[SEO] 「位置情報やモバイル端末による振り分けはクローキングではない」Matt Cutts氏によるクローキング解説ビデオ


グーグル・Distinguished Engineerのマットカッツ氏が、クローキングについてビデオ解説。クローキングが問題になるケース、ガイドライン違反には該当しないケースを紹介。


2011年12月05日 05:13 | SEO(検索エンジン最適化) | TrackBack (0) | 執筆:

米GoogleのMatt Cutts氏(Distinguished Engineer)がクローキングについてビデオで解説を行った。

クローキングとは、訪問者用のページとクローラ用のページを個別に用意しておき、ユーザエージェント(UA)やIPアドレスを参照して、それぞれの訪問者に異なる別のページを提供する仕組み。Googleクローラ(googlebot)に通常の訪問者とは異なるコンテンツへ恣意的にアクセスさせることを認めると、ユーザーが検索経由で同サイトにアクセスした時に期待とはほど遠いページへ到達してしまい検索体験を著しく損ねるリスクがあるため、Googleは例外なく悪意あるクローキングを認めていない。事実、クローキングは過去の歴史においてその大半が正当性が認められない、検索エンジンを騙す手段として用いられてきたからだ(参考:SEO会社はSynergy6だった - WhenU のクローキング問題Google、eBay アフィリエイトリンクを削除など)。

Matt Cutts氏のビデオを要約すると次の通り。『クローキングは例外なくガイドライン違反』『訪問者のアクセス元IPアドレスや言語設定に基づいて、その国・言語に最適なコンテンツページへ誘導するのは問題ない』『モバイルデバイスからのアクセスにモバイル用コンテンツを表示するようリダイレクトするのも問題ない』。

サイト制作会社や企業のマーケティング担当者から頻繁に質問される、「PC/モバイルデバイスの判別でコンテンツを切り替える方法」「アクセス元地域に基づいてコンテンツを切り替える方法」は問題がないことを改めて確認してほしい。ポイントは、googlebot を特別扱いせず、通常の訪問者と同様に扱うことだ。cookie有無で表示するコンテンツを判断する場合も、cookie非対応ユーザとしてgooglebotを扱えば問題ない(cookie非対応ユーザとgooglebot で異なるコンテンツを見せようとしたら問題となる)。

googlebotは米国内のIPアドレスからアクセスしてくるので、米国ユーザの判定をIPアドレスで行わない、という点も大事だ。

Googleは今年、クローキングスパムの監視を強化する方針を表明している。私が認識する限り、2011年現在において日本でクローキングを積極的に駆使している悪徳SEO会社は皆無だが、こういう手段を用いている会社(特に日本)はその手法を顧客に伝えないで行っている場合があるので「ページに一切手を加えずに~」云々の営業をしてきた場合はちょっと注意をしてほしい。


Cloaking













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