検索エンジンマーケティング会社米iProspectは18日、検索エンジンの利用者行動に関する調査結果を発表。ターゲットオーディエンスの特性を知ることはオンラインマーケティングの成否を分ける重要な要素だと指摘している。とりわけ、男性よりも女性の方が有料リスティング※のクリック率が高いことが明らかになった。

iProspect提供資料。
同社によると成否を分けるターゲットオーディエンスの特性とは、ジェンダー(性別)、雇用形態、教育レベル、インターネット利用の頻度、そしてインターネット利用経験の年数の5つ。
ジェンダーによる違いを見ると、男性よりも女性の方が有料リスティングに関連性が高いと判断していることが明らかになっている。米4大サーチプロパティ(Google、Yahoo!、AOL、MSN)で見ると、43.1%の女性は有料リスティングが最も関連性が高いと判断している一方、男性はわずか34.6%だったという。しかし主に女性をターゲットオーディエンスとしているマーケッターは引き続き有料リスティングとオーガニックサーチの両方にフォーカスしなければ半数近くのユーザーを失うことになると結んでいる。
また、雇用形態による違いを見ると正社員として雇われるユーザーは、パートタイムで雇われているユーザーよりもオーガニックリスティングが関連性が高いと判断する割合が高いという。正社員ユーザーの65%近くはオーガニックリスティングが有料リスティングよりも関連性が高いと答えている。一方パートタイムで雇われているユーザーは60.8%、無職のユーザーは55.1%だった。正社員とそうでないユーザーをターゲットとするビジネスに携わるマーケッターは SEO と有料リスティングの双方のバランスをとったSEM戦略を計画する必要があることを示している。
教育レベルの違いで見ると、大卒ユーザーの64.8%がオーガニックリスティングの方が関連性が高いと判断しているのに対して、大学を卒業していないユーザーは 56.2% となっている。教育レベルが高いユーザーの方がオーガニックリスティングに関連性があると判断している。
インターネット利用頻度の違いで見ると、1日に4回以上インターネットを利用するユーザーの65%はオーガニックリスティングが関連性があると回答しており、1日の利用回数がそれ以下のユーザーは56.3%となっている。インターネットの利用頻度が多いユーザーの方がオーガニックリスティングに関連性があると判断している。
インターネットの利用経験の違いでみると、6年以上インターネットを利用しているユーザーの63.2%はオーガニックリスティングが関連性があると判断している。4年以上6年未満のユーザーでみると60.6%が、3年以下だと54%がオーガニックリスティングが関連性があると判断。利用経験年数が増えるにつれオーガニックリスティングにより関連性があると判断している。
Search Engine Marketing Firm iProspect Survey Confirms that Search Engine Click-Through Behavior can be Predicted by Gender, Education and Other Factors [iProspect Press Release]