Yahoo!知恵袋は発リンクにnofollowあり - Q&A各サイトのリンクポリシー (2013年12月時点)

ユーザー参加型サイトは、その誰でも投稿・一般にコンテンツ公開できる点に目をつけて、ウェブスパム - 例えばSEO目的のリンク発信源 - に悪用されることもしばしばです。こうしたウェブスパムを抑制するため、最近は発リンクに自動的にnofollowを加えるサイトも増加してきました。今回は Q&Aサイト各社は発リンクをどう扱っているのかを簡単に調査しました。


公開日時:2013年12月11日 17:31

SEO目的で最も悪用されているであろう Yahoo!知恵袋は、発リンクにnofollowが加えられています。日本国内の他Q&Aサイトは今のところ特に対応していませんでした。Quoraは信頼がおけるドメインにはnofollowを加えないというルールの模様です。

Yahoo!知恵袋:発リンクへのnofollowあり

質問及び回答本文中に書き込まれたリンクには全て nofollow が加えられます。したがって、SEOのリンク獲得目的に、フェイクのQ&Aを大量投稿したり、やらせQ&A、例えば飲食店の場合、「●●●レストランのおすすめメニューは?」という質問をなげて、当該レストランのいずれかのリンクを張り付けるよう誘導するような手法が流行していたのですが、こうした努力は無駄となります。


OKWave系のQ&Aサイトにはnofollowなし

OKWave本体(okwave.jp):nofollowなし
教えて!goo:nofollowなし
MSN相談箱:nofollowなし

上記はいずれもOKWaveのネットワークになりますが、特にnofollowを加えるなどのSEO目的のウェブスパムを抑止させる対策は行われていませんでした。もっとも OKWave系のネットワークを使ってSEOのためのリンク獲得をしている業者はまだ少ないので、今のところは…といった感じでしょうか。


人力検索はてな (q.hatena.ne.jp) はnofollowなし

人力検索はてな:nofollowなし
人力検索はてなも、比較的ウェブスパムが多いと見受けられるのですが、今のところ発リンクへのnofollow追加は行われていませんでした。


Quora - 信頼おけるサイトのみnofollowなし

面白い試みだなと思って以前からチェックしていたのが、2010年6月に公開されたQuora(クオーラ)の発リンクに関するポリシー。まず、quora サイト内の他のQAへの発リンクや、Wikipediaへのリンクはnofollowがありませんが、それ以外のサイトには原則、nofollowが加えられます(一部例外あり)。

ユーザコミュニティによるQAサイトですので、回答をより詳しく提示するために参照サイトとしてWikipediaへのリンクを紹介する機会は多々あるでしょう。ほとんどの場合は質問に関連する有用なリンク先ページでしょうし、一方でウェブスパム目的で特定Wikipediaのページ順位を操作するケースはまず考えられませんから、Wikipediaにはnofollowをつけないというわけですね。

それ以外のサイトへのリンクは、回答と関連する有益なケースもあれば、関連性が薄いもの、広告目的でリンクを紹介するケースなど様々な理由が考えられますが、人力でそれらを逐一確認することは不可能ですから、最初からnofollowをつけてしまうのです。

私は勉強のために海外サイトをよく分析しているのですが、このあたりの運用ポリシーは本当に日本よりも一歩も二歩も進んだ、賢いルール策定と運用が行われて、とても参考になります。

用語解説
nofollow:ハイパーリンクに付与するアノテーション(注釈)の1つ。nofollowが加えられたリンクは、Googleが検索順位を決定する際に一切考慮されない。ブラックハットSEOは、Q&Aサイトや無料ブログサービスなどに大量のリンクを含む投稿をすることで検索順位を操作しようとする。しかし自動的にnofollowが加えられるような仕様のサービスであれば、検索順位に一切影響しないのだから作業自体が無駄になる。このように、nofollowを加えることで一部のウェブスパム業者のスパムのインセンティブを下げ、そうした行為をさせないことが目的。





記事カテゴリ:SEO(検索エンジン最適化), サーチニュース 2013
他の検索・SEO 関連の記事
新刊:ネットショップSEO 2014発売されました(2014年5月)
Googleマイビジネス、レビュー投稿ガイドラインを更新、レビューの選別や誘導を禁止
Googleモバイル検索が仕様変更、無限スクロール採用
グーグル、モバイルファーストインデックスへの移行を発表
グーグル、ダイレクトアンサーで「検索結果を表示しない」試験を中止
被写体の関連情報を表示する Google Lens が Android で利用可能に
Google、数週間内にも多くのサイトをモバイルファーストインデックスに移行
Google、画像検索結果の一部機能を廃止
Google検索、直接ホテル予約が可能に
Google、12月中旬の順位変動は日常的なアルゴリズム改良の一環と説明 業界では マカビーアップデート と命名も
グーグル、健康・医療に関連するページ評価方法を変更
「SEMリサーチ」トップへ戻る




免責事項:SEMリサーチは、本記事中で触れている企業、商品、サービスの全て(情報)について、有用性、適合性、正確性、安全性、最新性、真実性に関する一切の保証をしておりません。各自の判断でご利用下さい。