchForceのSEM管理ツール(自動入札管理ツール)を導入したり自社開発したAIエンジンを使った「リスティング広告ROI最大化ソリューション」を開発するなどリスティング広告のテクノロジーソリューションを強化している。
トランスコスモス、メディア分析型リスティング運用サービス提供を開始
http://www.trans-cosmos.co.jp/company/news/080501.html
トランスコスモス「リスティング広告ROI最大化ソリューション」サービス化を正式決定 2つの新開発AI(人工知能)エンジンを搭載し、最適なポートフォリオを自動生成
http://www.trans-cosmos.co.jp/release/new_f/press060419.html
cf.
トランスコスモス、検索連動型広告最適化ツール「BidBuddy」提供開始 :: SEM R
Google、検索結果画面の+1ボタンの表示方法を変更
Googleが今週から、ウェブ検索結果画面におけるGoogle+1ボタンの表示方法を変更した模様だ。従来はデフォルトで+1ボタンが各リンクの右側に表示されていたが、現時点(2011年12月13日3時)でデフォルトでは非表示となった。
[解説][SEO] グーグル、「rel=alternate hreflang=x」サポートを拡張、多言語サイトを適切にインデックス可能に
米Googleは2011年12月5日、多言語サイトを適切にGoogleに登録・掲載するために、rel="alternate" hreflang="x" のサポートを拡張したことを発表した。
gooウェブ検索、キーワードと関連性高いTwitterツイートを検索可能に
NTTレゾナント株式会社が運営するgooウェブ検索は2012年1月23日、検索キーワードと関連性が高いTwitter上でつぶやかれたツイートを検索結果の上部に表示すると発表した。PC版とスマートフォン版のgoo検索が対応。
米Google、XML Sitemapsに新機能、登録済みインデックス数も確認可能に
米Googleは2012年1月27日、サイトのクローリングを手助けするためのXML Sitemapsについて、Google Webmaster Tools上からより多くの詳細情報を閲覧できるようになったことを公式ブログで発表した。
ご挨拶:2012年もよろしくお願いします
あけましておめでとうございます。2012年もSEMリサーチをどうぞよろしくお願いします。
以下、お知らせです。
- 更新開始(再開)は1月中旬を予定しております。もうしばらくお待ちください。
- 本年より運営・編集方針を若干変更します。変更するというよりも、昔のスタイルに戻す予定です。具体的には、海外関連の記事数を大幅に増やす一方で、国内関連を若干減らします。
- SEMリサーチは2011年8月で運営9年目を迎えました。ここ2年ほどは更新が若干不定期となっておりますが、当面は運営していきますので皆様今後ともよろしくお願いします。少なくとも2013年8月まではがんばります。
- mixiページで開設していたSEMリサーチのページを閉鎖しました。Facebookページは引き続き運営して参ります(Google+ページは開設済みですが運営未定)。SEMリサーチの記事をフィードで配信するだけでは面白味がありませんので、Facebookの方は何かコンテンツを追加する予定です。
- 年内のどこかのタイミングで、SEMリサーチで公開する一部記事の言語を英語に変更する予定です。(従来の日本語記事を残したまま)英文記事を追加するのか、日本語記事を減らして対応するか等、詳細はまだ決定しておりません。
英語化について:会社(アイレップ)がグローバル展開を強化していることもありますが、私個人としても海外のカンファレンスにスピーカーとして登壇する等、海外に目を向けた取り組みを強化していきたいという意向があります。
スマートフォン向けサイトを検索エンジンに最適化するためのポイント
GoogleがスマートフォンUAを持つクローラを公式に発表したことで関心を持つ方も増えてきたようです。ここで、スマートフォン端末に最適化したウェブサイトの扱い方について、よく受ける質問について簡単に回答を記しておきます。適当なタイトルが思い浮かばなかったのですが、最適化というか、検索エンジンにどう認識させるかという話だと思ってください。これは広義でいえば「スマートフォンSEO」なのかも知れませんが、どちらかというとデバイス向けを横断した、サイト全体のSEOだと私は思います。