Googleインスタント検索 影響あれこれFAQ

Googleインスタント検索について、検索エンジンマーケティングの観点からよく寄せられる質問とその答え。


公開日時:2011年04月26日 16:01

グーグルインスタント検索が日本語対応しましたが、ここで改めて、SEM周りでよく寄せられる疑問・質問とその答えについてまとめておきます。

Q) Googleインスタント機能を無効にすることはできますか?
A) はい、できます。
PreferenceページのGoogleインスタントの項目で、使用しないを選択します。

Q) Googleインスタント検索で表示されるキーワード候補はどういう基準ですか?
A) 過去の(全ユーザの)検索履歴がベースですが、トレンドやパーソナライズが加えられます。

基本的には過去の検索クエリの人気度を参考に、ユーザがタイピング中の文字列からクエリを予想します。但し、ユーザ個別の過去の検索履歴によるパーソナライゼーションや検索場所、その時点での文字列のトレンドや話題性なども加味されるようになっています。検索クエリ数が急上昇していると判断される場合は、数時間後にはオートコンプリートの候補にも表示されるようになります。

Q) GoogleインスタントでSEOは今後難しくなりますか?
A) いいえ、変わりません。

Googleインスタントは検索方法の変更であり、検索順位やアルゴリズムとは関係ありません。よって、SEOの考え方や方法が変わるという話ではないことを理解しましょう。インスタント検索の方式に多くの利用者が慣れ親しみ、検索行動が変化した時にキーワードの入力の仕方に変化は出るかも知れませんが、当分はないでしょう。

Q) 検索クエリの長さや数に影響は出ますか?
A) 少なくとも英語圏では有意な変化を確認した事例が多くありません。

一足先に導入されている米国の事例を基に説明すると、確かに流入検索クエリの数や入力キーワード数に変化があったという報告もあります。しかし、顕著にその傾向が出たケースというのはあまりありません。大きなインパクトがあったケースが個別にはあるかも知れませんが、全体的に見ると、あまり変わっていない印象です。

Q) インスタント検索で表示されるキーワード候補を最適化することはできますか?例えば、キーワード「転職」で最適化しようとした時に、ユーザのキーボードタイプが「TENS」と押された時点で自社のサイトが表示されるようになるとうれしいのですが?
A) 意味がありません。

入力しようとするキーワードのキーボードタイピングにあわせて最速で自分のサイトが表示されるようにするという、キーボードタイピング最適化の話は米国でもありましたが、実際のところ、多くの検索ユーザは自動的に表示される検索結果をあまり気にしないようです。ユーザは自分が探したいものを、自分の言葉(キーワード)を入れて検索したいのでしょう。なお、オートコンプリートを操作することは紛れもなくブラックハット、完全なスパム行為ですので行うべきではありませんし、そういった商材を売り込みにする業者も相手にするべきではありません。

Q) Googleインスタントでユーザの検索行動は変化するか?
A) わかりません。
何年か後に、もしかしたら変わるかも知れません。変わらないかもしれません。わかりません。Marin Softwareの調査ではGoogle Instant はGoogleにとっても検索ユーザにとってもポジティブな影響があったと述べています。なお、ブラインドタッチができないユーザには関係ないお話です。

Q) リスティング広告の運用で注意すべき点は?
A) 広告については数点あります。

除外キーワード(negative keywords)リストの確認をして下さい。関連性の低いクエリで広告インプレッションがカウントされる可能性があります。Googleヘルプに記載の通り、広告の表示回数のカウント方法が次のように変更されていますのであわせて参考に。

Googleインスタント検索時の、広告の表示回数カウント方法
1. ユーザが検索クエリの入力開始して、任意の場所(検索結果、広告、スペルの訂正、関連する検索)をクリックしたとき
2. ユーザーが [検索] ボタンをクリックするか、Enter キーを押すか、予測キーワードの1つを選択したとき
3. ユーザーが入力を止めて、結果が 3 秒以上表示されたとき
Googleヘルプ:表示回数の算出方法

Q) タイプするたびに検索結果が表示されるようになると、全体的にキーワードの入力数は減っていきませんか?つまりビッグキーワードの対策に注力すべきですか?
A) いいえ。
米国で昨年リリースされた時にもそういった議論は出ましたが、実際にはそういったキーワードの入力数に関する有意な調査データは出てきていません。個別のケースで、一般キーワードの検索数が増えたケース、キーワードの入力数がさらに増えたケースなどもあるのですが、誤差の範囲にとどまります。





記事カテゴリ:サーチニュース 2011
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