Googleは15日、同社のツールバー「Google Toolbar」に新たに「日本語ナビ」機能を搭載した。日本語ナビはInternet Explorer(IE)のアドレスバーに会社名や商品名を入力するとダイレクトにそのホームページに到達できる機能。
この日本語ナビはGoogle Toolbarの最新版をインストールすることで利用できる。既存のGoogle Toolbarユーザーも自動アップデート機能により数日後に利用できるようになる。
検索の目的は主にinfomartional(情報探索)、navigational(特定サイトへの到達)、transactional(取引:商品やサービスの購買など)の3種類ある。今回Googleがターゲットとしているのは2つ目の特定サイトへの到達目的。
例えば○○○大学の公式ページにたどり着きたい、○○社のサイトに行きたいといった、ある特定のサイトに到達することを目的とした検索ユーザーに対して、検索結果の候補リスト(=SERPs)を表示するのは適切ではない。行きたいところは決まっているのだから、検索した後に一覧を表示せずに目的ページを表示してあげた方が親切だ。
今回新たに搭載された日本語ナビはこのニーズを満たす。例えば「阪神」「阪神タイガース」といったキーワードをIEのアドレスバーに打ち込んでEnterキーを押すと、阪神タイガースの公式ページが表れる。同様に「フジテレビ」と入力するとフジテレビの公式ページが訪れる。最初から到達したいページが決まっている場合はわざわざ一覧を目にする必要がない。
Google Toolbar
http://toolbar.google.com/intl/ja/

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ちなみに、日本語ナビと同等の機能はアクセスポートが提供するJWordで実現している。しかし、JWordは特定のキーワードと公式ページを結びつける際には、その企業がアクセスポートに対して料金を支払う(42,000円/年 または 100,000円/3ヶ月、キーワードにより異なる、税込み)必要がある。これは、アクセスポートは顧客を「企業」とみなして「キーワードと公式ページを結びつける機能」を販売するビジネスと定義しているので料金が発生している。
対してGoogleの日本語ナビでは公式ページとキーワードは「Googleの検索アルゴリズムにより決定している」(Internet Watch、Googleツールバーに「日本語ナビ」機能追加より)。当然、公式サイトとキーワードの結びつけに料金は発生しない。これは、Googleは顧客を「ユーザー」とみなして「情報に簡単にアクセスできる環境を提供する」ことを使命とし、それを補う機能として日本語ナビを提供しているからだ。つまり”企業がお金を払ってキーワードと公式サイトが結びつかないと(データベース自体が増加せず)利便性が向上しないような”仕組みが生まれる余地はない。