ユーザビリティコンサルティングの株式会社ビービットとECジャパン株式会社が両社の長所を生かして、ユーザビリティとSEOを組み込んだWebサイト構築ソリューション「SUO(Search Engine & Usability Optimization)」を販売します。
従来だと、ユーザビリティを整えつつ検索エンジン対策を行おうとすると、それぞれ別の会社に依頼して別々にプロジェクトが進んでしまったり、あるいはユーザビリティを改善したWebを構築した後にSEOを組み込もうという非効率な順組み合わせになってしまったのですが、今回ECジャパンとユービットが共同で両方をまとめて提供することで投資対効果的にもパフォーマンスが高いWebサイトを構築できる、と。
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SUO (= Search Engine & Usability Optimization)という名前がおもしろかった :)
これ、私はこの商品の持つインパクトはわかりますが、今の企業側の姿勢ってどうなんでしょうね。私の印象ではまだまだ ECサイト構築における「ユーザビリティ」と「SEO」の両者が融合することの意味を理解していない企業が大半ではないかと。いまはSEOが話題になってるから「とりあえずSEO」と近視眼的な考え方の企業担当者が多いような気がするので、いかに彼らに理解させるかといったところでしょう。
先にWeb構築を完了してから SEO を取り入れるようとすると、施策できる範囲が限られてしまうためにSEOのパフォーマンスが落ちます。ユーザビリティとSEOを順番に組み込むのではなくWeb設計段階において両者を組み込めば妥協することなくWebサイトのeコマースプラットフォームとしての力を最大限に引き出すことができるわけです。
ビービットとECジャパン 企業ウェブサイトのニューアル向け共同ソリューションを発売開始 [Press Release]