Googleモバイルファーストインデックス、導入は早くても2018年以降

グーグル、モバイルファーストインデックス(MFI)導入を2018年以降に。モバイル非対応だが関連性の高いページを大切にする。


公開日時:2017年06月14日 17:52

「モバイルファーストインデックスはいつから導入?」 Google が未だ具体的なスケジュールを明らかにしていない検索仕様の大きな変更について、気になるウェブマスターは多いだろう。この導入は2018年にずれ込むことになる模様だ。

Googleウェブマスタートレンドアナリストの Gary Illyes氏は2017年6月13日、モバイルファーストインデックス(Mobile First Index, 以下 MFI)の導入は早くても2018年以降との見解を示した。米国シアトルで開催中の検索マーケティングのカンファレンス・SMX Advanced のセッションで答えた。

モバイルファーストインデックスとは

MFI は検索仕様の大きな変更の1つとして昨年発表された。現在の Google検索は、パソコン版ページの情報をもとに検索順位を決めているが、MFI はスマートフォン版ページの情報をもとに検索順位を決めるようになる。同社創業から2000年代はパソコンが主要な検索デバイスだったが、2017年現在は検索の過半数がモバイル端末から行われている。世界がモバイルに移行したことに伴い、Google の検索も「モバイルファースト」、つまりモバイル版サイトを基準に検索順位を決めていく方針を示していた。

(関連:初心者向けのモバイルファーストインデックス解説


MFI導入は早くても2018年に

サイト運営者の関心は、この MFI がいつ導入されるのか?という点だったわけだが、速くても2018年に入ってからになりそうだ。SMX Advanced に登壇したGary Illyes氏によると、もともと開発部隊は2017年末を目途に導入を進めてきたものの、いまは2018年以降の導入を目途にしているという。


関連性(Relevancy)最重要視の方針を曲げず

関連性(Relevancy)、すなわち利用者の検索意図に合致する検索結果を提示することが最重要である。スマホの閲覧に適したデザインであっても検索意図に合致していない情報が検索結果上位に表示されても、検索利用者にとっても、そのサイト運営者にとっても利益にはならないし、その状況は Google にとっても意味がない。

Google は過去に何度もクオリティ・ニュートラル(Quality Neutral)という言葉を用いて慎重に進める意向を示していたが、その品質を守るために導入時期を当初見込みより遅らせる判断をした。


MFI とパソコン版サイトの扱いについての誤解

MFI はモバイル版ページをインデックスして、その内容をもとに検索順位を判断することである。ただし、MFI の導入がパソコン版ページのインデックスを停止するというわけではないので誤解しないでほしいとIllyes氏。「モバイルファースト」というのは言葉通り、まずモバイル版ページを見にいくという意味であり、モバイル版が存在しない場合はパソコン版ページを引き続きインデックスに登録しつづける。別記事のAMP、モバイル、デスクトップ、PWA の優先度についてで説明するように、モバイル版ページ > パソコン版ページ > AMP ページの順でインデックスする(評価に使用する)ページを探しに行く。






記事カテゴリ:Google 2010-2016, 検索ニュース 2015-2016
他の検索・SEO 関連の記事
新刊:ネットショップSEO 2014発売されました(2014年5月)
グーグル、健康・医療に関連するページ評価方法を変更
Google、旧AJAXレンダリングスキームの終了を発表 2018年第2四半期
音声検索は SEO の未来をどう変えるのか?
Google、AMPページと元のページ内容が一致することを求めるポリシー適用、2018年2月から
今日の SEO で大切なこと ~Web担当者Forum ミーティング2017 秋~
【SMX East 2017】 検索とソーシャルを活用するマーケティング戦略
【SMX East 2017】 モバイルファーストインデックス、少数サイトを対象に導入テスト開始 など
Google、家族で楽しめる Google Assistant 向けゲームを公開
【SMX East 2017】 最も検索順位に影響を与える要素は何?
英Brandwatch、BuzzSumo を買収
「SEMリサーチ」トップへ戻る




免責事項:SEMリサーチは、本記事中で触れている企業、商品、サービスの全て(情報)について、有用性、適合性、正確性、安全性、最新性、真実性に関する一切の保証をしておりません。各自の判断でご利用下さい。