SEO上 .com .co.jp .edu .christmas に効果の違いなし ドメイン問題

.com や .co.jp などの gTLD / ccTLD ドメインによる SEO的な違いはない。検索エンジンは同等に扱う。新gTLD も同じ評価。


公開日時:2014年12月05日 17:11

どうでもいいのに昔から続く議論の1つ、ドメイン名称とSEOについて。

SEO定番の質問・ドメインによるSEOの違いはあるのか

SEOにおいて昔からの定番中の定番と言える質問・疑問の1つが「.com と .net でSEO効果は違うのか」といった gTLD / ccTLD の違いに纏わる話題です。最近であれば .christmas や .みんな といった新gTLDのSEO上の価値についての質問が増えていますが、やはり結論は変わらずで「ccTLD / gTLD の違いによる評価の差はない」でほぼ決着しています。

Twitter での .com と .co の扱いについて現在でも Google は同等の評価をしているのかとの問いに Danny Sullivan氏も休暇中の Matt Cutts(マット・カッツ)氏も「変わらないよ」と回答しています。

こうした質問をする人の大半は、.com などの文字列そのものが直接的にもたらす SEO の効果を念頭において相談をしているわけですが、もっと注目して欲しいのはカッツ氏が回答の中で言及している「正しくリンクがされるかどうか」という点です。


リンク(URL)は将来にわたる運用管理面からの検討を

関連する話題として、ここ日本であれば「日本語URL(URLに日本語文字列を含むという意味)はSEO的に有効か否か?」という質問は少なからずありますが、私は「リンクが正しく張られない」「リンクと正確に認識されない(認識されない形で記述される)」可能性がある点にも言及するようにしています。(アフィリエイターではない)一般のユーザーが Amazon.co.jp へのリンクを張ろうとして正しく張られていないケースというのは皆さんもきっと見たことがあると思います。日本語ドメインならば、正しくハイパーリンクにならなかったり、あるいは最近であれば Twitter に投稿すると(.com などの形式で終わる文字列は自動的に短縮URLに変換されるために)意図しない文字列でツイートされてしまうといったこともあります。

SEO を勉強している人の多くは、リンクそのもののSEO上の価値や効果にばかり注目をしてしまいがちですが、継続的な管理や運用の観点からの価値にもっと注目すべきです。例えば、URL は「永続性」(同じURLを将来にわたって継続的に利用すること)「扱いやすさ」(継続的にサイト運営していけば改修が何度も発生する可能性があることを念頭に、どのようなURL形式が管理上扱いやすいのか)といったことを考慮して SEO の運用管理を行っていくと、今日の検索エンジンが評価している「過去から現在までの運用実態・成果・積み重ねた資産」を適切に(検索エンジンに)反映することが出来るようになります。
cf. Googleは新gTLDを従来のgTLD(comやnet)と同等に扱う


.edu ドメインは評価が高い?

最後に、これまた昔から議論がある .edu(米国の高等教育機関のためのgTLD、educationの先頭三文字からedu)ドメインのSEO上の扱いですが、これまたGoogleが.eduを特別扱いしているというよりも、edu はその教育機関という性格上、インターネット上の優れたサイトから良質なリンクを得られやすいから、結果的に評価が高そうに見えるだけの話に過ぎません。

仮に検索エンジンが.eduを特別優遇するのであれば、「.eduドメインではスパムが発生しない」「スパムが発生してもすぐに排除される仕組みが.eduドメインそのものに付随している」などの前提が成立しなければなりません。しかし現実には、.edu も、日本の .ac を見てもわかりますが、数々の著作権侵害やウェブスパムが蔓延しており、運用実態そのものは.com や .net などと大差がありません。先述した通り、教育機関という性格上の理由で他のgTLD/ccTLDと比べると良質なリンクが集まりやすいだけでの話です。

ただ、上記の話とは関係なく、.edu にフォーカスした自然リンク獲得のための戦略論が活発に議論されていることもまた事実です。.edu という属性故に、きちんと戦略立てを行えばそのドメイン上で運営されているサイトからの支持(≒参照リンク)を獲得することが可能だからです。





記事カテゴリ:SEO(検索エンジン最適化)


他の検索・SEO 関連の記事
新刊:ネットショップSEO 2014発売されました(2014年5月)
Google モバイルファーストインデックスのやさしい解説 (1) 何が発表されたの?
Google、モバイルファーストインデックスを公式発表、SEO への影響は?
スマホの音声認識、米国ユーザーの70%が満足、テキスト入力が3倍速いとの調査結果も
Yahoo! 検索、検索結果右側のテキスト広告を廃止か
[訂正版] Google、モバイルファーストインデックスを導入、モバイルサイトを基準とした評価へ
Google News、事実確認できた記事に Fact check ラベルを表示
[訂正] Google、モバイルファーストインデックスへ移行する計画を発表
ペンギンアップデートはリンク発信元ページを評価する(Google、Gary Illyes氏)
Google、進化したAI 採用の「Google Assitant」を発表
Bing App、AMPサポートを開始
「SEMリサーチ」トップへ戻る




免責事項:SEMリサーチは、本記事中で触れている企業、商品、サービスの全て(情報)について、有用性、適合性、正確性、安全性、最新性、真実性に関する一切の保証をしておりません。各自の判断でご利用下さい。