ヤフー、「虫眼鏡SEO」業者に制裁措置、インデックスから削除

Yahoo! JAPAN、インデックスから「虫眼鏡SEO」業者、つまり関連検索ワードやキーワード入力補助に特定ワードを表示することで報酬を得えているスパム業者たちをインデックスから除外する措置をとった。


公開日時:2010年12月14日 23:50

Yahoo! JAPANは、関連検索ワードやキーワード入力補助に表示されるワードを操作するサービスを提供する業者、いわゆる「虫眼鏡SEO」業者への制裁を強化した模様だ。12月14日現在、Yahoo!検索にて「虫眼鏡SEO」や「関連検索ワード」「キーワード入力補助」などのキーワードで検索しても、同サービスを生業とする業者がインデックスから削除されていることを確認した。

Googleで検索しても関連スパム業者が表示されることから、先週金曜日に発表した警告に加えた、業者排除のための制裁措置と捉えてよいだろう。先週末時点で、スパム業者の標的とされていたキーワードにおいては関連検索やキーワード入力補助による表示を停止していた。

関連検索ワードやキーワード入力補助は、ユーザの検索行動を支援するために提供されている機能。この欄に表示されるワードを、自動・機械的な手法や不特定多数の集団を誘導することにより操作することは、検索事業者にとって、明白な(真っ黒の)スパム行為に他ならない。

一部の業者は、「新しいSEO」「リスティング広告やSEOより安上がり」などと謳ったり、あたかもヤフー公式商品であるかのように装って顧客に販売していた。ある時期には、不動産や金融、流通業の有名企業が「マンション」「クレジットカード」や「FX」「株取引」といった検索キーワードで掲載しているケースがあったこと、世間的には"まともそうな"業者が販売していたこと、手軽に儲けられるビジネスとして多数の会社を代理店にして営業していたことなどの要因により、利用が広まっていたようだ。

しかしYahoo! JAPANは先週末、関連検索ワードやキーワード入力補助に表示されるキーワードを操作することはスパムであり、場合によっては法的措置を行う旨をウェブサイトで告知していた。今回は、業者サイトをインデックスから削除しており、site:(スパム業者のドメイン名)で検索しても1件もヒットせず、Yahoo!検索に一切表示されないように駆逐された。これでスパム業者は激減するのか、それとも、しぶとく電話営業などで活動を続けるのか ---


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解説。
通称で「虫眼鏡SEO」というので本文はその表記にしています。しかし、そもそも、これはSEOではありません。ただのスパムです。虫眼鏡SEOにホワイトハットもブラックハットもなく、例外なくスパムです。この理屈がわからない人は、SEOではなくて、検索サービスや検索ビジネスについて勉強することを勧めます。

site: 検索しても全く表示されていないので、インデックスから完全に削っています。スパム業者さんさようなら。Google からも削除されたら完璧なのでしょうが、Googleはそういうアプローチとらないだろうからなぁ。

対Yahoo! JAPAN のスパムが効かなくなったところでGoogleに鞍替えする(つまり、オートコンプリートや、他のキーワードを標的とする)ことを検討する業者さんも出てくるかもしれませんが、少数に留まると思われます。GoogleはUGC(2chや各種ブログ、掲示板など)のクローリングやトレンドなども含めて決定しているので、簡単に意図通りのキーワードは表示できないためです。つまり、成果報酬モデルで手軽に小銭を稼ぐには向かず、旨みがないのです。今まで Yahoo! に特化したリンク卸売り業者さんもGoogle変更後は厳しいようですし、さて、どこに向かうのでしょうか。


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関連記事(外部サイト)

Yahoo!検索の品質向上に対する取り組み
http://searchblog.yahoo.co.jp/2010/12/yahoo_102.html

Yahoo!虫眼鏡SEOってどうなのよ
http://d.hatena.ne.jp/Noizy/20100501/1272671429

おっ、虫眼鏡SEOっていうのね。Yahoo!が検索スパム警告 (キーワード入力補助/関連検索ワード)
http://blogs.yahoo.co.jp/noooo_spam/60602273.html





記事カテゴリ:サーチニュース 2010



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