米Google、「Googleインスタント検索」を発表 - 入力予測で検索結果を自動表示

グーグル、入力されるキーワードを予測して検索結果を自動的に表示・切り替えるGoogleインスタント検索を発表。


公開日時:2010年09月09日 02:30

米Googleは2010年9月8日、検索窓にタイプされているキーワードを予測して自動的に検索結果を表示する「Google Instant」(グーグルインスタント検索)を発表した。今後数日内に、Googleアカウントでサインインしているユーザを対象に、米国版(google.com)など7カ国で提供する。

Googleは近年、ユーザが検索キーワードの入力を開始してから必要とする情報に到達するまでの時間を最小化することで、全体的な検索体験の改善を目指しているが、今回の Google Instant もそれを実現するための新機能の1つといえる。ユーザがキーワードを入力し終わる前に、入力される言葉を予測して自動的に検索結果を表示する(インクリメンタルサーチ)。ユーザは「検索」ボタンを押す必要がないほか、キーワードを追加するごとに、予測を修正して次々と検索結果が切り替わっていく。

Google Instant により、Googleは3つのメリットがあると説明する。第1に、入力予測により2~5秒の時間が短縮できること、第2に、正しいキーワードを知らなくても予測機能により、何のキーワードが適切なのかを提示できること(※ これは従来のキーワードサジェストでも実現できている)、第3に、キーワードを完全に入力しなくても検索結果にたどり着けることだ。

なお、2011年4月下旬より、Googleインスタント検索日本語版の提供が始まっている。

Q&A)

Q) Google Instant を無効にすることはできるか?
A) 可能だ。Preferences から Google Instant を無効にできる。

Q) Google Instant はどの国・地域に対応しているか?
A) Google Instant はロールアウト時点で米国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ロシアに対応している。google.com 以外のサイトは、Googleアカウントにサインインしているユーザのみが対象。

Q) 対応するブラウザは?
A) Google Chrome v5/6、Firefox v3、Safari v3 for Mac、IE8に対応している。

Q) インターネット接続速度に影響は出ないのか?
A) Google Instant によってネット接続速度が低下することはないが、将来はナローバンド回線で接続している場合は自動的にInstantを無効にできる機能を追加する予定だ。ただ、今回の新機能による負荷は、ストリーミング動画再生やオンラインゲームと比較すると非常に小さいものだ。今後、Instant機能を提供するために必要なデータ転送量は最小限にしていくつもりだ。

Q) Google Instant 導入による検索順位への影響は?
A) 自然検索順位への影響はない。

Q) モバイル対応か?
A) いいえ。将来対応する予定だ。

Q) SEO への影響は?何か最適化の方法は変わるのか?
A) 自然検索順位を決定するランキングが変わるわけではない。従って、Instant によりSEOが変わるわけではない。ただし、検索行動や方法を変えるものであるから、長期的には影響はあるかもしれない。

Q) Google AdWords のインプレッションのカウント方法を教えてくれ
A) 次の条件に合致した場合に、インプレッションとするよ

インプレッションの数え方: a) ユーザがキーワードを入力して、画面のどこかをクリックした時 b) 候補表示されたキーワードのいずれかをクリックした時 c) ユーザがキーワード入力を止めて、検索結果が表示された時(最低3秒)

Google Instant リリース後は、広告の全体的なインプレッションレベルをチェックすることをおすすめする。ただ、Google Instant はクリックの品質の向上につながるものだ。なぜなら、ユーザが求めている情報と関係が深いキーワードを使った検索をアシストすることにつながるからだ。

Q) 日本での提供はいつ頃?
A) 数ヶ月以内。google.com 自体はすでに日本語のInstantにも対応しているので、かな・漢字の問題はない


Google Instant
http://www.google.com/instant/





記事カテゴリ:Google 2010-2016, サーチニュース 2010
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