米Microsoftは11日、独自に開発した検索技術MSNサーチのベータ版をhttp://beta.search.msn.com にて公開した。世界26カ国、11言語に対応している。日本語版は http://beta.search.msn.co.jp にて同時公開された。MSNサーチは同社が2年以上の歳月をかけて独自に開発してきた新しい検索エンジン。

MSN Search日本語版
MSNサーチはユーザーの検索体験を向上させる多くの新機能を搭載している。主な特徴は次の通り。
50億ファイルを超え、毎日更新されるインデックス
MSNサーチのインデックスは50億以上。米Googleの80億ファイルに次ぐサイズのインデックスを誇る。インデックスの更新も週単位または日単位で行われ、常に最新のウェブを反映した検索結果を提供できる。一方で、検索体験を低下するデッドリンクは最小限に留めるとしている。
ダイレクトアンサー(Direct answers) - 質問文に直接答える
検索クエリーに対して直接回答を検索結果画面に表示する機能を搭載。例えば「トルコ 首都」と入力すると、オンライン百科事典エンカルタから、「アンカラ」という答えを引き出す。その他、さまざまな定義や事実、計算、換算、方程式の解など、多くのカテゴリーで正しい答えを、ダイレクトに提供できる。
ダイレクトアクション(Direct actions)
アーチストや楽曲、アルバムの名前を入力するだけで、MSNミュージックの提供するトップ・ミュージックその他のコンテンツへのダイレクトリンクを表示。
サーチ・ニア・ミー(Search Near Me) - 地理的に近い情報を表示
検索ユーザーのアクセス元IPアドレスから滞在場所を特定、そのユーザーの地域に限定した情報だけを検索結果に表示する機能。例えば最寄りの消防署を探しているワシントン州シアトルの人が、ワシントンD.C.の消防署リストにうんざりさせられることはなくなる。
サーチ ビルダー(Search Builder)
検索するサイトやドメイン、国や地域、言語などの条件を指定し、そこをどれくらい重点的に探すかを選択することで、検索結果をカスタマイズできる。
コンテンツ限定検索
検索タブ(ウェブ全体、ニュースのみ、等)を使って、特定のタイプの情報だけを検索する機能を搭載。
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検索市場はGoogle、Yahoo!、MSNの間で激しい競争が展開されている。今年2月には米Yahoo!がGoogleとの提携を解消、独自に開発したYahoo! Search Technologyをリリースしていた。一方米Microsoftはそのライバルである米Yahoo!子会社Inktomiの検索技術を採用、2社に対して遅れをとっていた。今回ようやく独自開発の検索技術を公開できるに至り、GoogleとYahoo!を追撃していくことになる。もっとも今回公開されたのは検索マーケットの中でもアルゴリズム検索のみ。デスクトップ検索ではGoogleが一歩先行、検索広告やパーソナライズドサーチ、ローカル検索では共にGoogleとYahoo!が先行しており、これらへの対応も注目される。
MSN Search日本語版
(プレスリリースには12日(金)からとあるが、11日夜の時点で公開されている)
Microsoft Launches Beta Version of New MSN Search Service (英語版プレスリリース)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2004/Nov04/11-11SearchBetaLaunchPR.asp
MSN(R)が、開発中の新しい検索エンジンのベータ版を公開 (日本語版プレスリリース)
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2108
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