CNET JAPANによるとマイクロソフトは6月24日にウェブサイトやPC内を横断的に検索できる「MSNサーチ ツールバー with Windows デスクトップ サーチ」(MSNサーチ ツールバー)の日本語版をリリースし、さらに翌25日に同社が独自開発した検索エンジンの正式版を提供することを明らかにした。
WindowsデスクトップサーチはWindows OSに標準搭載されている検索機能を拡張し、ローカルPC上に保存されているファイルをキーワードで検索できるソフト。MS Office文書やMP3、GIF、JPEG、Adobe PDFファイルなどが検索できる。Windowsデスクトップサーチは英語版で既に日本語ファイルが検索できたが日本語版公開によりインターフェースも日本語となる。同ツールはMSNサーチツールバーと共に配布される。
そのMSNサーチツールバーには新たにタブブラウジング機能を追加。同じ1つのウインドウ内に複数のウェブサイトを表示できるようになる。
一方6月25日からはMSNサーチの日本語版が正式稼動する。MSNサーチは現在米Yahoo!子会社Inktomiの検索エンジンを採用しているが、自社開発の検索エンジンに切り替える。MSNサーチは6月20日にNetRankやNeural Netなどの技術を取り入れて検索性能を改善するなど準備を整えていた。MSNサーチでは従来のWeb検索や辞書検索のほか、エンカルタ百科事典から検索することも可能になる。
MSNサーチは米国では2005年2月1日より正式提供され、Windows Desktop Searchも5月15日に正式リリースしていた。遅れること4ヶ月、ようやく日本語版が披露されることになった。
MSN、ついに新たな日本語検索エンジンへ切り替え--デスクトップ検索も正式版に
[CNET]
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20084684,00.htm
cf.
MSNサーチ ツールバー with Windows デスクトップ サーチ