中部電力株式会社とTIS株式会社は2005年3月9日、共同でインターネット上での効率的な情報収集を可能にする「リンク集自動生成技術」と「リンク集視覚化技術」を開発、これらの技術を用いた検索サイト「NSBoard(エヌエスボード)」を試験公開したことを発表した。
「リンク集自動生成技術」は、利用者が求める情報をより効率よく収集するための支援技術。インターネット上から既存のリンク集を網羅的に収集し、これらをサイトの「信頼性」や「関連性」といった観点で評価する。具体的には「より多くのリンク集から参照されているサイトほど信頼性が高い」という基準で特定分野の主要サイトを見つけ、「あるリンク集内で同時に参照されているサイト同士は互いに関連が深い」という基準でサイト間の関連性を評価する。
一方、「リンク集視覚化技術」は、自動生成したリンク集の膨大な情報を、ビジュアルにわかりやすく表示する画期的な技術。専用に開発した視覚化ソフト「NSMap(エヌエスマップ)」により、主要なサイトやキーワードを画面上で直感的に捉えることができるようになる。
これら2つの技術を組み合わせることで、ユーザーは目的とするサイトに効率よく到達できるとしている。
検索サイト「NSBoard」は世の中のトレンドから専門分野まで600以上のカテゴリの有用なリンク集を自動生成して提供。リンク集は2週間毎に更新される。
NSBoard