[解説] Googleが早期段階で不自然リンク警告を通知するようにした狙いは?

スパムリンクを撲滅するためには、1つ1つのリンク検出能力をあげてアルゴリズム的に排除するだけでなく、ウェブマスターにそれ(スパムリンク)をさせない、抑止力を持たせることが重要。


公開日時:2012年07月21日 10:14

[UPDATE 2012/07/23: マット・カッツ氏が通知内容の仕様変更を発表しています] Googleが全世界のウェブマスターに向けて、大量の不自然リンク警告通知を行った件について、要点のみ別記事にして記載しておきます。

手段を問わずSEOをがんばりたいと考えるウェブマスターも、あらゆるブラックハットSEOに手を出すわけではありません。高いリスクの割にメリットが小さければ手を出しませんし、それを行おうという発想自体を捨てます。「発想そのものを排除させる」ここが重要です。

Googleは、ウェブマスターの”不自然なリンクを活用しようという発想”そのものを捨てさせたいのです。1つ1つのリンクがスパムかどうかをアルゴリズムで自動的に判定していくこと自体は重要ですが、本当の問題は、ブラックハットSEOをどう躊躇させるかにあるのですから。

早期の段階で、同社が不自然リンクをすでに認識しているということをウェブマスターに通知することは、スパムリンクに対する一定の抑止力になるでしょう。同時に、リンク警告を受けるたびに自分のサイトのリンクプロファイルを調査しなければいけないような、面倒なことになるくらいならまっとうなナチュラルリンク構築に取り組んだ方がよい、と考える人も出てくるでしょう。

本件を受けて、ウェブマスターの対応として・・・もしリンク警告通知を受け取ったら、自分のリンクプロファイルを確認して、問題がありそうなリンク一覧を抽出し、削除を試みるということになりますが。こんな作業面倒くさいのでやりたくありません。でも放置しておいたら、将来”もしかしたら”手動対応でランキングが堕ちたりインデックスから削除されるかもしれないのでやらざるを得ない・・・と考えていくと、そんな面倒くさいリスク抱えなきゃいけないくらいなら、リンク購入したり変なスパムリンクに手を染めないほうが幾分マシです。





記事カテゴリ:サーチニュース 2012
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