日本語キーワード「JWord」を提供するアクセスポートは29日、株式会社はてなと提携したことを明らかにした。今回の提携に伴い、「はてなダイアリー」の検索結果にJWord登録キーワードを表示される。
はてなダイアリーに掲載されているキーワードがJWord登録済みキーワードの場合に、公式サイトへのリンクが表示される。例えば「外務省」のはてなダイアリーを見るとJWordに公式サイトへのリンクが掲載されている。
JWordはブラウザのアドレスバーに会社名やブランド、固有名詞を入力するとダイレクトにその公式ページに誘導する機能を持っているが、ここで蓄積された公式サイト毎のリンク情報という資源をオンライン辞書的な役割を果たすサービスに活用した。
[プレスリリース]
JWord、人力検索サイトの「はてな」と提携
http://www.jword.jp/info/info_newsrelease.20041029.htm
ref.
「広告費10億円、05年度売上高60億円」--検索市場に切り込むGMOの狙いとは [CNET]
http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000050154,20075228,00.htm
JWordは「アドレスバーから検索」という点が利点であると同時にビジネスにおけるリスクになると考えないのでしょうか。アドレスバーはGMOが独自に活用できる資源ではありません。つまりYahoo!やGoogleはもちろん、そのブラウザの開発元であるMicrosoftも自由に活用できる機能なのです。GMO以外の検索機能に切り替えさせることは、それほど敷居の高いことではないでしょう。例えばGoogleツールバーをインストールすると日本語キーワード(つまりアドレスバーから検索できる機能)が追加されます。Yahoo!はもちろん可能でしょうし、OSを支配するMicrosoftならなおさらです。
仮にアドレスバー検索が普及した場合、もしユーザーが「JWordというアドレスバー検索を使いたい」と思うなら良いでしょうが、たぶんアドレスバーから検索できればいいだけで別にJWordにこだわる人はいないでしょう。実際JWordの検索結果は各ポータルの検索サイトを切り替え表示しているだけですから。結局、GMOはアドレスバー検索の普及に成功したとしても9199の普及にはつながらない可能性があります。