SEO: 404 Not Foundページが多いサイトは検索順位に影響するか?

404 Not Foundエラーを多数抱えるサイトが検索ランキングで不利に扱われることはない。


2010年06月03日 19:40 | SEO(検索エンジン最適化) | TrackBack (0) |

サイトをリニューアルしたり長期に渡りサイト運営を行っていると、サイト内外から張られているリンク先ページやURLの変更・削除により 404 Not Found エラーが発生するケースも少なくない。例えば当サイト(SEMリサーチ、www.sem-r.com )は7年近く運営しており、消滅したページやディレクトリは極力(301)リダイレクトを行うようにしている。しかし、2010年6月2日時点で、Googleウェブマスターツールの報告によると 83件の 404 Not Foundエラーページが確認されている。

さて、Googleウェブマスターツール上のデータを引用したとおり、Googleは私に限らず、インデックスに収めているサイトのNot Found エラーを認識しているわけだが、こうした 404 Not Found エラーが多数発生しているサイトは、検索順位に影響するのだろうか?つまり、Not Found が多いということはコンテンツが存在しない、メンテナンスが十分に行われていないサイトであるから、順位が下がりやすいのではないだろうか?と考えるサイト運営者は少なくないようで、実際、私も過去にそういった相談を何件か受けたことがある。

回答は「Not Foundの多さは検索順位に影響を与えない」。これはGoogleのJonathan Simon氏も明確に回答している。サイト外部のリンクを辿って404 Not Found が出るというのは、もしかしたらURLを間違って記述している可能性もあるわけで、当然ながらサイト運営者自身はそれをコントロールすることはできない。したがって、検索順位に悪影響を与えないということだ。ただし、ユーザへの配慮・ユーザビリティの観点からそうしたページは301リダイレクトで適当なページに転送するか、あるいはトップページに転送すると良いだろう。

*

ちなみに「第三者がコントロールできないもので検索順位に悪影響を与えることはない」という説明はよく用いられる。たとえば「第三者のサイトに対して、品質が極めて低い、またはスパムリンクを大量に貼り付けても、そのサイトの検索順位に悪影響を当てることはない」という主張の論拠としても用いられている。

しかし、この主張はあくまで「その第三者が運営するサイトは、すでに一定のリンクを得ている、自然リンクを得ている、継続的に運営されている」ことが大前提の話になっている。つまり、SONYやPanasonic、資生堂といった大企業のサイトに大量のリンクを貼り付けても決して検索順位に悪影響を与えることは、そもそも数多くの自然リンクを得ていて、サイト(ドメイン)に対する一定の信頼度が担保されているために不可能だ。

しかしながら、もともと運営履歴が浅く、ビジネスモデル的にも自然リンクが極めて得られにくいサイトがあったとする。このサイトに対して、たいした知識を持たない悪質なSEO会社がスパムリンクを大量に貼り付けた場合、そのリンクがトリガーとなって検索順位が相対的に下がってしまう場合は残念ながらありうる。このサイトは確かにクライアントという第三者かもしれないが、リンク解析データ上は実質的に "第三者"ではなく、単にSEO会社が立ち上げたサイトがスパムに該当した、という状況と等しいためだ。

話をまとめると、第三者のサイトに何らかの手法で検索順位に悪影響を与えることは事実上不可能であるが、検索エンジンが解析したデータ上において"第三者"とはいえないサイトはその限りではない。

Hello, Since you can't control who links to your site these Not Found errors won't negatively impact your site's ability to rank in the search results. It sounds like you've got a reasonable workaround with the .htaccess redirect you mentioned. I'd just keep an eye on the Not Found errors in Webmaster Tools and add redirects when it's necessary. [Jonathan Simon, Google, Not Found's Getting Worse...! Help! (Wordpress), Google Webmaster Central]







最新の検索エンジン業界ニュース

SEO: PageRank以外に検索順位決定に用いられているシグナルは?
米Yahoo!、Microsoftとの検索事業提携に関する最新の状況について説明
セプテーニ、D2Cリスティング広告 iMenuサーチの販売開始
Googleアラート、品質改善を目的としたアルゴリズム変更を実施
米Google News、新UIをテスト中、ユーザビリティ的な不満も
SEO: 404 Not Foundページが多いサイトは検索順位に影響するか?
モバイル版Yahoo!検索、アルゴリズムを更新
▼「SEMリサーチ」トップへ戻る




免責事項:SEMリサーチは、本記事中で触れている企業、商品、サービスの全て(情報)について、有用性、適合性、正確性、安全性、最新性、真実性に関する一切の保証をしておりません。各自の判断でご利用下さい。





関連SEMサイト - SEM リサーチ | キーワードリスト自動生成ツール | キーワードアドバイスツールプロ

カテゴリ:Google (2006) | Google (2007) | Google (2008) | Google (2009) | MSN / Live Search | YST / Yahoo!検索 | SEO(検索エンジン最適化)
検索連動型広告 | ウェブ解析 | コンテンツ連動型広告>サイト内検索 | 地域情報検索 | 動画検索 | 旅行検索 | モバイル検索


運営者 - 『検索にガンガンヒットするホームページの作り方』 - 『検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書』