SEO: Googleからのガイドライン違反状態を解消しなければいけない理由

手動対応(ガイドライン違反による順位下落という制裁、ペナルティ)は一定時間が経過すると解除されるが、違反状態を放置しないこと。自動解除されても根本的な原因が解決していない場合、再び Google は対象サイトを手動対応する。


公開日時:2012年07月25日 03:01

今まで「Googleからガイドライン違反を指摘されたら、速やかに対処すること」や「Googleから警告文が届いた場合の、正しい対処法 [再審査リクエスト]」といった記事の中で、Googleからガイドライン違反を通知された場合は、その違反状態を解決するためのアクションを行うように何度も説明してきた。

何度も繰り返してきたのは、一部のウェブ制作会社やSEOコンサルタントが、各々の顧客に対してGoogleからの通知を放置して良いという趣旨のアドバイスをしているという事例が少なくないという実態があるからだ。また、顧客サイド(企業内SEO担当者がいる場合を含む)でも、手動対応(ガイドライン違反に対する制裁、ペナルティと呼ばれるもの)によると推定される検索順位下落が発生してから一定の期間が経過した後に順位が回復したからといって、引き続きブラックハットなSEOを再開するという愚行を繰り返してしまうケースも耳にする。

Googleからの検索トラフィックを重視したいのであれば同社のガイドラインに従う必要があるわけだが、そのガイドラインの違反に至った根本的な原因を解決しない限り、遅かれ早かれ再びGoogleにより順位が調節(manual action)されたり、最悪の場合、インデックスから削除される事態になる可能性もある、ということを認識してほしい。

このあたりの事情について、GooglのJohn Muller氏がGoogle Webmaster Helpフォーラムでコメントをしている。同氏が述べるように、手動対応(により検索上位に表示されないように個別対応)は一定の時間が経過すると自動的に解除されるが、その解除までの期間は非常に長く(数ヶ月〜)、また解除されても根本的な問題が解決していなければ再び手動対応が実施されるという。

Just to touch base here in this long thread -- I hope these aren't things you've already covered (lots of good feedback is here already). If your site receives a notification of web-spam or manual action in Webmaster Tools, then that will be due to a web-spam review and manual action that has been taken. While manual actions will expire at some point, I would strongly not recommend sweeping them under the carpet and hoping that they go away on their own -- at least if you're interested in having your site be optimally represented in our search results. Even when a manual action expires (which might take quite some time), if the reason for the original manual action is still relevant, it's always possible that the manual action is returned later on. In my opinion, if you're aware of issues that are negatively affecting your site's performance in search, and if its performance there is important to you, then resolving those issues is often a good use of time.

With regards to links, we have to recrawl those linking pages in order to recognize the changes that were made there, but in many cases we're quite fast in crawling and picking up changes. The submit-URL feature is useful for submitting new URLs for crawling and indexing, but won't have a direct effect with regards to how quickly we recognize the links on those URLs (if we've already crawled and indexed them in the past), so it wouldn't help to submit all of those URLs there.

Cheers
John
John Muller, Google

(ここから先は私の補足)また、Google は何度も繰り返しガイドライン違反を犯すウェブサイトに寛容な態度で接してくれるわけではない。今まで検索エンジンスパム行為を積極的に行ってきたウェブマスターであれば経験があるかもしれないが、ガイドライン違反を犯すたびに再審査リクエストにより復活する、という流れを同じサイトで何度も実施していると、一定の回数以後は、より厳しい措置が執られることがある(いわゆるスリーストライク制)。違反するたびに再審査リクエストで許していると、たちの悪いブラックハットたちは何度もスパムを繰り返してしまうためだ。


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露骨なスパム行為を何度も繰り返していると、どこかのタイミングでサイトが削除されてしまうことが多いため、もうあきらめるるしかない・・・という流れになります。確信犯ですからね、故意(悪意)がないと、あまりそういうことは起こりえないと思いますので一般のサイト運営者の方が心配することではありません。ウェブマスターの純粋なミスで繰り返す場合はどうなんでしょうか、私は知りません。





記事カテゴリ:Google 2010-2019, SEO(検索エンジン最適化)
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