AlltheWeb SEO 対策第4回目、AlltheWeb へのURL登録方法についてです。
AlltheWeb はURL登録について、無料(Free Submission Service)と有料(Lycos InSite™ Search Engine Submission)の2つの窓口を設けています。
AlltheWeb登録方法 (1) - 無料のURL登録フォームを利用する
まずは無料、Free Submission について。URL申請は次のページにて行えます。
http://addurl.alltheweb.com/add_url
このURL申請フォームから申請すると、次回 AlltheWeb のクローラーが巡回する時の巡回先URLとしてスケジュールに組み込まれます。登録申請 = 即座にクローラーがやってくる、わけではありませんので注意して下さい。
AlltheWeb は自動登録(Natural Index)、つまりクローラーがリンクを辿りながら新しいページを見つければ自動的にインデックス追加していくタイプのクローラーですが、経験上申請しないとなかなか登録してくれません。残念ながら Googlebot ほどよくないようです。従って未登録のサイトで AlltheWeb にも登録したい場合は上記 URL登録フォームから申請することをおすすめします。
申請する時にはWebサイトのトップページのURL1つだけ申請すれば大丈夫です。トップページのURLだけ申請しておけばクローラーがサイト内のリンクも辿ってページを拾ってくれます。サイト内の全ページのURLに一つずつ申請する必要は全くありません。
AlltheWeb のインデックス登録までの時間とその更新頻度についてですが、1ヶ月以上の時間がかかると考えて下さい。以前、AlltheWeb はインデックス更新間隔を 9〜11日に短縮できたというプレスを流したのですが実際そんなことはありません。現在の FAQ には2,3週間と書いてありますが、2,3週間ではまず登録されません。
ちょうどこのコラムを書いている時に NTTデータキュビットさんのサイトにて「AlltheWeb に登録できない」という記事を見かけたのですが、何度登録申請しても AlltheWeb は登録してくれません、そんな検索エンジンなんです(2004/01/02 時点でもまだ登録されていないようですね)。
また、AlltheWeb 無料のURL登録は、「申請したからといって確実に規定の時間内にクローラーが巡回しインデックスに登録することを保証するものではありません」。従って、運が悪ければ2ヶ月も3ヶ月も登録完了までに時間がかかることもあります。
AlltheWeb登録方法 (2) - PFI で手早く登録
それだけの時間をかけたくない、速くAlltheWeb のインデックスに登録したい、短いサイクルでクローラーに訪れてAlltheWebインデックスに最新情報を反映させたいという方は、有料のPFI(ペイドインクルージョン)「Lycos InSite™ Search Engine Submission」を利用するといいでしょう。名前が「Lycos」という名前がついていますが、これは AlltheWeb のPFIの受付窓口は 米Lycos が担当しているためです。この Lycos の PFI に申し込めば、申し込み後72時間でインデックスに登録完了、以後 24 - 48時間毎にクローラーが訪れインデックスに最新情報を反映するようになります。また、アカウント画面から毎日のクリック数、キーワードリファラー、ROIレポートも出してくれるというおまけつきです。
AlltheWeb の PFI 料金は年間セットアップフィーが $20、これに1URLあたり $15 の費用がかかります。登録URL数に応じてディスカウントがあります。また Lycos は同時に Inktomi の PFI 申し込みも受け付けており、Inktomi / AlltheWeb の PFI を同時申し込みしてもディスカウントが受けられます。いずれにせよ PFI は決して高い金額ではありませんし、先述した各種レポートも出してくれますので商用サイト運営者であれば出しても良いお金でしょう。これだけのお金でクローラーの心配をする必要がなくなるなら安いものです。
なお PFI に関する毎度の注意事項ですが、PFI ですので保証されるのはインデックス登録とクローラーの定期巡回までです。任意のキーワードにおける順位保証は一切ないことを念のため付け加えておきます。
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AlltheWeb SEO 対策 - (I) AlltheWeb って何?