Examining Searcher Perceptions of and Interactions with Sponsored Resultsより。ユーザーはタイトルを見て無関係の判断を、サマリーを見て関連性の判断を行っていることが明らかに。
リスティング広告の関連性の判断:
リスティング広告のリンクが関連性ありと判断する際の基準はサマリ(67.1%)で、タイトルは13.8%にすぎない。一方リスティング広告のリンクが関連性なしと判断する際の基準はタイトル(56.2%)。
ナチュラルサーチの関連性の判断:
ナチュラルサーチのリンクが関連性ありと判断する際の基準はサマリ(42.4%)とタイトル(41.3%)。一方ナチュラルサーチのリンクが関連性なしと判断する際の基準はタイトル(59.6%)。
その他:
取引目的で検索する時、ナチュラルサーチを最初に見る人が82%、リスティング広告を最初に見るのはわずか6%。従って、ユーザがウェブ検索を利用する時、リスティング広告より先にナチュラルサーチを見る。
取引目的で検索する時、73%はナチュラルサーチとリスティング広告両方を見るが、ナチュラルサーチしか見ない人は27%。一方でリスティング広告だけを見る人はゼロ。従って、ユーザがウェブ検索を利用する時、ナチュラルサーチとリスティング広告両方を見る。
また、取引目的で検索する時、ユーザはリスティング広告よりもナチュラルサーチをより関連性があるとみなす。
Jansen, B.J. & Resnick, M. (2005). Examining Searcher Perceptions of and Interactions with Sponsored Results. Paper Presented at the Workshop on Sponsored Search Auctions at ACM Conference on Electronic Commerce (EC'05), 5 – 8 June 5, Vancouver, BC, Canada.
ref.