共起語なんて概念は捨ててしまえ 時代遅れのSEO
(日本国内においては)比較的新しめに見えるSEO情報でも、実は登場時点ですでに時代遅れというものがあります。今回は「共起語」という概念について。『キーワードを元にニーズを探るのは良い、でも、そのキーワードを中心に書くことを大前提にするのはやめましょう』
作成したコンテンツの最適な配信時期と時間を考える
【初心者向け】 良質なコンテンツを作成すれば、勝手に自然参照リンクも増加するし検索順位も上がるわけではありません。作成したコンテンツを狙いのオーディエンスに届けるためには、工夫も必要です。
Googleがウェブマスター向けガイドライン更新、CSSやJavaScriptのクロールをブロックしないよう求める
グーグルのインデクシングシステムがモダンブラウザのようにウェブをレンダリングに基づいたシステムに変更されたことで、そのレンダリングを行うために必要な CSS や JavaScript ファイルへもクローラ Googlebot がアクセスできるよう確認することをガイドラインに明記。意味もなく robots.txt でクロールを禁止すると、インデックスに問題が生じて自然検索順位に悪影響も。
Google ペンギンアップデート3.0 傾向と対策
グーグルの検索アルゴリズム更新「ペンギン3.0」の傾向と対策について。基本的に、くだらない、しょうもない、古典的な検索エンジンスパム手法がターゲットになっているので、大抵の企業担当者は気にする必要はないはず。ただし、キーワード詰め込みや、あらゆる場所に同じキーワードを枕詞のように最初に用いるといった、一昔前の SEO を実践しているとペンギン3.0に捕まるので注意が必要だ。
SEOの考え方:サイトの基礎体力と順位改善施策の話
【要約】SEOはWebサイトの総合評価を高める(権威性や評判を構築する)ことと、検索順位を改善するための施策を平行して進める必要がある。前者は継続的なサイト運営と施策の結果として得られるものだから、それを前提に SEO は長期的な戦略を立てて実行する必要がある。
グーグル、ガイドライン違反例として「低品質のゲストブログ記事」を明記
Google、「低品質なゲストブログ」が同社ウェブマスターガイドラインに違反することを明文化。不正にリンクや PageRank を操作することを目的に構築・運営されたゲストブログが対象。
Google ペンギンアップデート3.0 は2014年内に実施
ペンギンアップデート3.0は年内に実施予定か。Google が English Google Webmaster Central office-hours hangout で明言。
Google SSL(https)ランキングシグナル、将来は暗号化強度も考慮
グーグル、SSL暗号化をする際の暗号化強度について、現状は強度レベルを問わず自然検索順位決定のシグナルとして利用しているものの、将来的にはより安全な(暗号強度の高い)通信が行えるウェブサイトにのみ自然検索順位のブースティングが受けられる可能性を示唆。
Googleニュース掲載メディアが HTTPS 暗号化時に注意することは?
Googleニュースに掲載されているメディアサイトがより安全なHTTPS接続に切り替えた場合、引き続き Googleニュースに掲載させるための特別な手続きは特に必要ないとのこと。
Google、HTTPS(暗号化)のランキングシグナルは検索結果にリアルタイム反映
グーグル・ジョン・ミューラー氏、HTTPSランキングシグナルについての質問に答える。https の反映はリアルタイムに行われるため、ウェブマスターは(https 変更後の検索結果が反映されるまでの)時間を待たなくてよい。https バージョンの URL がインデックスされ次第、即座にランキングに反映される。
Google、多言語サイト向け rel-alternate-hreflang のデバッグ機能を追加
ウェブサイトにrel-alternate-hreflangが正しく実装されているか確認できるデバッグ機能が Googleウェブマスターツールに導入された。
ペナルティを受けたサイト(ドメイン)の移転先に競合サイトを指定した場合、そのサイトの順位を落とすことが可能か?
ペナルティを受けたドメインの転送先に競合サイトを設定しても、その競合サイトにペナルティを押し付けることは基本的にできない。
Googleペナルティ解除を目的として新ドメインに移行することは有効か?
Googleガイドライン違反によるペナルティを回避するための手段として、ドメイン名のみを変更することは、必ずしも意味がない。旧サイトと新サイトが同一であると判断されれば、旧サイトに適用されていたペナルティは(リダイレクト設定が行われていなくても)新サイトに適用されることもある。
Google、Payday Loan アルゴリズム 3.0を発表、導入
グーグル、3回目となるペイデイローン(Payday Loan)アルゴリズムの更新を実施。先月2回目はウェブスパムの餌食になりやすいウェブサイトをターゲットとしたアルゴリズム更新に対して、今回は検索クエリをターゲットとしている点で異なる。
SEO:コンテンツの文字数や更新頻度は本当に関係ないのか?
Google の説明は正しい。正しいのですが、SEO の業務を遂行する上では(特に企業内のSEO担当者として動く場合は)更新や文字数、ページの長さをどのように制御するのかを結局考えないといけないので、SEO の考え方の話と、業務の話は分けなければなりません。
Googleは新gTLDを従来のgTLD(comやnet)と同等に扱う
グーグルは「.tokyo」「.みんな」などの新gTLD を .com や .net などと同様、普通のgTLD として処理する。取得制限が課されるコミュニティTLDも同様だが、実態として特定地域のウェブサイトのみが利用しているドメインであるなら、将来的に再検討する可能性あり。
[UPDATE] Google「バックリンクの重要性は薄れる」今後は著者オーソリティやコンテンツ分析へ
グーグル・マットカッツ氏、検索順位決定要因におけるバックリンクの重要性は今後薄れるとの見通しを述べる。著者やエキスパートのオーソリティ(権威性)評価やコンテンツ分析技術が進化することで、バックリンクが順位決定に与える影響力は低下する。
Google以上に便利? Bingウェブマスターツールが大幅に進化
Bing ウェブマスターツールも実は活用できる機能はいくつかあるので、Google にしか興味関心がない SEO担当者も、一応は画面を見てみることをお勧めする。インバウンドリンクデータくらいは使い道があるはずだ。
[解説] Google ಠ_ಠ、日本国内7つのSEO目的リンクネットワークにペナルティ(実施済)
やさしめ解説記事。Google 特別エンジニア・マットカッツ氏が日本国内のリンクネットワーク7つに、すでに制裁を科していたことを明らかにしました。該当ネットワーク参加サイト管理者には、Google からガイドライン違反通知が届いているはずです。本記事は、そもそも「リンクネットワークって何?」の解説から。
Matt Cutts,人気度と権威性の概念の違いを説明 目指すのはトピック単位の権威サイトの発見
Google特別エンジニア・マットカッツ氏が人気度、権威性、PageRank の概念について述べる。同社が最終的に目指すのは、クエリのトピック(分野・話題)に関連する権威あるサイトを上位に表示すること。
[SEO] 複数パスのパンくずリストが存在しても問題ない(SEOでなくUXの問題)
パンくずリスト、1つの商品に複数パスが設置されていても問題ない。一応 Google は最初のものを選択するとのこと。
Google、ゲストブログネットワークに制裁、MyGuestBlogが標的か?
グーグル、悪質なSEO目的のゲストブログネットワークを検索結果から排除。今後、そのリンクネットワークを利用していたサイトにも Google からガイドライン違反の通知が届く見込みだ。MyGuestBlog が今回の排除対象になった模様。
Google、人物の権威性に基づいて検索順位を決定していることを明らかに Author Rank
米グーグルのマットカッツ氏、In-depth articles ではオーサーランク(Author Rank)のようなものを適用していることを明らかにした。それ以外の適用範囲は不明、また In-depth articles においてもオーサーランクがどの程度の重み付けを持っているのか明らかではない。
Google、安全なSSL導入サイトの検索順位を優遇したい? 実現は難しそうだが・・・ SMX West 2014
グーグルのマットカッツ氏、SMX West 2014 において、Barry Schwartz氏の質問に答える中で セキュアなSSL導入サイトの検索順位を優遇(ランキングブースト)したいとの考えを述べる。すぐ実現するという話ではなく、色々と課題もありそうだ。
Google、TwitterやFacebookデータはランキングに利用せず、Google+はパーソナライゼーションに利用 SMX West 2014
グーグルのアミット・シンガル(Amit Singhal)氏、Twitter や Facebook データを Google検索順位決定シグナルとして用いていないと説明。同社は Twitter や Facebook のデータにアクセスする権限を有しておらず、そうしたシステムを構築すること自体が困難。
[SEO] 文章の難易度は検索順位と一切関係ない
文章のわかりやすさ、難易度それ自体は検索順位に一切影響しない。SEO の問題ではなく、コンテンツ、ライティングの問題。わかりやすいことに越したことはない。
Google SPYW (Search, plus Your World) の基本を理解しよう
グーグルが2012年1月に米国でリリースした、新しい検索機能・Search, plus Your World(SPYW) の基本的なおさらいをしよう。Search, plus Your World は、あなたが交流や面識ある、知人や友人のコンテンツを検索しやすくする、パーソナル検索結果を提供する検索機能だ。
[SEO] URL文字列は2,000文字以内を推奨
検索エンジンは何文字までのURLをクロールできるのか?Googleによると、2000文字以内が推奨とのことなので、普通は一切気にする必要はないだろう。
[SEO] 無関係な話題のサイトからの被リンクを否認する必要はない
リンクの否認ツールを利用するのは、Google からガイドライン違反を受けた(≒おかしな外部リンク対策を行っていました)というケースを除けば、『明らかに不自然な、意図不明なリンクが非常識な数で張られている』ような場合のみです。
「ユーザに価値あるサイトを運営する」ことが優れた SEO になる理由
SEOのアドバイスが「ユーザに価値あるサイトを運営せよ」という言い方になる理由.「ユーザに価値あるコンテンツを継続的に提供する、そういったサイト運営をせよ」というアドバイスは、SEO のテクニックを求めたい人にとっては刺さらない言葉かも知れません。しかし、本質は「ユーザを向いたサイト運営を心掛けることは、結果的に Google が高評価したい数多くのシグナル(手かがり)を生み出すことになる」ことにあります。
スターバックス, CNET、エコノミスト…SEOの一環でGoogle+に取り組む企業
米Starbucksや英The Economist が SEO を念頭に Google+ の運用に取り組んでいる。Google+ での活動や評価が検索エンジンでの評価に密接に関わってくる可能性が高く、検索マーケティングを重視する企業は動向を注視している。
SEO:Googleが薦めるファセットナビゲーション設計のベストプラクティス
『SEO的に優れたファセットナビゲーションの作り方』グーグル推奨のファセットナビゲーションのSEO観点のベストな設計・導入方法について。重複コンテンツ問題と不要コンテンツのクローリング問題を解決するために、パラメータの整理とURL正規化が重要となる。上級者向け。
タギング/サイト内検索結果ページは SEO に有効な手法なのか ? 歴史と背景
過去の知識整理。かつて Technorati が SEO に最大限活用していたタギングによる検索順位の改善は、現在では有効ではありません。そもそもタギングやサイト内検索の何が問題なのか、今日それらを SEO の効果増幅のために利用したい場合は何に注意すればよいのか。
「SEO的に優れた無限スクロールの実装方法」Googleからのアドバイス
Googleが検索エンジンに配慮した無限スクロールの導入方法を公式ブログでアドバイス。クローリングできるようページ分割したものを用意するのが原則。プログレッシブ・エンハンスメントを前提に設計しよう。
米Google、リッチスニペットスパムへの対処を開始
グーグルが、リッチスニペットを悪用して検索トラフィックを増やそうとしているサイトに制裁を開始した模様。手動対策(manual action)が適用される。
Google PageRankを初期化(リセット)する方法 - 被リンク評価をゼロにする
サイトや事業閉鎖などの事情によりドメインが不要になった時、そのまま手放すと悪意ある人々に悪用される恐れがあります。本コラムでは、契約期間中に自分でドメインプロパティ(検索エンジンから与えられた評価、PageRank)を初期化する方法を紹介します。
Google、ゲストブログをSEO目的に利用することに警告 - スパム判定の恐れあり
他ユーザーのブログにゲスト投稿することに対して警告。SEOの外部リンク獲得目的のためにゲストブログ/投稿を乱用することはスパム以外の何物でもない。
SEO担当者が知っておきたい、Google検索とGoogle+の関係
検索とソーシャルが交差する世界を見据えて、Google+を研究している人が増えています。検索トラフィックの獲得を担うSEO担当者にとっても、Google+と検索がもっと連携を深めた未来を見据えて、いま対策できることは整理しておきたいところです。2014年1月1日時点で、Google+は検索結果にどんな影響を及ぼしているかについてまとめます。
「.みんな」「.bike」「.coffee」などの新gTLDはSEOに有利ですか?
gTLDが次々と増えていきますが、これら新gTLDは検索順位やSEOに有利に働くのか?答えは、全然関係ありません。「.みんな」ドメインでホームページを開設しても、Google検索結果で順位が上がる、SEOに効果的ということは一切、ありません。
[SEO] 中古ドメインへのGoogleペナルティ適用は永久ではない
契約期限切れで手放されたドメインのペナルティ適用期間はどのくらい?過去の所有者がウェブスパムを行っていた中古のドメインは、どのくらいの期間そのペナルティが継続適用されているのか?
[SEO] 嫌がらせのリンクを張られた時は被リンクの否認(link disavow)を行えば良い
全く無関係で害の及びそうなリンクを受けた時は、当該サイト管理者に連絡してリンクを削除してもらう、Googleのリンク否認ツールを用いてリンクを無視するよう要請することが望ましい。
[SEO] Google、再審査リクエストは短期間に繰り返してはならない
グーグルが、再審査リクエストが受け入れられなかった場合、そのサイトからの次の再審査リクエストは1~2週間待たないと受け付けないと明言。その間に不自然なリンクを全部取り除いて、次の再審査リクエストで確実に問題解消に向かうようにしてほしいとアドバイス。
SEOに取り組んで、顧客にどんな価値を提供したいのか? - マーケティング目標の話
キーワードと順位のレベルで考えるのではなく、自社のサイトや事業におけるどんな課題や問題を解決したいのか、どんな価値を提供したいのかまでを具体的に描いた上で、SEOの戦略に落とし込めば、もっと優れた成果を生み出すことができるはず