米Google、再びリンクネットワークに制裁、今度は"Anglo Rank"

Googleがスパムリンクネットワーク"Anglo Rank"にペナルティを科す。リンクを張り合っていることの証拠を残さないことを謳っていたが、Googleに見つかった。いくつかのリンクネットワークもGoogleの"標的"となっている。


公開日時:2013年12月07日 09:22

米GoogleウェブスパムチームトップのMatt Cutts氏は2013年12月6日、SEOの検索順位上昇を目的として構築された、プライベートリンクネットワークの1つ"Anglo Rank"を不当に検索順位を操作するウェブスパムと認定、制裁を科したことを発表した。

Anglo Rankリンクネットワークだけでなく、それを利用していたサイトも数日内にGoogleからガイドライン違反の通知がGoogleウェブマスターツールのメッセージ機能を通じて届けられることになるという。

Anglo Rankは英語圏サイトを中心に構成したプライベートリンクネットワークの1つで、互いにリンクを張り合っていることの証拠となる"足跡"を残していない(=Googleに検出されない)工夫を凝らしていることを特徴の1つとしてあげている。ネットワーク内のサイトの90%は英語、残りの10%はドイツ語、スペイン語、フランス語により構成されており、gTLD/ccTLDにロシア(.ru)は含まれていないという。

「足跡を残していない」つもりであったが、あっさりGoogleに見つかってしまった。

Googleは今年9月にも"Ghost Rank 2.0" に制裁するなどいくつかのリンクネットワークを検出、処分を下しているが、今回の Anglo Rank以外にもいくつかのネットワークがターゲットになった模様。

用語解説
リンクネットワーク:検索順位上昇を目的とした、多数のサイトが互いにリンクを張り合うことで構成するサイト群のこと。このネットワーク内にあるサイトから、標的のサイトに多数のリンクを貼り付けることで、その標的サイトの検索順位を容易に上昇させることができる。近年はGoogleがこうした順位操作目的に構築されたネットワークをウェブスパムとして排除しているため縮小傾向にあるが、それでも順位を簡単に上げたいという需要は高いため、あの手この手を駆使してGoogleに発見されにくいネットワークが日々構築されている。なお、外部リンク構築施策の文脈において『ホワイトハットなリンクネットワーク』というのはありえないため、通常はリンクネットワーク=ウェブスパム、ブラックハットなリンクネットワークという意味になる。


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書籍と平行して仕事している関係で、しばらくの間、記事内の専門用語を解説した「用語解説」コーナーをつけてます。





記事カテゴリ:サーチニュース 2013
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