[SEO] 「3年前から有料リンクを購入しているなら、3年前の購入前の状態に戻すこと」 Googleからの再審査リクエストのアドバイス

グーグルのジョン・ミューラー氏がウェブサイトの再審査リクエスト(reconsideration request)の手続きについてのアドバイス。2年前から有料リンクを購入していたのであれば、それを外して(2年前の状態に戻して)手続きする、通知メッセージが届いた時に「静観・無視」という選択をしないこと、など。


公開日時:2012年04月05日 13:15

米Google社員のJohn Muller氏が、ガイドライン違反の通知を受け取ったウェブマスターに向けて、再審査リクエストに関するアドバイスをしている。

ここでは同氏の発言を簡単に紹介する。( [ ] は私の補足)

  1. [Googleは2011年初頭からガイドラインを違反するサイト運営者に警告メッセージを送付しているが、]最近は指摘する内容と対象を拡大させている。この通知が届いた段階ですでにペナルティが科せられて順位が下落している場合もあるし、まだペナルティを科す段階ではない場合もある。
  2. Googleからガイドライン違反を指摘する通知を受けた際は、問題を解決して再審査リクエスト(reconsideration request)の手続きをする。もし、疑わしき問題点をすべて解消できない場合は、その旨を記述すると共に、サイト運営者として問題解消に向けて取り組んできた事柄についてドキュメントをまとめてGoogleに提示することが重要(必要なら、たとえば Google Docs のファイルへのリンクを提示する)。あなたがすべきことは、この問題解決のために必要な努力をしたこと、そして将来二度と同様の問題が発生しないことをGoogleに説明することだ。
  3. あるアルゴリズムの調節・修正が行われたかもしれない状況で、再審査リクエストを送付しても問題はない。それを行ったことで何か問題があるわけではないので、特に原因がはっきりしない場合は、再審査リクエストは1つの手段としてあり。
  4. 不自然なリンクがいつから張られているかにかかわらず、それらを全て外すこと。たとえば、2年前から有料リンクを張っているなら、(再審査リクエストの際は)2年前の状態に戻すことだ。
  5. 検索結果にサイトが掲載されることが重要であると考えているのであれば、[通知を受け取った際に]ペナルティが科されるまで待つことは決して勧めない。通知は数日後に失効するような問題ではなく、長期にわたりサイトに影響を与えうる問題だ。


先日私がまとめた記事Googleから警告文が届いた場合の、正しい対処法 / 危険な対処法でも言及しているが、ガイドライン違反の原因が解消できない場合でも、それが何故できないのか、その解消に向けてどのような対応を講じようと試みてきたのか、Google(の担当者)に提示することが重要。

いわば「経緯報告書」みたいなものが必要なわけだが、なぜこうしたドキュメント化が必要か理解できるだろうか。いくつか理由があるのだが、たとえば、確信犯でスパム手法を行ってきたウェブマスターが、「俺は知らないよ」と開き直って何の問題も解決せずに、ただインデックスへの再掲載を求めてくるような輩が後を絶たないというのがその1つ。

- If you receive a message like this, and you wish to resolve those issues, then I'd always submit a reconsideration request after having done so. In some cases, you may not be able to resolve all of the issues - if that's the case, then it's important to us that you document your efforts (you might even link to a Google Docs file if needed). It's important to our team that it's clear that you have taken significant effort to resolve all of the problems in that area, and that they can trust that these kinds of issues will not come back in the future.

- In situations where an algorithmic adjustment might have been made, you're still welcome to submit a reconsideration request. It doesn't cause any problems to do that, so especially if you're unsure, submitting one is a good way to be certain.

- Regarding the age of the unnatural links, I'd work to have them all removed, regardless of the age. For instance, in the general case where a site has been buying links for 2 years, it would be a good idea to go back that far.

- If you're serious about your site's standing in our search results, then I'd strongly advise not to try to wait the penalty out. These are generally not issues that expire after a few days, they can affect your site's standing for quite some time.

[John Muller, Webmaster Trends Analyst at Google Switzerland, Google, How far back should we go in removing links before submitting a re-inclusion request?, Google Grops, April 4 2012]


#
国を問わず、SEM系のフォーラム見ると、時折、Googleへの不満をたらたら書き込んでインデックスに再掲載してくれ!って要求している人を見かけるのですが、あれは何をしたいのでしょう。あの手の書き込みは大抵、「競合のA社やB社は削除されないのになんでうちだけ消すんだ」とか「大手もみんな同じ(スパムっぽい)手法やってるのに、中小零細の企業いじめか!」とか、似たような理由を並べていますよね。






記事カテゴリ:SEO(検索エンジン最適化), サーチニュース 2012
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