GoogleツールバーのPageRankデータは、過去のスナップショット

Googleツールバー上に表示されるPageRankは、常に過去のある時点のスナップショット情報。また、そのデータ更新頻度も現在は年に数回。したがって、PageRankのデータはSEOにそれほど活用できない。また、この事実は、サイトを開設しても数ヶ月はゼロ表示となるし、Googleシステム内部の何らかのエラーでPageRankがゼロになっていても、無視した方がいいということも示す。更新インターバルが低い以上、あれこれ原因を気にしても無駄でしかないからだ。


2008年05月11日 11:58 | SEO(検索エンジン最適化) | TrackBack (0) |

2002~2003年ごろのGoogleは確かに検索インデックスやPageRankの更新はおよそ1ヶ月に1度実施していた。しかし現在のGoogleは毎日のようにインデックスを更新しているし(これをEverfluxと呼ぶ)、PageRankは (1) 私たちがGoogleツールバーを通じて閲覧できる値、(2) Googleのシステム内部で持つ値、で更新頻度が異なる。

PageRankについて詳しく説明しよう。通常、私たちが各々のWebページに割り当てられたPageRankを知る手段はGoogleが配布しているGoogleツールバーに搭載されている10段階表示のPageRankバーだ。しかし、Googleはツールバー表示のPageRankデータの更新は四半期に1回しか実施していない。対してGoogleの検索システム内部ではもっと短い期間 - 2~3週間に1度とも言われる - 程度で更新している。

さらに、Googleツールバーのデータが更新される時、その情報は過去のある一時点の情報を反映しているだけだ。つまり、(ツールバーのデータが)更新されても、その更新時点でそのデータは過去のものであり、現在のランキングを反映したものではない。いま、私たちが目にする検索結果ランキングに反映された最新PageRankを知る術はないのだ。

すなわち、あるサイトを訪問した時にツールバーのPageRankが4を示していても、いま、それを閲覧している時点の本当のPageRankを知ることもできないということ。常に過去の時点のPageRankしか表示しない以上、「いま」SEOをしたい私たちにとって必ずしも参考に足るとは限らないのだ。


執筆:渡辺隆広
本原稿は、2007年3月1日時点のもの








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