ソーシャル検索「Google Social Search」を公開 友人のコンテンツを検索可能に

グーグル、人間関係(ソーシャルサークル、Social Circle)を参照して友人・知人のコンテンツやレビュー記事を検索できる「ソーシャルサーチ」を公開。GmailコンタクトリストやFacebookなどの人間関係データを参照。


公開日時:2009年10月29日 11:54

米Googleは2009年10月26日、友人の作成したブログや写真などのデジタルコンテンツを検索できる「Google Social Search」(グーグルソーシャルサーチ)を公開した。同社が実験的機能を公開するGoogle Experimental searchからSocial Searchを有効にして、Googleアカウントにサインインすることで利用可能。[UPDATE] 2011/05/19 Googleソーシャル検索 日本版がリリースされる

Google Social Searchとは

Google Social Searchは、ユーザのソーシャルグラフ(人間関係、Googleは "Social Circle"と呼んでいる)を参照し、友人や知人が書いたレビューやブログ記事、写真などを検索可能にするソーシャル検索サービス。10月21日に開催されたWeb 2.0 Summitで同社バイスプレジデントのMarissa Mayer氏がソーシャル検索を準備していることを明らかにしていた。

Google Social Searchを利用すると、ウェブ検索結果の最下部に"Results from people in your social circle."というセクションが設けられ、友人・知人のウェブサイト、ブログ、プロフィール、つぶやき(tweets)、レビューなど、Google Profilesと紐付けられたデータを検索できる。また、Google Reader(RSSリーダー)の購読情報と関連付けられた記事も検索対象になる。

また、検索結果左上のSearch Optionsをクリックして、"Social"フィルタで絞込みして、自分のSocial Circle内のコンテンツだけを検索結果に表示することもできる。

ソーシャル検索時に利用するSocial Circleは、GmailのコンタクトリストとGoogle Profileに登録されている各種ソーシャルサービスを参照して構築される。たとえば、プロフィールにTwitterとFriendFeedを登録していれば、両者のソーシャルサービスでつながっているユーザもSocial Circleに含まれる。

Googleはソーシャル検索を便利にするための方法として、Google Profileを作成して情報を登録するとともに、自分が日常利用しているソーシャルネットワークを追加すること、Google Readerでお気に入りのフィードを購読することなどを推奨している。また、自分が発信しているコンテンツが他ユーザの(ソーシャル検索)検索結果に表示されやすくする方法として、自分が共有したいコンテンツ(リンク)をGoogle Profileに登録することを紹介している。

Google Social Search Demonstration

How Google Social Search works


簡単な検索クエリで友人のコンテンツを探しやすく

GoogleはSocial Searchのメリットとして、簡単に友人の書いたコンテンツが探しやすくなることを挙げている。たとえば、オンライン上にはニューヨークについて書いているブログが数多くあるため、"new york"と検索してニューヨークのことを書いている友人のブログが検索結果の上位に上がってくることはない。こうした検索タスクの問題を改善するためにGoogleは過去にパーソナライズ検索を導入してきた。今回はこれを一歩深めるアプローチで、人間関係を表すソーシャルサークル(グラフ)を検索結果に反映させて、その友人がオンラインで公開しているコンテンツを表示する検索結果枠""Results from people in your social circle for New York.""を最下部に設けることにした。これにより、"new york"という簡単なクエリで、友人のコンテンツを見つけられるようになる。

Google Social Searchの検索結果に現れるものは、従来のウェブ検索結果にも表示されているものであり、つまり、Social Searchがなくても検索することは可能だ。しかし、ソーシャル検索というアプローチの目的は、ユーザの人間関係を検索結果に反映させることにより、個々のユーザにとってのレリバンシー(関連性、適合性)を高めることにあると述べている。


#
私はGmailコンタクトリストを使っていない上に、Google Readerは厳選したものしか登録していないため、検索結果に何も表示されず、全然使用感がわかりませんでした…。とりあえずTwitterやFacebook、LinkedInなど利用しているソーシャルネットワークを全部登録してみたので、後日また試したいと思います。


Introducing Google Social Search: I finally found my friend's New York blog!
Google Social Search [Google Blog]
http://googleblog.blogspot.com/2009/10/introducing-google-social-search-i.html

http://www.google.com/experimental/

Google Social Search 機能紹介
http://www.google.com/support/websearch/bin/answer.py?answer=165228

[UPDATE] グーグル、ソーシャル検索日本語版を公式リリース (2011/06/13)





記事カテゴリ:Google 09
他の検索・SEO 関連の記事
新刊:ネットショップSEO 2014発売されました(2014年5月)
Google「パーソナライズ検索による劇的な検索順位変動は都市伝説」と説明
Google、カナダでローカルサービス広告を提供開始
グーグルとディズニーがデジタル広告分野で提携
Googleインド、モバイル検索でカバディの試合情報を表示する機能追加
goo, 2018年検索ランキングを発表、人物の1位は「羽生結弦」など
ロシアYandex、検索アップデート「アンドロメダ」を発表
Microsoft Bing、年末商戦にあわせてショッピング検索機能を強化
米Google、検索結果にユーザーがコメントを投稿できる機能を準備
プライバシーを守る検索エンジン DuckDuckGo、検索回数3,000万/1日 突破
ペンス米副大統領、中国市場向け検索アプリ開発の中止を求める
「SEMリサーチ」トップへ戻る




免責事項:SEMリサーチは、本記事中で触れている企業、商品、サービスの全て(情報)について、有用性、適合性、正確性、安全性、最新性、真実性に関する一切の保証をしておりません。各自の判断でご利用下さい。