Googleは18日、コンテンツターゲット広告「アドセンス」のレポート表示機能などの機能強化を行った。
今回新たに追加された新機能は次の4つ。
高度なレポート機能:チャネル
アドセンス広告のレポートがより詳細に表示されるようになった。具体的には「チャネル」と呼ばれる概念が導入され、複数のWebページをこの「チャネル」にまとめることができる。
例えば自動車関連のページ群とオートバイ関連のページ群をそれぞれ別のチャネルに束ねておくと、両者の平均クリック率や収入を比較することが可能になる。また、バナー広告とスカイスクレイパー広告の効果測定を行うなどといったこともできる。
CSV形式でダウンロードできるレポート
アドセンス広告のレポートを CSV形式でダウンロードできる機能が追加された。CSV形式なので他のアプリケーションに読み込むことが可能で、アカウント情報の詳細な分析などに活用できるようになった。
代替広告の色の追加
アドセンス広告レイアウト用コードでの代替広告選択時に、無地一色を選択できる機能が追加された。
フレーム内のアドセンス広告のサポート
フレームを利用しているWebページにアドセンス広告を掲載する場合でも、コンテンツに沿った適切な広告が配信されるようにフレームがサポートされた。管理画面内で. [フレームのページ] の設定を有効にすることで、Googleクローラがフレームページをクロール、適当な広告を配信してくれる。なお、広告レイアウト用コードはコンテンツと同じフレーム内に配置する必要がある。