3/28『The 10th In-house SEO Meetup』でお話しました

インハウスSEO担当者向けの The 10th In-house SEO Meetup にて講演してきました。インハウスSEO担当者が、自社サイトにとって優先事項を決めるための「戦略の選び方」についてお話しました。


公開日時:2014年03月29日 01:08

3月28日に開催された、インハウスでSEOを収益向上のために活用しているWeb担当者やマーケターが集まる『The 10th In-house SEO Meetup』において、1時間ほど講演してきました。

以下、雑感及び補足を思いついたままに。

  • 来場される方々にあわせて講演内容を調整しているのですが、「世間一般の標準的なレベル」「初心者」「上級者」を想定することが最近は非常に難しいと感じています。これは私が業界経験年数が長すぎて麻痺していることと、「コンテンツが重要」という、当たり前というか原点回帰している、それを話さなければならなくなったことが背景にあるのではないかと考えています。私はもともと、SEOと平行してユーザビリティ診断の仕事とマーケティングの勉強をしてきた経緯があるため、私にとってはるか昔に学んだ基本中の基本である事柄を、今日のウェブマーケティング担当者の皆様が知らないといったことが多々あります。このズレは修正している最中ですが、感覚合わせるのは苦労しています。
  • 今回は神様が出席されると伺っていましたので、ご満足頂けるようにハイエンドなお話も少しさせて頂きました。神様は大変ご満足されていたようで安心しましたが、神様が満足されたということは、大多数の方にとって内容が難しかったのではないかと危惧しています。
  • この前半部分の話が難しいという方は、とりあえず『最近の Google は検索アルゴリズムも進化して賢くなっているけれど、それは同時に、正攻法なサイト運営をすることが SEOにもプラスになる機会が増えた、SEOのためのSEO作業は減らせるようになってきているんだ』という理解をして頂ければと思います。あのお話の本質は Google の複雑なアルゴリズムを学んでもらうことではなく、複雑な故に、真面目なサイト運営者が恩恵を受けるようになってきているんだ、という背景を理解して頂く点にあります。
  • eコマースの具体例をたくさん用意しておいたのですが、本日は時間コントロールが上手くいかず、省略せざるを得ませんでした。もっと色々な例を紹介したかったのですが・・・とりあえず、商品寿命が極端に短く、かつモデルチェンジが激しいようなケースにおいてクチコミの効果は限定的になる一方、商品寿命が長い、あるいはモデルチェンジ自体が発生しないものであればクチコミによるコンテンツは有効になる、といった具合に、同じ1つの施策をとっても、商材特性による向き不向きがあるということをご理解下さい。
  • 生産終了品の商品であっても、必ずしも 404 Not Found にすることが正しいわけではありません。消費者が長らく愛用するであろう商品においては、あえてページを残した方が良いかもしれません。ソフトウェアメーカーが毎年バージョンアップを実施するからといって、利用者皆がバージョンアップするわけではありません。2010年発売の年賀状ソフトで2014年の年賀状を作成する人もいます。そんな人が(このケースであれば)1年に1回開いた時に必要とするかもしれないコンテンツは何だろう、という視点で考えてみると良いでしょう。
  • 私はいつも繰り返しこのお話をするのですが、いま悩んでいる疑問は本当に「SEOの問題」なのか「ビジネスの問題」なのかを区別しましょう。SEOの効果やその程度にかかわらず、ビジネス的に必要な事柄は、その(悩みの)結論がどうであれ、結局行った方が良いのです。つまり、その悩みは SEO を判断基準にすべきお話ではないということです。これはよく陥りがちな罠ですが、結構みんなはまってしまいますね。
  • 「講演はいつ、どこでされているのですか?」というご質問をよく頂くのですが(ありがとうございます!)、時々、どこかで講演しています。今年は3月27日にアユダンテさんの出版記念セミナーにもゲスト講演させて頂きました。当サイトやTwitterなどで告知しておりますので、まめにチェックして頂ければ幸いです。また、勉強会を開催して欲しいと言ったご要望にも個別に対応しております。
  • 2014年4月25日に電子書籍が発売されるそうです。




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