ペンギンアップデートはリンク発信元ページを評価する(Google、Gary Illyes氏)

2016年9月に発表されたペンギンアップデートは、単にリンクだけでなく、そのリンクがどんなサイトから張られているかというリンク元ページを見て、低品質/スパムと推定されるページからのリンクは評価を調整する。


公開日時:2016年10月11日 12:43

Marketing Land に Gary Illyes氏とBarry Schwartz氏が先月(2016年9月)発表したペンギンアップデートについてのインタビューが掲載されている。

ペンギンアップデートはSEOスパム全般を処理するためのアルゴリズムで、とりわけリンクスパムを標的にしている。

Gary Illyes 氏によると(今回の)ペンギンアップデートは単にリンクスパムの対応だけでなく、そのリンクがどのようなサイトから向けられたものであるかを考慮するという。つまりリンク発信元(ソースサイト)を分析して、不適当であろうシグナル(手がかり)を発見した場合は、そのリンクの価値を下げるか無視するという処理を行う。

同氏は例として、ネガティブSEO(※ ターゲットのサイトにスパム行為を行うことで自然検索順位を下げる行為、日本では"逆SEO"などと表現される)は、中身が空っぽのプロフィールページのリンク記入欄が悪用される事例を紹介。こうした低品質なページは、人間の目で見れば、そこに”ある意図”の存在の有無を比較的容易に判断できる。この判断を行うのがペンギンだという。

SEO用に生成されるリンクの大半は、ターゲットサイトに向けるリンクそれ自体が重要なのであって、リンク発信元(ソース)サイトの品質やデザイン自体は重きをおかない。ソースサイトはユーザーの訪問は想定しないからだ。そのソースサイトがひどい/低品質なものであると正確に判断できるようになれば、そこから発信されるリンクの評価を調整し、自然検索順位のインテグリティを担保することができる。


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もともとリンク発信元のページをウェブマスターが逐次チェックして、不適当なものを Google に申請するというプロセス自体が無駄なわけで、そこを上手に Google が処理しますという話。ゲイリー氏がいう「ソースサイト」の価値判断は従来から行われていたことですが、その精度を高めてみましたという話ですね。

Googleの定義する「低品質なページ」の意図を理解せずに、「リンクの否認」で無駄な作業をしている企業が少なくありません。否認する必要がないページを否認しているケースをよく見かけるのですが、判断が難しいこともよく理解できます。結局、”低品質”なんて主観的なものなので、リンクの否認というシステム自体が不要なものだと思います。もう少ししたら Google が完全に処理するようになって否認システムがなくなるんじゃないですかね。

[PODCAST] Marketing Land Live #30: A conversation with Google’s Gary Illyes (part 1)
http://marketingland.com/podcast-marketing-land-live-30-conversation-googles-gary-illyes-part-1-194202


Marketing Land Live #30: A Conversation with Google's Gary Illyes (Part 1)
https://soundcloud.com/marketingland/marketing-land-live-30






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