[執筆: 山岸ロハン、インフォキュービック・LLC]

2004年6月にYahoo!がYahoo Search Technology(以下YST)をスタートしました。Yahoo!独自の検索エンジンアルゴリズムです。
アルゴリズムの研究ばかりに目が行きがちですが、どのような仕組みでYSTが通常の検索に組み込まれているかを知る必要があります。
Yahoo!のシステムは、ディレクトリ内に既に登録されているウェブサイトを優先的に表示させます。ユーザーの検索語がディレクトリにない場合に、YSTであるページ検索の結果を表示させます。このため、どんなにキーワードのランキングが良くても、検索したキーワードを含んだウェブサイトが、ディレクトリ内にある場合はそちらを優先してしまうのです。
このためYSTの結果を最大限に活かすためには、適切なキーワードの選定が重要になります。特に単一キーワードで検索した場合は、ほとんどがYSTのページ検索ではなく、ディレクトリのウェブサイトが表示されてしまいます。
ここで重要になってくるのが、フレーズ検索を想定して多数のキーワードを最適化することです。単一キーワードばかりを対策しても結局ディレクトリが優先するので、結果に対する効果が薄くなります。その代わりフレーズの場合、ディレクトリに登録されているサイトに、検索フレーズを含んでいない場合もあるので、一回目の検索でYSTのページ検索の結果が表示され、確実にトラフィックを獲得することが出来るわけです。
もちろん検索エンジンはYahooのみではないので、単一キーワードも考慮したバランスの良い対策は必要になります。
現在米国のYahooでは、YSTの結果(WEB検索)がはじめに表示されるようになっています。米国ではYSTに有料登録出来るSite Matchがスタートしているので、クリック率を上げるためにYSTの結果を全面に出すのは当然のことでしょう。仮に日本でもSite Matchが始まった場合、検索結果表示の仕様が変わることはあるかもしれません。
Info Cubic LLC コーポレートサイト
http://www.infocubic.co.jp/
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