Terra Lycos、米 FindWhat.com と提携してPPC広告提供を始める
TerraLycos は 12日、新たに有料広告型検索サービス(PPC広告)を開始することを発表した。
TerraLycos が新たに開始するサービスは "Lycos InSite(TM) AdBuyer。オークション形式でキーワード毎に1クリックあたりもっとも高い入札をした企業のサイトが検索結果の上位に表示される。このサービス提供に当たり、米 FindWhat.com社と提携をする。
FindWhat.com は米国で広告型検索サービスを展開している企業。CNET や Excite、NBCi、Dogpile 等の検索サービスに有料検索結果リストを提供している。
TerraLyocs のジェネラルマネジャー、Tom Wilde氏は「ウェブ検索は毎日3億5千万回以上行われており、キーワードを利用したマーケティングはもっとも効果的な広告の1つである。」「Lycos InSite を導入することにより、我々は広告主に対して一貫した検索エンジンマーケティングサービスを提供できる」とコメントしている。
広告型検索サービス市場では、米 Overture Services が 米 Yahoo! や 米 MSN といった大手ポータルサイトに検索結果を提供しており成功を収めている。広告主からも、ペイパークリック型の検索エンジンを活用した広告は費用対効果の面から無視できない広告媒体と考えられており、今後も成長が見込まれる。TerraLycos は自社ポータルサイト内に独自で広告型検索サービスを導入し、米 Overture に追随したい考えと思われる。
TerraLycos のInSite Adbuyer を利用する為には初期費用として$50が必要。また、キーワードへのビットは1クリックあたり最低$0.05からとなっている。