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パンくずリストの効用


2003年10月17日 02:03 | TrackBack (3) | [SEO - 検索エンジン最適化]

パンくずリスト(トピックパス)はユーザビリティだけでなくSEOの効果も高めるので、是非Webサイトに設置したい要素です。

まず「パンくずリスト」とは何か知らない方のために簡単に説明します。(トピックパスとも呼ばれます)

例えば以下のWebサイトをご覧下さい。

http://dir.yahoo.co.jp/Recreation/Sports/Baseball/Professional/Teams/Fukuoka_Daiei_Hawks/

上記ページの中央やや上に次の記述があります。

トップ - 趣味とスポーツ > スポーツ > 野球 > プロ野球 > チーム > 福岡ダイエーホークス

いま見ているページは、Yahoo!ジャパン というWebサイトの中の、「趣味とスポーツ」というカテゴリーの中の「スポーツ」、スポーツというカテゴリーをさらに細分化した中の「プロ野球」というカテゴリーの・・・・(省略)プロ野球チームの福岡ダイエーホークスに関係するページを集めたところに、あなた(=訪問者)はいるんですよ、ということを伝える役割を持っています。また、各々の項目がリンクとなっており、クリックするとアンカーテキストの内容に沿った階層のページにとびます。

Yahoo!ジャパン はトップページを見ておわかりの通り、大きく分けて14のジャンルに、そしてそれぞれの階層にジャンル別に非常に細かな分類がされています。トップページからずっとクリックしていったユーザーは、ある時自分が Yahoo!ジャパンディレクトリのどこにいるのかわからなくなる、つまりトップページからどこをどう辿っていまのページにたどり着いたのかわからなくなってしまい迷子になることがあります。

しかし、上の表記を見ることによって、自分がいまどこにいるのかを常に確認することができ、いつでもトップページに戻ったり、あるいは2つ上の「プロ野球」カテゴリーにクリック1つで戻ることができるのです。

この表記のことを「パンくずリスト」(トピックパス、Topic path)といいます。これは、どのWebサイトにも是非採用していただきたい手法です。理由は次の通りです。

1.ユーザビリティー面

インターネットは、マウス1つで次々とクリックしていくだけで様々なWebページを閲覧することが可能です。しかし、その手軽さ故にいつのまにかユーザーは自分がいまどのWebサイトのどこにいるのか見失ってしまうことがしばしばあります。例えば現在見ているWebページに興味があっても、そのページがどこに属するどのページなのかわからなければこのユーザーは他のWebページを見られません(移動のしようがありません)。ショッピングサイトを訪れていて、自分が興味のある商品ページにたどり着いた。これに関する他の商品も見て比較したいんだけど、この商品ってどこのカテゴリーに属するんだろう・・・(どこをクリックすればいいんだろう)・・・それがわからなくなって購入をあきらめなければいけないケースもあります。

しかしこのパンくずリストで「現在位置」と「主な地点」を示してあげれば、ユーザーはその興味のあるページがどこのWebサイトに属していてどの階層にあるのかを知ることができます。これによってユーザーは1つ上の階層に戻るかあるいはトップページに戻ってこのWebサイトの他のページを見ることができるようになります。ショッピングサイトであれば、その商品がそのWebサイト内ではどこのジャンルに属しているのかを知ることができ、それによりユーザーは他の関連商品や類似商品を閲覧・比較することができるようになります。


2.SEO

SEO 面では次の2つのメリットがあります。

(a).リンクレピュテーション(リンクテキスト効果)

SEO、特に Google 対策において有効な施策といわれる方法が「Webサイト内におけるクロスリンク」です。Google の場合は多重クロスリンクといってもいいかもしれません。これは同一Webサイト内にあるページ間同士のリンクを張り巡らせる事で関連性を飛躍的に高める方法です。関連するWebページ毎に適切にリンクを張り巡らせることで、Google に対して自分のWebサイトにおいてどれが重要なページなのか、また各々のWebページは何のキーワードと最も関連性が高いのかを適切に伝える事が可能です。

このサイト内クロスリンクによるアドバンテージを獲得しやすい方法の1つがパンくずリストです。パンくずリストはWebサイト内の各階層に対してリンクを張ります。これはパンくずリストの持つ機能を有効にするためには不可欠です。ところでパンくずリストは全ページに貼り付けるものですので、自然と各階層の主要ページにはリンクが集まりますね。さらに各階層へのリンクを「その階層の内容を表す具体的な言葉」で示す事で、階層毎のトップページとそのリンクテキストとの関連性を高める事ができます。ユーザビリティーに気遣うために設置したパンくずリストが、検索エンジンに対して各ページの内容を伝えるという副次効果をもたらします。

(b).クローラビリティ

先述した通り、パンくずリストによって各ページ上に主要ページへのリンクが設置されます。これによりクローラーがくまなくWebサイト内のページ情報を収集するための「道」を増やすことができますので、クローラーによるインデックス取りこぼしのリスクを低減させる事ができます。

このように、パンくずリストはWebサイトのナビゲーション機能を大きく向上させることができるだけでなく、SEO面でも効果がありますので、是非自分のウェブサイトにも設置をしてみましょう。


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