ソーシャル検索「Google Social Search」を公開 友人のコンテンツを検索可能に

米Googleは2009年10月26日、友人の作成したブログや写真などのデジタルコンテンツを検索できる「Google Social Search」(グーグルソーシャルサーチ)を公開した。同社が実験的機能を公開するGoogle Experimental searchからSocial Searchを有効にして、Googleアカウントにサインインすることで利用可能。[UPDATE] 2011/05/19 Googleソーシャル検索 日本版がリリースされる

Google Social Searchとは

Google Social Searchは、ユーザのソーシャルグラフ(人間関係、Googleは "Social Circle"と呼んでいる)を参照し、友人や知人が書いたレビューやブログ記事、写真などを検索可能にするソーシャル検索サービス。10月21日に開催されたWeb 2.0 Summitで同社バイスプレジデントのMarissa Mayer氏がソーシャル検索を準備していることを明らかにしていた。

Google Social Searchを利用すると、ウェブ検索結果の最下部に"Results from people in your social circle."というセクションが設けられ、友人・知人のウェブサイト、ブログ、プロフィール、つぶやき(tweets)、レビューなど、Google Profilesと紐付けられたデータを検索できる。また、Google Reader(RSSリーダー)の購読情報と関連付けられた記事も検索対象になる。

また、検索結果左上のSearch Optionsをクリックして、"Social"フィルタで絞込みして、自分のSocial Circle内のコンテンツだけを検索結果に表示することもできる。

ソーシャル検索時に利用するSocial Circleは、GmailのコンタクトリストとGoogle Profileに登録されている各種ソーシャルサービスを参照して構築される。たとえば、プロフィールにTwitterとFriendFeedを登録していれば、両者のソーシャルサービスでつながっているユーザもSocial Circleに含まれる。

Googleはソーシャル検索を便利にするための方法として、Google Profileを作成して情報を登録するとともに、自分が日常利用しているソーシャルネットワークを追加すること、Google Readerでお気に入りのフィードを購読することなどを推奨している。また、自分が発信しているコンテンツが他ユーザの(ソーシャル検索)検索結果に表示されやすくする方法として、自分が共有したいコンテンツ(リンク)をGoogle Profileに登録することを紹介している。

Google Social Search Demonstration

How Google Social Search works


簡単な検索クエリで友人のコンテンツを探しやすく

GoogleはSocial Searchのメリットとして、簡単に友人の書いたコンテンツが探しやすくなることを挙げている。たとえば、オンライン上にはニューヨークについて書いているブログが数多くあるため、"new york"と検索してニューヨークのことを書いている友人のブログが検索結果の上位に上がってくることはない。こうした検索タスクの問題を改善するためにGoogleは過去にパーソナライズ検索を導入してきた。今回はこれを一歩深めるアプローチで、人間関係を表すソーシャルサークル(グラフ)を検索結果に反映させて、その友人がオンラインで公開しているコンテンツを表示する検索結果枠""Results from people in your social circle for New York.""を最下部に設けることにした。これにより、"new york"という簡単なクエリで、友人のコンテンツを見つけられるようになる。

Google Social Searchの検索結果に現れるものは、従来のウェブ検索結果にも表示されているものであり、つまり、Social Searchがなくても検索することは可能だ。しかし、ソーシャル検索というアプローチの目的は、ユーザの人間関係を検索結果に反映させることにより、個々のユーザにとってのレリバンシー(関連性、適合性)を高めることにあると述べている。


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私はGmailコンタクトリストを使っていない上に、Google Readerは厳選したものしか登録していないため、検索結果に何も表示されず、全然使用感がわかりませんでした…。とりあえずTwitterやFacebook、LinkedInなど利用しているソーシャルネットワークを全部登録してみたので、後日また試したいと思います。


Introducing Google Social Search: I finally found my friend's New York blog!
Google Social Search [Google Blog]
http://googleblog.blogspot.com/2009/10/introducing-google-social-search-i.html

http://www.google.com/experimental/

Google Social Search 機能紹介
http://www.google.com/support/websearch/bin/answer.py?answer=165228

[UPDATE] グーグル、ソーシャル検索日本語版を公式リリース (2011/06/13)

Google、リッチスニペット確認のためのテストツールを提供開始

米Googleは2009年10月26日、リッチスニペットの導入を促進するためのサポートツールの提供を開始した。

[UPDATE] 2011/06/02 検索3社が協力して構造化データマークアップを標準化、Schema.orgイニシアティブ発足

リッチスニペット(Rich Snippets)とは、レビュー(評価)や商品の値段、人物の肩書きなど、ページに関するより詳細な情報を検索結果上に表示する機能。これらはGoogleがサポートするmicroformats(マイクロフォーマット)やRDFaなどウェブを構造化する(Structured Web)するための記述ルールにしたがってページを作成することで対応可能となる。同等の機能は米Yahoo!が2008年春からSearchMonkeyという名称でリリース済み。Googleが追随している形となる。

Googleは構造化データによってウェブが便利になることを理解しており、このリッチスニペットの普及にあたりユーザからのフィードバックを受けている段階。今回、このコンテンツマークアップを支援するためのツールを3つ公開した。

第1に、リッチスニペットの表示方法を確認できるRich Snippets Testing Tool。これは実際にウェブをmicroformatsやRDFaで記述したときに、Google検索結果にどのように表示されるか画面上で確認できるツール。同記述をしたURLを指定してプレビューボタンを押すと、検索結果に表示されるイメージが現れる。

第2に、リッチスニペット導入のためのドキュメントを追加。あらたにリッチスニペットの活用テクニックやFAQコンテンツを増やし、最大限にリッチスニペットを利用するための解説を充実させた。

最後に、動画コンテンツの収集・登録を促進するためのRDFaとFacebook Shareの正式サポートを開始した。

なお、要件を満たした構造化データを用意しても、必ずGoogle検索結果にリッチスニペットが表示されるわけではない。リッチスニペットを表示するか否かはGoogleの検索アルゴリズムによって自動的に決定される。

Help us make the web better: An update on Rich Snippets [Google Webmaster Central Blog]
http://googlewebmastercentral.blogspot.com/2009/10/help-us-make-web-better-update-on-rich.html

Google、動画インデックスのためにFacebook Shareのサポート開始

米Googleは2009年9月14日、動画コンテンツを効率よく収集・登録するための方法として、新たにFacebook ShareとYahoo! SearchMonkeyで利用されるRDFaのサポート開始を発表した。

Googleはこれまで、サイト運営者が動画を検索結果に掲載する機会を増やすための方法として、Video SitemapやmRSSフィードを提供していた。今回、新たな手段として同社のリッチスニペット(Rich Snippet)も対応するデータ構造化のための記述方法であるRDFaやFacebook Shareも対応する。

これらのマークアップフォーマットは、動画インデックス時に必要不可欠な、動画タイトルや説明文の情報を含んでおり、サイト運営者がこれらのルールに従ってデータを構造化することで、検索結果に動画を表示する機会を最大限高めることが可能になる。

Supporting Facebook Share and RDFa for videos [Google Webmaster Central Blog]
http://googlewebmastercentral.blogspot.com/2009/09/supporting-facebook-share-and-rdfa-for.html

Facebook Share
http://www.facebook.com/share_partners.php

Yahoo! SearchMonkey for Video
http://developer.search.yahoo.com/help/objects/video



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