株式会社オプトは2005年12月22日、株式会社電通とインターネットマーケティング分野全般における業務・資本提携を行うと発表した。オプトは株式および新株予約権を発行し、これを電通が引き受ける。2006年1月に電通がオプトの第三者割当増資に応じて約34億7000万円を出資、5.1%の株主となる。予約権の行使期間は2年間で、行使後の出資比率は約16.6%。電通はオプトを持ち分法適用会社とする方針。オプトは得た資金を人員の拡充やM&Aを含めた新規事業開発などに投資していく。
電通・オプト両社は1名ずつ共同委員長を立てて業務提携推進委員会を発足、今後詳細について協議していく。協議項目としてクライアントに対するインターネット広告企画の共同提案、新たなインターネット広告枠やコンテンツの共同企画開発、検索リスティング広告を中心としたSEM(検索エンジンマーケティング)分野の協業などが挙げられている。また、海外における共同事業、インターネット広告効果測定システム、モバイルマーケティング、両社の子会社および関連会社間の連携などについても協議を進める予定。電通は来年4月に非常勤取締役1名をオプトに派遣する。
株式会社オプト
株式会社電通