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検索エンジン相関図 2004年6月版


2004年06月16日 03:59 | TrackBack (7) | [SEO / 検索 統計]

検索エンジン相関図の最新版(2004年6月)です。最新の検索・ポータルの提携関係を図で表してみました。業界動向の解説付きです。

2004年3月15日以来、3ヶ月ぶりに検索エンジン相関図を更新しました。たった3ヶ月の間ですが、大きく様変わりしています。

ロボット型全文検索(アルゴリズム検索)


アルゴリズム検索の提携関係を見ていきましょう。最初にお断りですが、今回から AAA!Cafeとinfoseekを図版から削除させて頂きました。

さて、この3ヶ月の間の一番の変化はYahoo!JAPANが独自検索技術Yahoo! Search Technology(YST)に切り替えたしたことです。YSTはYahoo!JAPANに採用されましたが、それ意外にもオーバーチュアを通じてasahi.com、NIKKEI.NET、cafesta等にも採用されています。

またMSNサーチとフレッシュアイはエンジンはYSTの原型であるInktomiを利用している上、インデックス自体はInktomi - YST 共用のため、YSTファミリーになります。そんな市場の変化を踏まえまして、Google支配の検索市場の情勢がYSTとGoogleの2強に変わりました。

なおYSTとGoogleの2つが登場したことでSEO対策はどうなるの?というお話はセミナーや雑誌その他もろもろのところでコメントしていますので、そちらをご覧下さい。15日に開催されたアイオイクス主催のセミナーで初めてYSTに関する詳細情報をお話しましたが、いかがでしたでしょうか?>参加者の皆様 ネット上では一切流れていない解説をしてみました。

アルゴリズム検索提携関係図


ディレクトリ検索

続いてディレクトリ検索です。大きな変化としては、4月1日に営業を開始したJリスティングの登場です。Jリスティングがルックスマートからいくつかの契約を奪ったことにより、提携関係が大きく変わりました。

1つ目はBIGLOBEがディレクトリをルックスマートからJリスティングに切り替えました。これは1つのサイトが単にディレクトリを入れ替えただけですから、下図の通りattayoがJリスティングに移っただけ。

問題は2つ目。6月中旬からエキサイトがディレクトリをやはりルックスマートからJリスティングに切り替えます。ところでエキサイトはそれ自身は「Google + Jリスティング + アドワーズ広告 + JWord」と複数の会社と提携することで検索サービスを提供しているのですが、この「エキサイトの検索サービス」は複数のISP系ポータルが採用しています。下図の通り、例えば ODN や So-net です。これらの検索サービスは "Powered by Excite" (エキサイトが提供しているよ、という意味)です。

つまり、エキサイトがJリスティングに変更すると、エキサイトを採用していた複数のIPS系ポータルもJリスティングに切り替えることを意味します。そのため見かけ上のJリスティングの契約は「attayo + エキサイト」ですが、配信先サイトの数はもっと多くなります。いいかえれば、ルックスマートはエキサイトを失ったことで一度に複数の配信先を失ったことになります。

ルックスマートとJリスティングは提供サービスや形態が完全にかぶっているので今後も両者間で契約獲得競争は続くでしょう。どちらかが上手い差別化するといいんですけど。

他の変更点としては、ライブドアがDMOZからルックスマートに変更しています。

なお、ルックスマートは検索機能自体を2ちゃんねるやその他様々なメディア系サイトに提供開始しているのですが、これらは現時点では図版に反映しておりません。数が多くて作業が繁雑なことと、どうやって図版にするか悩まないといけないため、今回は見送りました。来月以降に反映させて頂きます。

ディレクトリ検索提携関係図

検索連動型広告(ペイドリスティング)提携関係図

検索連動型広告の配信先提携関係図です。こちらも複雑化してきました。キーワードは「Yahoo!JAPANのオーバーチュア一本化」「リストップ」「Jリスティング」です。

まず1点目、Yahoo!JAPANが6月1日より提携先をオーバーチュアに一本化しました。つまりアドワーズ広告が非表示となりました。広告主としては、検索連動型広告を使うならYahoo!JAPANは是非掲載したいと考えるでしょうから、今後はオーバーチュア利用の人気が高まり、キーワードによってはクリック単価が上昇するかもしれません。少なくとも「Yahoo!JAPANに掲載されない」アドワーズ広告の魅力は下がってしまいました。

2点目、そのアドワーズ広告について。アドワーズ広告はYahoo!JAPANを失ったとはいえ、その他の主要ポータルは軒並み押さえています。Yahoo!JAPANとは異なるオーディエンス層にリーチする上でアドワーズ広告も有力であることに代わりありません。何よりGoogleの検索結果にアドワーズ広告は表示されるのです。

3点目はリストップ(LISTOP)です。今年の1月に「FindWhat.comの日本語版、リストップ登場か?」と報じてしまいましたが、半年たってようやくリリースです。昨年9月のプレスリリース発表時点では「今年1月からサービス開始予定」だったのですが、おそらく提携先獲得に苦労したのでしょう。現時点では価格.comとの提携が明らかになっています。国内のショッピング検索サービスはまだまだ開拓の余地があること、リストップは中小検索サイトとの契約獲得を目指しているということですので、他のショッピング検索系が新たに配信先として加わるかもしれません。BtoCの業者にとっては魅力あるでしょうしね。

なお図版には価格.comの契約が反映されていませんが、次回以降にさせて頂きます。

4点目はJリスティング。現時点でAttayoを獲得しました。今後配信先を拡大する上でルックスマートから契約を奪うことができるのか、新たなサイトの開拓を目指すのか。動向に注目です。

検索連動型広告(ペイドリスティング)提携関係図

なお、図版の中で本文中で触れた以外の誤り、間違いがありましたらご指摘頂ければ幸いです。

この検索エンジン相関図が、4ヶ月後にどう変化するかは「検索エンジン相関図 2004年10月版」をご覧下さい。

上の図版は無断転載禁止です。


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