AlltheWeb SEO 対策第5回目は無料のURL登録フォームを使う時の注意点、Submission Code についてです。
AlltheWeb の Submission Code は暗唱番号(文字)
前回紹介した、URL登録申請ページ「Add AlltheWeb to your site」http://addurl.alltheweb.com/add_url
次のような画面がありますね。
この、フォームの上に並んでいる読みにくい文字が並んでいますね。上の例では EV2A7SLm という文字です。これが Submission Code (サブミッションコード)と呼ばれるものです。暗唱番号のようなものです。この文字は、フォームのSubmission Code:欄にそのまま正確に入力する必要があります。これが間違っていると、URL申請は行えません。
上記ページにアクセスするたびに、毎回異なる Submission Code が表示されます。上の画面はあくまで私がアクセスしてキャプチャーした時のものです。皆さんが上記ページにいくとまた異なる Submission Code が表示されているはずですので、それを読み取って正確に入力して下さい。
申請ボタンをクリックした後、もし次のメッセージが表示された時は失敗したことを意味します。
We are sorry. The Submission Code you typed into the text box has now expired. Please click here for a new Submission Code.
戻ってもう1回 Submission Code を入れ直してね、ということです。
なお、まれに絶対読めない文字が表示あれることがあります。l (エル)なのか 1 (数字の1)なのか、それとも f (エフ)なのか区別できないといった、認識不可能な文字を目にすることがあります。その時はページをリロードして下さい。すると Submisson Code が変わります。Submission Code のシステムを用いているサイトは AlltheWeb に限らず、時としてこのような問題が発生しますので、その時はリロードして読めるコードが出しましょう。
AlltheWeb に URL申請する時には必ず上記URLに自ら直接アクセスして申請を行って下さい。URL一括登録ツールのようなソフトウェアやツールによって申請する類のものは使用しないで下さい。この理由は Submission Code なるものがなぜ要求されるのかその背景を知ることで理解できるでしょう。
なぜ Submission Code があるのか
なぜSubmission Codeなるものが存在するか。これはURL登録申請スパムに対処するためのものです。ロボット型検索エンジンへURLを申請する時には任意のURLを1回だけ申請すればよいのですが、世の中にはこのルールを全く守らない輩がいます。検索エンジン一括登録ソフトや一度の申請で同時に複数検索エンジンに申請を依頼できる CGI などを利用して、毎時間のように URLを申請したり、あるいは数百ものURLをまとめて申請してくるユーザーがいるのです。しかし検索エンジン会社から見れば単にリソースの無駄遣いにすぎません。
こういったURL登録申請のルールを守らないユーザーの大半はソフトウェアやツールを使用しています。そこで、これらのスパマーを排除するために導入されたのがこの Submission Code です。これは人間の目でなければ認識できません。ソフトウェアでは読めないように画像にしている上、スキャンできないようにフォントの形も変形させています。コンピュータではこれらの文字を認識できないわけです。
AlltheWeb の無料URL申請の時は、直接ページにアクセスせよ
つまり AlltheWeb は「URL登録申請する時は人間がマニュアルでこのページから行ってね」といってるわけです。得てしてスパマーに悪用されるツールは使うな、使っても登録させませんということです。従いまして、ちまたには「このページから申請すると複数の検索エンジンにまとめて申請できます」という無料ツールが存在しますが、AlltheWeb に申請する時はこれらの一括登録ツールは使わない方が無難です。別に使ったからといってスパムサイト扱いされることはありませんが、Submission Code を入れていないから適切に申請できていないわけで、従って一括ツール自体使うのが無駄ですね。
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