[UPDATE] 米Googleは2005年12月8日、アドワーズ広告が入札金額を決定する際に用いる品質スコア(Quality Score)の要素として新たにランディングページを追加したことを明らかにした。
品質スコアは2005年8月より導入された新しい指標。クリック率やテキスト広告、キーワードの過去の掲載結果やそのほかの関連性に関する要因に基づいて決定しており、このスコアでキーワードの品質を評価し、最小入札価格を決定している。今回の変更で、ランディングページのコンテンツとレイアウトの要因が品質スコアを左右するようになる。
Googleは今回ランディングページの要因を追加した理由として、探している情報に合致すると信じてクリックしたアドワーズ広告のランディングページに期待する情報がないためにユーザーのアドワーズ広告に対する信頼性や検索体験が損なわれることを防止することを挙げている。つまり、ランディングページの品質を評価することが広告クリエイティブと無関係なランディングページが設定されることを防ぎ、アドワーズ広告の信頼性を保ち、結果としてユーザーの広告体験を高めることができるという。