『現在の Google がいる場所ではなく、Google が目指している先に向けてWebサイトを最適化する』

SEO(検索エンジン最適化)の取り組み方の原則その1。今の Google にあわせるのではなく、Google が実現したいこと、その未来に向けてWebサイトを最適化していく。


公開日時:2013年05月07日 12:51

『現在の Google がいる場所ではなく、Google が目指している先に向けてWebサイトを最適化する』

これは私が検索マーケティング関連の仕事をする上で守る原則の1つです。お客様からの相談、講演・執筆などにおいて、上記の原則に基づいてアドバイスをしています。

ですから…

「 h1 タグは SEO に有効ですか?」
「新しいページを作成する時に、何文字で書いたらいいのですか?」
「HTML5 でマークアップすると順位はよくなるのですか?」

といった質問はよく受けるのですが、正直、どうでもいいじゃないですか、といつも言うわけです。

一般的に、「SEOは順位を上げるテクニックであり、数多くの裏技が存在する」「いますぐ順位を上げるための方法が素晴らしいのだ"」といった誤解を持つ人が、ここ日本において、残念なことにまだまだ多いのが現状です。リスティング広告とSEOは、前者は広告であるが後者は広告ではない、こうした大原則すらまともに理解できていない人も多いでしょう。「SEOは無料だからお得」程度の浅はかな考えで手法を選択している人もいることでしょう。

一時的な小遣い稼ぎをしたいアフィリエイターであれば、それでいいのかも知れません。ドメインが使えなくなれば捨てればいいし、それが可能です。しかし、事業継続が前提の(going concern)企業が、その場凌ぎの、ハイリスクな手法を用いてすぐ目の前の結果を求めようとするアプローチは最善と言えるのでしょうか。事業を継続・成長させていく限り、いつでも(潜在/既存)顧客が、興味関心を持ったり、情報や回答が欲しいと思った瞬間に、『検索を通じていつでも発見できる(findable)』状態にすることの方が利用者・企業双方にずっと価値があることです。

長期の時間軸の中で、順位の乱高下なく、安定して見つけやすい状態にしてトラフィックを集め続けるような、そんなサイトを構築するために大事なことは、検索エンジンにそのサイトが重要な存在であることを伝達し続けるために、『本質的に、正しいこと』を積み重ねて行うことです。それはマシン・リーダブル(検索エンジンが解釈しやすいようにサイトやページを構成すること)であったり、各企業の事業・マーケティング戦略や広報戦略にあわせて設計するコンテンツであったり、皆がその問題・課題を解決したいと思う事柄の提示であったり、いわゆる昔から王道と言われている手法です。こうした方法は、3年後も5年後も、10年後もきっと変わることはありません。検索アルゴリズム技術で判断する上で、それらは皆、必要不可欠なシグナル(重要度を判断する手掛かり)であり続けるからです。

そんなわけで、『現在の Google がいる場所ではなく、Google が目指している先に向けてWebサイトを最適化する』ことを考えてみてください。

次は、Googleは、本当にブラックボックスなのか

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本当は4月に出したかったのですが1カ月ほど自宅療養していた関係で5月になってしまいました。しばらく、基本的な、しかしSEOを学び始める上で大事な事柄について記事を書きたいと思います。余力があれば。





記事カテゴリ:サーチニュース 2013
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