米Microsoftが「adCenter Labs」を再公開した。4月末にいったん手違いにより公開されたがすぐに閉鎖されていた。
公開されているツールは次の通り。
Search Funnelは同一検索セッションにおいて、指定したキーワードに続けてユーザーがどんなキーワードで検索しているかを検索ボリューム/割合と共に表示するツール。例えば lexus と検索した後にBMWと検索したユーザーが8.94%、toyotaが6.91%、acuraが5.62%ということがわかる。
Search Volume Seasonality Forecast
検索キーワードのトレンドを表示するツール。Googleの「Google Trends」に相当。入力したキーワードの検索ボリューム推移を2003年からグラフ表示する。
Webサイトのコンテンツを分析してカテゴライズするツール(?。私の環境では動作しなかったため確認できず)
指定したキーワードをカテゴライズするツール。例えば「SEM」と検索すると、Library SciencesやWork & Money Businessに該当すると表示する。
指定したWebやキーワードの人口統計データを表示する。例えば www.sem-r.com と検索すると、25~34歳の訪問者が最も多く、27.20%を占めており、18歳以下が9.80%、18歳から24歳が26.80%といったデータを表示。また、男女構成比では69% : 31% (男:女)といった情報も表示する。Microsoft Passport のデータを基に算出していると推定される。
Detecting Online Commercial Intention
入力した検索クエリのコマーシャルインテント(購買などのトランザクションの意図を持っている割合)の確率を数値で表示するツール。例えばprasma displayと検索すると0.55523、lexusで0.95569、notebookで0.39901 など。Webサイトを入力した場合はそのサイトが情報提供型なのかコマーシャル型(物販)なのかの確率を表示。
Microsoft adCenter Labs