[調査] SEO - 検索順位とクリック数の関係 - 米AOLの検索行動データより
検索エンジンにおける掲載順位と予想できるクリック数、クリック率の関係について質問を受けることが時折ありますので、過去に紹介したことがありますが改めて、検索順位とクリック数のデータを紹介します。

SOURCE: AOL Real Search Query Data, March 2006 ~ May 2006, AOL 2006
この表は、米AOL自然検索における実際の検索行動データを集計し、検索順位ごとのクリック数をまとめたものです。AOLが過去に公開した、匿名の全検索ログデータに基づいていますので、実数値です。集計期間は2006年3月から5月、対象検索数は9,038,794、クリック数は4,926,623です。ちなみにAOLの自然検索はGoogle。
検索エンジンによって検索行動は違いがあります。例えばAOLはGoogleやYahoo!と比較してコンバージョン率が少し高い、検索リテラシーが若干低め、自然検索がクリックされやすいといっ特性があります。こうした違いはありますが、全体的な検索利用者のクリック行動の傾向を掴むには良い実データでしょう。
データの通り、最もクリックされるのは予想通り1位です。検索結果でとりあえず1位をクリックする、ナビゲーショナルクエリにより当然のように1位をクリックする、といったことも影響するはずですが、総じて1位はクリックしてみるものです。以下、2位、3位、4位とクリック数は徐々に減少していき、6位と1位を比較するとクリック数で10倍の差が出ています。9位と10位を比較すると、10位の方がクリック数は多くなっています。これは、ブラウザ画面を一番下までスクロールした時に視野に入りやすいといったUIも影響していると考えられます。
ちなみに検索順位ごとに、1つ上の順位とのクリック数の差を見ると、1位と2位は3.5倍程度の差がありますが、2位以下のそれぞれ1つ上の順位とのクリック数の差は、1.0~1.4倍の範囲に収まっています。
以上は自然検索のみのクリック数のデータですが、自然検索と広告を合算した、検索結果におけるクリックシェアのデータもあります。こちらは先日発売した「検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書」の19ページに記載してありますので、興味がある方はあわせてお読み下さい。
[追記] 全検索数と全クリック数、検索順位毎のクリック数から、順位毎の「クリック率」、SERP 1位~10位内における獲得クリックのシェアを計算したデータを掲載しました。クリック率は1位がダントツで高くなっていますが、実際にはキーワードによって随分と変わります。
多言語・多地域サイトを正しく検索エンジンに登録する方法
米Microsoftが公開した、新しいBing Webmaster Center FAQsに掲載されているFAQの紹介及び解説です。今回は、"How can I increase the ranking for a website hosted in another market?".
標的とする市場とサイトがホストされている市場が異なる場合、検索順位が低くなる場合があります。Bingは、ウェブサイトのIPアドレスやトップレベルドメインのリージョンコードなどの情報を参照して、サイトが掲載されるべき国・地域を判定しています。
最もリスクの高いキーワードは「アバター」 - マカフィー、検索リスクの高いアカデミー賞作品を発表
McAfee, Inc.は2010年3月5日、最も検索リスクが高いアカデミー賞ノミネート作品のランキングを発表した。
エフセキュア、Flashによるリダイレクトを利用したSEOポイズニングを報告
フィンランドのセキュリティ企業・エフセキュア(F-Secure)は2010年3月4日、不正サイトへのリンクをFlash swfファイルに隠したSEOポイズニング攻撃の事例を報告した。
Google、ファーストビューに限定した広告配信を試験提供
米Googleは2010年3月4日、ブランド広告主のための新たなコンテンツネットワーク向けの広告配信機能を発表した。ファーストビュー(訪問者がページを訪問した時に、スクロールなしで表示されるスクリーン領域のこと、above the fold)に掲載枠を持つサイトに限定して広告を掲載できる。
グーグル、「Fetch as Gooblebot-Mobile」を公開
グーグルは2010年3月3日、ウェブマスターツールの新しい試験的な機能を試すことができる"Webmaster Tools Labs"の新機能として、Google のモバイルクロールについて確認するオプション「Fetch as Gooblebot-Mobile」を追加した。
Google、SidewikiエントリをWebmaster Toolsから直接投稿可能に
Googleは2010年3月8日、ウェブマスターツールの新しい試験的な機能を試すことができる"Webmaster Tools Labs"の新機能として、ウェブマスターによる特別なSidewikiエントリをGoogle Webmaster Toolsから直接投稿できる機能を試験公開した。
NTT Com、クロスリスティングの筆頭株主に
NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は2010年3月9日、検索連動型広告配信事業を展開する株式会社クロスリスティングの株式取得を発表した。総株主の議決権数の61.6%を取得する予定で、筆頭株主となる。