米調査会社Forrester Researchは2004年の有料リスティングへの企業の支出額は2003年の19億ドルから47%増加の28億ドル規模になると予測している。
New York Times 誌より。この有料リスティングの成長は他のどの形態の広告よりも著しいという。
問題はこの広告市場が果たしてどこまで大きくなるかで、Google や Yahoo! - Overture はこの広告のリーチを広げるためにWebコンテンツ上に広告を掲載することに躍起になっており、BizRate.com や Shopping.com といったショッピング検索や CitySearch などのローカル情報サイトは有料リスティングに乗り出してきている。しかし広告主の不安の種は、果たしてコンテンツターゲット広告で適切な消費者に適切なタイミングでアプローチできるかどうかという点で、例えばスーツケース会社の広告が、殺人者が被害者をスーツケースで運んだというニュースページ上に表示されたらいやですよね?といった問題点も指摘しています。
検索広告が人気あるのは
The main reason that search advertising has been successful is that it presents advertising that consumers might actually want to see. Someone searching for information on arthritis may well be as interested in ads by drug companies and chiropractors as the reports by medical foundations and information sites found by the search engines. (New York Times)
消費者が望んでいると思われる広告を、それに関する情報を探しているタイミングで表示できる点にあるわけですが、コンテンツターゲット広告はそうじゃないよね、というわけです。
[Source]
More Businesses Are Turning to Paid Listings on Search Engines [New York Times]