日本語キーワード「JWord」のユーザー数が1,000万人を突破したと発表された。
株式会社アクセスポートは、同社が提供するアドレスバーから日本語でウェブサイトに検索及びアクセスが行えるサービス「JWord」の利用ユーザーが2003年8月25日で1,000万人を突破したことを発表した。
Jwordの売り込み時にはいつも中国の例が引き合いに出されているので今回もプレスリリースでチェックすると「既に中国語圏では4,000万以上のアクティブユーザーに毎日3,500万回利用されている実績のあるサービス3721.comの日本語版」。中国では「アクティブユーザーが毎日 3,500万回利用している」と明言しているのに対して、日本国内ではいつも「利用ユーザー数」という言葉を用いての数の発表。
では「利用ユーザー数」とは何を指すか。すると「キーワード登録について」http://www.jword.jp/regist/のページに次の記載があります。JWord Plugin (日本語キーワードキット)をインストールしているユーザーが764万人(2003年8月22日時点)、JWord 対応の hatch innソフトを利用しているユーザー数が237万人(2003年8月22日時点、推定数)。この数字を合わせて1,000万人ということのようです。つまり、この1,000万人という数字はあくまでJWordプラグインがPCにインストールされている数を指しているのであって、"実際にJWordの機能を使ってアドレスバーから直接検索/アクセスを行っている人数"ではないわけですね。
やはり興味があるのは、実際に日本で”アクティブに”利用しているユーザーは毎日どれくらいいるのか、という点ですね。2002年5月17日のサービス開始時点から、インストールベースの数は順調に増加してきているようですので、今度はいかにユーザーにJWordを使ってのアクセス&検索を行わせるか、という点がビジネスの成否のカギを握っています。
JWord